
A250に乗り換えて初めての遠出をしました。
行き先は名古屋。「総行程567km」満タン出発で行程の9割以上が高速道路。丁度無給油で帰って来られるかな?くらいの距離です。
帰宅後に給油したら「49.8L」入り、今後の基準となる燃費最高記録「11.43km/L」が出ましたので検証してみます。
ちなみに前車A180での最高記録は15.40km/L、平均燃費は11.20km/Lでした。
最高記録が出たのは8月、やはり遠出して高速道路が多かったので比べるには同じような感じですが、今回のほうが条件は良いです。
カタログ値では次の通り
燃料消費率 JC 08モード走行(国土交通省審査値)(km/リットル)
A180 Sports : 17.6
A250 SPORT 4MATIC : 13.7
同型車種でありますが車両重量は90kgほど重く、排気量もパワーも違います。そして今回は「4MATIC」に加え「ディストロニック・プラス」が搭載されています。前車にこれを搭載していたら、恐らく乗り換えていなかったでしょう。それくらい自分にとってはポイントになります。
つまり任意に設定した速度で車間距離を最適にキープしてくれるクルーズ・コントロールですが、実働速度域が国産車とは違いますから現実的に使える仕組みというのも輸入車に拘る理由かもしれません。。
今回の行程ですが、ポイントは次の通り。
・自宅近くで給油、カウンターをリセットして出発
・給油地から東名高速のICまで近く、渋滞なし
・行きは東名高速、海沿いの比較的なだらかな地形
・途中、静岡に寄るが移動距離、渋滞はほとんどなし
・名古屋での下道移動はほとんどなし
・帰りは新東名高速、若干山間だが直線道路
まぁ、こんな感じです。つまり、ディストロニック・プラスの恩恵受けまくりの行程という事になります。
ダイナミックセレクトは快適性を優先する「Comfort」
前車と同じく「
SPRINT BOOSTER」を装着しております。
恐らく、今後これよりも良い条件で走ることは無いと思われますので限界値と思いますが、数字だけ追いかけるのであればダイナミックセレクトを「ECO」にするか、エアコンをOFFもしくは温度を上げるか、速度を落とすか・・・
で、結局「ディストロニック・プラス」ってどうなの?
前車は自動追従ではなかったので、ある意味燃費が良い「一定の速度」で走っていることになります。しかしクルコン未搭載の車と一緒に走っていると結局速度を調整する事になりめんどうくさい。。
「ディストロニック・プラス」の場合、前走車の速度が落ちたり、割り込みがあるとこちらも速度を落とし、居なくなれば設定速度まで一気に自動復帰させます。この速度差があるほどに「急加速」を繰り返すのですから燃費が悪くなるのでは?
そう思うと走行車線をゆっくりと走っているほうが良いのかも知れませんね。
上位車種の場合はこれにレーンキープの為のブレーキ自動制御やステアリングアシストも付いています。
これらの装備、「便利」「楽」という概念のほうが強調されがちですが、本来は「安全」の為なんですよね。
ボディ剛性、走行性能、使いやすい内装、疲れにくいシート等々・・・突き詰めれば「安全」の為。その上で走らせる喜びや感動があるのだと思います。
何故メルセデスを買うのですか?という問いに「安全を買う」という答えをよく聞きます。今回検証してみて、改めてそれを実感しました。
燃費云々というのは地球環境やお財布事情からすれば切実な問題ではありますが、「楽しく安全な車」との両立、これからもメーカーさんには頑張って開発を続けて欲しいものです。
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A-Class | クルマ
Posted at
2016/05/15 16:41:07