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2020年10月01日

『ターミネーター2』

『ターミネーター2』 近未来が人間vs機械の絶望的な戦場になっていて、将来に人間サイドの指導者となる少年ジョン・コナー消すために機械サイドが未来から現在へT-1000を送りこむ。
人間サイドは対抗し、前作に登場した旧型のT-800を、こちらはジョンを守るために送りこむ。
現代を舞台に近未来のロボット、T-1000とT-800が戦う。

言ってみれば「絶対殺す」vs「絶対守る」。

T-1000はカッコイイですよ。
液体金属のボディで変幻自在に変化して、体が粉々になっても元に戻ってしまう。
前作のT-800が襲ってきたときは単なる暴力マシーンでしたが、「絶対殺す」戦闘ロボットとして斬新に進化していてインパクトがスゴイ。

T-800はどうかっていうと、ジョンを守るうちに別な方向に進化していくんですよね。
前作で恐怖の対象でしかなかった感情ゼロのT-800、「絶対守る」側に回ってくれれば人間など比較にならん頼もしさなんですが、どうしたって後発のT-1000よりは劣る。
ただ最後の最後「人が泣く気持ちがわかった。俺は泣けないがね」と、ジョンとサラに言う。

機械が感情を持つことはあるのか?というテーマと同時に、「強さとは何か」「自己犠牲とは?」みたいなことを考えさせられたりもするかなあ。
ブログ一覧 | 映画 | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2020/10/01 19:14:13

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この記事へのコメント

2020年10月10日 0:21
ご無沙汰しています。
1991年だったと思いますが、職場の同期5人で観に行きましたよ。同じ日、直前に「ゴジラ対キングギドラ」を観て三十男たちが落胆し、それじゃあ口直しということで、下高井戸から有楽町に移動したのでした。
元々ターミネーターが、テレビ映画アウターリミッツの中の「38世紀から来た兵士」と「ガラスの手を持つ男」のパクリだとは聞いていましたが、それなら第6話の「生まれてこなかった男」だって裁判を起こされたら負けそうですし、要するにフィリップ・K・ディックをはじめとする1960年代のSF作家たちは、結構質の高いモノを世に送り出していたということになるのかもしれません。
人間から液体金属、液体金属から人間へと変化する未来からの刺客T‐1000。逃げても逃げても追ってくる恐怖。かなり陳腐な「ゴジラ対キングギドラ」(こちらも人間そっくりのアンドロイドが登場)を観た直後だけに、ハリウッドの最新CGには少なからず驚いた記憶があります。
しかしおっしゃる通り、この作品のテーマは精神性。言い換えれば一種の「疑似親子」ですよね。力でジョンとサラを守り抜くという点ではT-800が父親の役割を果たし、T-800に対しこの世の中の決まり事や常識を教える姿は、ジョンが父親と言えなくもない。そうした形でラストシーンへと進んでいくわけですが、最近の映画って、こういうエモーショナルな演出が随分と下手になっているように思います。まぁ過剰なのも嫌味ですけれどね。
小学生の頃にリアルタイムで観た「ガラスの手を持つ男」も、同じようなテーストで切なかったです。
長文失礼しました。



コメントへの返答
2020年10月10日 16:33
おひさしぶりです。
お元気ですか?

テレビ映画のアウターリミッツは今まで知らなかったのですが、ただ「ターミネーター」のDVDを購入して視聴した際、エンドクレジットにでかでかと“原案 ハーラン・エリスン”と出ていて、以前レンタル・ビデオで観た際はこの表記無かったと思うよなー、ということがあったので、この件を指してるんだなと繋がりが読めました。
ありがとうございます。

敬愛するP・K・ディックと較べてハーラン・エリスンはそれほど良い印象を持ってなかったのですが、アウターリミッツを観てみたくなりました。

ただジェームズ・キャメロン監督は確かに凄いですが、SF映画として完全なオリジナル、…って言っちゃうと「完全なオリジナルってあるの?」って話になるのでエポック・メイキングくらいな言い方をすると、先人の例えばスピルバーグ、リドリー・スコット等には天性として及ばない気質だと思います。
とはいえL.Aをグラサンとライダースジャケット姿、アメリカンバイクで疾走するシュワルツェネッガーはカッコよかった。

パクリとオマージュというのがまた微妙ですが、T-1000は岩明均の漫画「寄生獣」に着想を得ているといわれてて、「そんなでもないだろう」と思ってたんですが、観返すと思った以上に「寄生獣」でした(笑)。

ただ、あれこれ言ったところでジェームズ・キャメロンって観終わった後に単純に娯楽映画スゲー、で終わらずに「信念」みたいなものが心に残るんですよね。
このへんおっしゃる通り最近の映画はへたくそで「あーおもしろかった」か「つまんね」で終わっちゃいますよね。

最後にそういえば「ゴジラ」と言えば初代「ゴジラ」で芹沢博士が「俺の頭の中にオキシジェン・デストロイヤーの設計図が残ってる」みたいなこと言って最後、ゴジラと一緒に海の藻屑と消えるじゃないですか。
今回「ターミネーター2」観返して思ったんですが、溶鉱炉に消えるT-800とどこか姿がダブるんですが、どうでしょう。
2020年10月12日 1:15
結論から言えば、映画「ゴジラ」に対するオマージュとの仮説は十分成立すると思います。
T-800と芹沢博士のラストシーンの共通するポイントは、
①他者(人類の未来)のために
②自ら進んで
死を選択する・・・という点にありますよね。
組織より個を重んじ、自分の身はあくまで自分で守るのがアメリカの建国以来の国是だとすれば、大多数のアメリカ国民は「ターミネーター2」より、「エイリアン2」のラストシーンに拍手喝采を送るのではと考えたりもします。
それに比べて「会者定離はこの世の約束」とばかり溶鉱炉に消えるT-800は多分に日本的であり、ロボットスーツを着てエイリアンとガチで闘うシガニー・ウイーバーにはない精神性の発露を感じます。
ご承知のように、洋の東西を問わず「異形の科学者」の結末はほぼ悲劇的と相場が決まっています。ジキル博士とハイド氏しかり、透明人間もまたしかり。ただし彼らが芹沢博士と決定的に違うのは、己の欲望の赴くままに研究を続けたその帰結であったこと。
まぁハエ男だけは物質電送機の研究開発に没頭した結果のアクシデントであり、ゆえに純粋に科学の発展に寄与しようとしていたのかもしれませんが、いずれにせよ彼らは他者を救おうとして死んでいったわけではありません。
一方、人造人間のカテゴリーで似たような話があったかどうか考えてみたのですが、思いつきませんでした。
強いてあげれば、アウターリミッツ第41話「ロボット法廷に立つ」に少しだけ類似点が見出せるかもしれませんので、あらすじだけご紹介。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【リンク博士は研究所内で首の骨を折って死んでいた。そこに居合わせた博士が作ったロボット「アダム」が博士殺害の容疑で連行される。
アダムは学習し、自発的に話すことができた。外見は金属だが、それ以外はほぼ人間に近かった。
博士の姪のニーナと新聞記者のエリス(レナード・ニモイ→スタートレックのミスタースポックですね!)はアダムの冤罪を訴えるが、警察は廃棄処分を強行しようとする。
そこでエリスは、今はすっかり人間嫌いになり隠遁生活を送っていた元スゴ腕弁護士に頼み込んで、法廷でこの問題に決着をつけようとするが・・・。】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
裁判の結果ロボット「アダム」は有罪が確定し、解体処分が決定します。
徒歩で連行される道すがら、ある子どもが道路に飛び出し自動車に轢かれそうになる瞬間、「アダム」は身を挺して子どもを守ります。路上でバラバラになった「アダム」を見つめる老弁護士・・・といったオチなんですが、結局このストーリーも、①の「他者のために」という条件は満たしていますが、②の「自ら進んで」あえて死を選択するという条件は満たしていません。
あくまで結果として死んでしまったわけですからね。
というわけで、私の浅薄な映画知識の中で①と②の条件を同時に満たしているアメリカのSF映画は、ターミネーター2のほかは見つけることができませんでした。
このことを以って、溶鉱炉に消えるT-800が東京湾における芹沢博士のオマージュであると言い切るには無理があるかもしれませんが、とにかく楽しい宿題をありがとうございました。
長文及び妄言多謝。
コメントへの返答
2020年10月12日 8:02
次いでのコメントありがとうございます。

機械が「意思」「自我」「感情」を持つ。
これ自体は近い将来、ある段階から飛躍度的にコンピューターが急成長する結果、起こりうるという説を見かけたことがあります。

ただ、私、頂いたコメント読んでて思ったんですが、アウターリミッツ41話、感情を持つロボットがバラバラの残骸になる光景。
ここに言いようのない哀切を感じます。
これ、なんなんでしょうね。

「鉄腕アトム」でプルートゥっていうムチャクチャ強いロボットが出てきて、ライバルのロボットを次々、残骸にしていっちゃうじゃないですか。

やっぱり言いようのない哀切・寂しさを感じるんですけど、これ、人間同士の戦いで全く同じシチュエーションで、例えば忍者物とか拳法物で同じような展開ってあるんですけど、これだと何か微妙に捉え方・感じ方が異なっちゃう気がするんですよ。

日本の漫画・アニメでは「意思」「自我」「感情」を持つロボット自体が定番、そしてそのロボットが主人公の人間や人間社会のために自己犠牲となる、ギャグマンガにまで見られるような、ある種パターン化した展開があります。

ジェームズ・キャメロンはわざわざ日本の漫画雑誌をアメリカに届けさせて目を通すような変わり者でしたから、こういう日本漫画のお約束は知っていただろうと思います。

と同時に、話が飛躍して申し訳ないですが、ジェームズ・キャメロンは人間が嫌いで信用してないのかもしれないな、と思ったりします。
好きであると同時に嫌い。
好きだからこそ怖い。

アメリカSF映画はキューブリック「2001年宇宙の旅」も、リドリー・スコット「エイリアン」「ブレードランナー」も、機械が意思を持つことがあるとすればそれは脅威で、新たな敵対関係の出現を意味するんですよ。

ジェームズ・キャメロン「エイリアン2」ではアンドロイドのビショップが最終的に身を挺して主人公を助ける味方でした。
「エイリアン2」で本当の脅威だったのは、厄介で愚か者の人間でした。
ニヤリと皮肉とも暖かみとも取れる笑みを浮かべて、絶望するリプリーの前にヘリで浮上してくるビショップが忘れられません。

機械であるビショップに、本来人間同士に持っててほしい「信頼」を仮託してるのかもしれません。
日本人の創作に上記の「絶対的に・どこまでも信頼できる」感情を持ったロボットが出てくる(ドラえもんとか・笑)のも同じ理由かなと思ったりします。

プロフィール

「ヤフオクで『このすば』のフィギュア買う。
でふぉるむぷらす。
クレーンゲームの景品らしい。」
何シテル?   08/12 16:32
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
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