2017年も残り僅か。今年も多くのライブ、イベントに参戦しました。
それぞれが特別であり、唯一であり、楽しい時間を過ごせました。お付き合いくださった皆様、本当に有難うございました。
LiSA運には見放されてしまいましたが、気付くと安野希世乃さんが8回と、同一アーティスト年間最多回数更新ですね。次いでまめぐ5回か。念願の初参戦があったり、振り返ると例年とは違うラインナップでしたね。
『ライブ・イベント等参戦履歴』
回数的には何とか抑えることができました。
さて、そんなワタシもそれなりに経験値は積んできたつもりではありますが、今年はライブの意味を考えさせられるような、本当に特別な経験をしました。

2017年12月3日(日)
Kalafina Acoustic Tour 2017 〜“+ONE” with Strings〜
東京オペラシティ コンサートホール
アコースティク編成によるKalafinaのライブツアーです。
しかも「1階 1列 ど真ん中」!
私が今まで参加したライブの中でも最高の、そして珠玉のライブであり、「ライブとは?」「何故ライブに行く?」という自問自答の回答が出たような、そして今後二度と他のライブには行きたくない、何故ならば「どんな素晴らしいライブも今回と比れば全て色褪せて見えてしまうだろう」と思ってしまうような、大変素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
そもそも何故ライブに行くのか?
と言われると、「楽しいから」「アーティストに会いたいから」「直接応援したいから」等々あると思います。
ライブやコンサートではアーティストの「今」を共に感じる事が出来ます。
アーティストも人間ですから、時には失敗する事もありますし、調子が悪い事もあるでしょう。応援などによって本来の力以上のものが出ることもあります。
それは、その日、その時、その場所でしか生まれないものであり、その場に居た者にしか理解出来ないものであります。だからこそ「全通」しても毎回違う感動があるのです。私は「全通」を単なるミーハーだとは思っていません。
私のライブレポートは、そういった事を承知した上で書いておりますので共感されないかも知れません。それでも価値観を共有できる方に少しでも当時の熱を伝えられたらという想いで書いております。
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Kalafinaのアコースティックライブは毎年クリスマスに行っていますが、今年はツアーとして通常楽曲をアコースティク編成で歌うと言う事、そして何と言っても「東京オペラシティ コンサートホール」という特別な場所である事で参加を決めました。
図面から分るように、
クラシック専用のコンサートホールはもの凄く高い天井を持ち、高層ビルの一角となっています。


オーチャードホールも良いのですが、さすがにこの環境でKalafinaを堪能できるのなら他に選択肢はありません。
しかも自分の目の前にはステージしかありません。
他のホールやライブハウスでも最前列は経験しましたが、ステージが低く(演奏している今野さんが楽譜を見る時に目が合うくらい)他のお客様の存在を感じないくらいの距離。
ここまで近いと誰に目をやって良いのか迷ってしまいます(^^;
3人の表情、口の動き、息遣い、筋肉の動きや肌の色艶までハッキリと見え、足音や衣装のスレる音まで聴こえます。お互いの目配りで会話しているのもよく分かります。
3人が前方に寄った時には正に目の前、自分の為だけに歌ってくれているようです。しかもイイ匂いがしたなぁ♪
アコースティックとはいえ、いや恐らくアコースティックだからこそ、感情の籠り方がもの凄く、この素晴らしい会場で活き活きと歌っているのが伝わってきます。
会場の特性もあり他の会場では絶対に感じられないでしょう。
特にKeikoさんはマイクを握る手に力が入り過ぎて途中でほぐしていたり、通常見た事も無いくらいの激しい息遣いで歌い終わってフラ付いていたり、涙目になったりと、恐らく遠目では気付かない表情、感情が手に取るように見え、こちらも同様に感情を込めて聴き入ることが出来ました。
これぞライブ!
この会場だからこそ、今日のお客様だからこそ。絶対にCDなどの音源では味わえない魅力です。楽曲はレコーディングされた時点で完成では無いのです。
だからライブは止められない。
これからも行かれる限りは行きたいですね。
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Kalafina | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2017/12/31 23:55:57