2017年9月5日~9月17日
渋谷 GALLERY LE DECOにて
若干22歳、若手人気イラストレーター「loundraw」さんの原画展が開催されました。
私のブログを読んでくださる方はこの名を目にしたことがあると思います。一番分かりやすく言えば・・・
「月がきれい」のキャラクター原案の方です♪
と言っても、私の場合は「loundrawさんがキャラクター原案だから『月がきれい』を観た」というほうが正解です。まぁ、他にもたくさん魅力があるのは
以前書いた通りですが。。
その時にも説明しましたが、折角の原画展ですから改めてご紹介させていただきます。
最近、各方面から注目を集めているloundrawさんですが、『君の膵臓をたべたい』の表紙イラストあたりから火が付きはじめたかと思います。
独特の柔らかい空気感、透明感、写真のようなボカシによる距離感、光の使い方などに惹き付けられてしまいます。
様々な作品は
コチラで見られます。
特に大学の卒業制作である自主制作アニメ『夢が覚めるまで』では業界が動き、声優として雨宮天さん、下野紘さんが参加し、音楽はBUMP OF CHICKENという豪華さ。
「劇場版アニメの架空の予告編」というテーマで制作されたものですが、フル尺で観てみたいものです。

今回の原画展では遂に小説が発売されました。
しかし、私が注目したのはやはり「三月のパンタシア」ですね。ヴォーカルの「みあ」さんを中心に様々なコンポーザー、イラストレーターが参加しているユニットであり、loundrawさんはその代表格と言っても良い方です。
デビュー曲キズナイーバーEDテーマ『はじまりの速度』は音楽はもちろんジャケットが気になりloundrawさんを知りました。

その後1stアルバム『あのときの歌が聴こえる』は私の中で「確定」となりました。

短期間での開催ですが、ちょうどスフィアライブの前に行くことができました。前売り券を購入していなかったので当日券を購入しましたが、かなり並びました。。
この個展、単なる作品展示だけではなくグッズ販売、豪華ゲストを招いてのトークショーやライブドローイングなど、生配信もされましたがとにかく話題の多い人気のイベントとなりました。
詳細は
公式HPをご覧いただければ、どれだけ注目されていたかが解ります。
元々、新海誠さんの世界観やP.A.WORKSでお馴染みの東地和生さんが好きな私ですから、この世界観に簡単に入り込めたのは言うまでもありませんが、どうしても比較されてしまいますよね。私も最初はそうでした。「青」「光」こういうキーワードがどうしても気になりますが、実際原画を見ると全くの別物です。(
東地さんの原画展も
以前行っています。)
意外と青の印象は少なく、画風も幅広いのには驚きました。CGで描いているのに水彩画のようであったり、「月がきれい」のキービジュアルは油絵具のような力強いタッチを感じたり・・・
ちなみに「月がきれい」初回限定盤BD-BOXの描きおろし画もありましたが「うつりゆく全ての春へ」というタイトルが付いているのは一般的には知られていないでしょう。
よく見るとこの中に様々な想いが詰まっているのは大きなキャンバスだから気付く事も多く、とにかく感心して見入ってしまいました。。ホント行って良かった♪
当然の如く今回も公式図録を購入しましたが、見応え、読み応えがありloundrawさんの魅力満載の内容。
単なるイラストレーターではなく、漫画や音楽、その他様々なクリエイター活動の広がりを見せているloundrawさんの今後に期待します。
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Posted at
2017/09/21 22:48:18