• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ええころはちべーの愛車 [マツダ ロードスター]

整備手帳

作業日:2010年1月13日

エンジン燃焼室の洗浄

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
先日の整備手帳にアップしたスロットルバルブの洗浄に併せてエンジン燃焼室にもキャブクリーナーを噴射して洗浄した。
 その後、お手本にした、オートメカニック 2008年8月号 96ページを熟読してみると、「ピストンを上死点にして、プラグホールに溢れる程度まで注入するように」
とある。ピストンが上死点にあるかどうかは、B6エンジンの場合、プラグホールが極めて細くて深いので、目視し難い。だから、適トーに注入してお茶を濁した。
ええころはちべーの本領発揮である。 しかし、せっかくなら、掲載内容のとおり、やってみようじゃないかと思い立ち、再度プラグを外すことにする。

キャブクリーナーをプラグホールから直接燃焼室内に噴射するため、堅めのホースをつなげてノズルを延長する必要がある。一昨年初めてトライした際には、手持ちのホースは熱帯魚用のシリコンホースしかなく、柔らかすぎてプラグホールに入れるのに難儀した。頭に来て針金を添えて硬さを確保することにした。今回もその時のものを再使用。

2
かなりの荒療治であるが、燃料タンクに注入して通常の燃焼により洗浄するよりは、何となく効果がありそうな気がする。
事前準備として、プラグをはずさなければならない。
プラグを外す前にハイテンションコードを外してダスターでプラグホール内の埃を吹き飛ばす。
3
B6エンジンは、とても奥深いところにプラグがある。だから、プラグレンチは、解体屋から入手した超ロングタイプを使用する。これならトルクも十分かけられるし、手で回すのも楽々。しかし、内部のゴムが劣化しているためプラグが固定できず、取り出し、挿入は、以前から使用している汎用タイプを使用しなければならないのがちょっと不満。

また、手持ちのラチェットレンチ用のプラグ用ソケットは、太すぎてB6エンジンには使用不可。残念。
4
次は、上死点を探す。素人考えでプラグホールからアルミのパイプを入れてみて深さを計測してみる。一番浅いピストン位置にテープで印をつけてみる。
 セルモータを少し回してみて、それ以上浅いピストンを探す。数回繰り返し、一番浅いテープの位置を上死点と推測した???(無知とは情けないことだ。プロなら、簡単に探せるんだろうし、どうってことない行為なんだろうけど)
5
いよいよ、本命のキャブクリーナーの注入。
上死点と特定したピストン位置で、キャブクリーナを直接注入する。かなり入る。前回までは、少なすぎたようだ。
オートメカニック誌の説明では、プラグホールまで溢れる程度まで注入すればバルブの汚れも多少は除去できるだろうと推測している。そりゃそうだ。でも、注入状況を目視確認するのは、また大変。小さなライトで照らしながら身を乗り出して確認しながら、注入。老眼が進んだ私には辛い。

それを繰り返すこと4回。結構な重労働。
6
ついでにプラグの清掃。イリジウムプラグも10000㎞も使用すると大分と汚い。パーツクリーナをぶっかけてワイヤーブラシでゴシゴシ擦って頑張ったが、この程度。
7
これは、使用した工具類。
 キャブクリーナー噴射後は、一旦古いプラグを装着してエンジン始動後、排気が透明になるまでアイドリングするべきだとの記事があったので、そうしてみる。
プラグを装着する前にセルモータを回して余分な洗浄剤を排出してみた。(圧縮がかかってない状態なのでどの程度排出できたかは、疑問?)
今回は、かなり多めの洗浄剤を注入したので、もっと始動困難になっているかと思ったが、意外にあっさりと簡単に始動。
排気が透明になったら清掃したイリジウムプラグと交換して終了。
8
参考として、今回の作業が掲載されているオートメカニック誌 2008年 8月号の表紙をどうぞ。
 96ページにカラー写真入りで掲載されています。
掲載内容そのまんまは、著作権の問題から、アップできませんが、メールでお問い合わせいただけば、こっそりお教えします。

手持ちでこの号がある方は、再読してください。

エンジンのオーバーホールまでは、ちょっととお考えの方一度お試しください。ただし、劇的な改善は、実感できないと思います。自己満足の世界です。
 それでも私が、最初に実行した際、プラグを外したままセルモーターを回してみたら、プラグホールに入れてあったウエスが真っ黒になったことや、内部のピストン上部の金属部分がはっきり見えるようになったのは感動しました。古いエンジンほど、やってみる価値はあります。絶対!

なお、作業は、いつものように、自己責任、個人責任でお願いします。 
 私が前回まで注入量を少なめにしたのは、多量に入れすぎて、ウォーターハンマーによりピストンやコンロッドを損傷するのが怖かったからでしたが、この程度では心配ないようです。

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

Fluidampr 取付 (クランクプーリー)

難易度:

ロードスター NB エンジンマウント交換

難易度: ★★

ベルト、テンショナー交換してもらいました。

難易度:

クラッチ熱対策

難易度:

エンジンマウント交換

難易度: ★★

補器類ベルト交換

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「[整備] #カローラ ディストリビュータ清掃 http://minkara.carview.co.jp/userid/570527/car/492035/4042047/note.aspx
何シテル?   12/25 13:03
約半世紀の間運転してきた爺いです。 「気にいった車に長く乗る」スタイルなので、乗り継いだ車は決して多くありません。 定年退職後 新車から所有していたもの...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

PCVバルブパッキン交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/09/19 13:34:10
備忘録 2019.05.24 オイル交換&その他 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 14:51:24

愛車一覧

トヨタ カローラ トヨタ カローラ
 昭和56年(1981年)に新車購入した無事故、無修復のTE71カローラハードトップGT ...
トヨタ ラクティス トヨタ ラクティス
非力ですが経済車です 高齢のため免許証を返納した義父から譲り受けました 傷はそこそこ ...
スズキ スカイウェイブ250 タイプS スズキ スカイウェイブ250 タイプS
2009年式スカイウェイブ250 TYPE S です 200㎏を優に超える車重と非力な単 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
 NB-Ⅲ型ロードスターを30万kmまで乗り続けるつもりでいたのですが、21万kmを越え ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation