
いよいよ、この週末がやって来てしまいました。
この2~3日に渡り、深く愛して来た作品が次々と最後となるイベントを迎えており、私の周囲には心にポッカリどころかコロニーが落ちたくらいの衝撃を受けた方も多いようです。
私の場合、仕事の都合もありドームには最初から参戦するつもりは無かったのですが、この土日だけでも大変な想いをしております。。
2010年、OVAから始まった佐藤順一監督作品「たまゆら」
神奈川県横須賀市汐入、そして広島県竹原市を舞台とした普通の少女たちが成長して行く過程を描いた作品と言ってしまえばそれまでなのですが、佐藤順一監督の世界観満載の本作品はとにかく日常でありつつ、カット割りや独特の間など心理描写が秀逸で心の奥にスッと入ってくるのです。
OVA『たまゆら』が好評だったことでTV版第1期『たまゆら〜hitotose〜』で高校1年生を描き、第2期『たまゆら〜もあぐれっしぶ〜』で2年生、そして劇場版4部作である完結編『たまゆら〜卒業写真〜』では進路に悩み、人生の生き方を決断し巣立っていく3年生が描かれています。
2016年4月2日、いよいよ完結となる『第4部 朝-あした-』が公開されました。
気付くと涙が流れていることもあるくらい、とにかく感情移入しやすい作品の一翼を担っているもの。それは「音楽」特に「歌」だと思います。
OVAの主題歌は坂本真綾さんが歌う荒井由実さんの『やさしさに包まれたなら』でした。歌声、内容共、世界観にピッタリで一気に引き込まれてしまいました。
最後は同じく荒井由実さんの『卒業写真』で締めるのは想像出来なかった訳ではありませんが、『第3部 -憧あこがれ-』上映後に流れたこの予告編で現実となった歌声を聴いた瞬間、涙を流して放心状態になりました。
実はTVシリーズを製作している時から最後は劇場で坂本真綾さんが歌う『卒業写真』が流れる中、卒業を迎えたいという気持ちが監督にはあったそうです。
『たまゆら』という作品は「坂本真綾」「中島愛」という2人の才能にずっと支えられて来たと私は感じています。この2人が居なければ、ここまで思い入れることは出来たであろうか・・・

このタイミングで『「たまゆら」主題歌コレクション~卒業写真~』が発売されました。どの曲も本当に素晴らしく心に沁み込んできます。絶対オススメの一枚。
劇場で販売された物には2人のサインとメッセージが入った色紙が付いてくると言うので尼をキャンセルしたのですが、前日の疲れから体調不良で早くに起きれず朝9時には完売しておりました。。
実は発売日にハイレゾ版を購入しておりました。どの道CDは購入するつもりでしたし、FlyingDogさんは音質が良いのですが、どうしてもこのアルバムだけはハイレゾで聴きたかったのです。
案の定、2人の繊細な歌声と「たまゆら」の楽曲達はハイレゾ向きでした。しかも、私のDAPからイヤホンに至る環境はこのアルバムを聴く為に今まで育てて来たのかと思うくらい、素晴らしい相性でいつまでも聴いていたいと思えるほど。
特に「まめぐ」はマクロスFの後、「たまゆら」と出会って一気に成長して行きました。器用に他の分野でも歌えてしまうので成長するほど自分自身に悩み、休養するに至ってしまいましたが、私にとって「まめぐ=たまゆら」なんです。(意外ですか?)
ですから劇場版は代役を立てず真綾さん一人で引っ張ってきました。順当なら「ちっすー」なんですけどね。TV版終盤で出て来たし。でもそうしなかったのも納得。
全て観終えた今、コレを聴くと感じるものがありませんか?
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以前から横須賀市観光課が協力し様々なイベントを開催して来ましたが、地元の協力もあり今回も
スタンプラリーを開催しております。
ちょっと遅めの昼食でTSUNAMIさんに行って来ました。

楓のチェリーバーガー \1,404(税込)
さすがのボリュームですw
実は朝、物販の為だけに横浜ブルクへ行き、その後仕事に向かいました。そして早めに切り上げて汐入へ。

本来の目的はスタンプラリーはもちろんですが横須賀HUMAXシネマズです。
やはりこの作品は汐入で観たいですよね。
・・・・・舞台挨拶もあるし♪
という訳で、沢渡 楓 役の竹達彩奈さん、桜田 麻音 役の儀武ゆう子さん、そして佐藤順一監督に会ってきました♪

「あやち=あずにゃん」のイメージしか無かったデビュー間もない頃に「たまゆら」と出会った竹達彩奈さんもまた、「たまゆら」と共に成長して来ました。
儀武ちゃんがまるで前説のように登場し、あっけに取られて本人だと認識できない会場内w
どう見ても麻音ちゃんチックな服装なのですがしゃべり始めてようやく認識ww
てか、相変わらずMC上手過ぎ(^^;
まぁ、色々あってこの時期になった事をネタに・・・楽しい時間でしたが内容は書きません。あやちもアノ服装で♪
途中、舞台に上がった横須賀市観光協会の方々から感謝の花束贈呈。
その時は普通に拍手していたのですが実は・・・・・

それぞれこのイメージの花束だったのです!
そんな気遣いを聞いて本人たちはもちろん、会場からも感動の大きな歓声が上がりました。例の作品の時もそうでしたが、さすが横須賀市!
あ、カントクは何となくのイメージでw
とにかく、素晴らしい作品の最後をこういう形で迎えられて自分的には良かったです。
「ARIA」も素晴らしかったですが、オリジナル作品である「たまゆら」は佐藤順一さんの世界観を満喫でき、作品的にも良い完結でした。こういう作品は少し時間を置いてからもう一度観たいですね。余韻も凄く大切です。
竹原にも行こう、行こうと思ってなかなか行かれてませんが、残念な出来事がありましたね。やはり行かねば。
さて・・・・・明日も横須賀を舞台とした飛犬作品とお別れしてきます。。。
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Posted at
2016/04/03 00:09:20