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◇画太郎◇のブログ一覧

2026年05月02日 イイね!

40周年記念 コボちゃん傑作選/植田まさし

40周年記念 コボちゃん傑作選/植田まさし読売新聞に1982年~現在に至るまで連載中の四コマ漫画。
40周年の2022年に中央公論社より傑作選が刊行された。

作者の植田まさしは『コボちゃん』以外にも、だいたい同時期から『かりあげクン』『フリテンくん』を長期連載している。
漫画は完全に独学だが、1980年代の時流に乗ってヒットした。
1990年代以降、吉田戦車の不条理ギャグ、2000年代以降、あずまきよひこの萌え四コマが流行するが、まるで影響を受けずマイペースな活動で人気を得続けている。

『コボちゃん』に関しては、毎日午後、自宅にバイク便が来るまでに原稿を仕上げるルーティーンを40年以上続けている。
新聞の四コマだが、時事問題はあまり扱わないという特徴がある。
…が、ここに掲載された40年分を通しで読むと、それなりに現在までの世相の移り変わりを感じておもしろい。

『かりあげクン』『フリテンくん』と較べると意識的に毒がないように心がけてるらしいが、『コボちゃん』の同人(?)活動であるコボコラは尖っていておもしろい。



↑コボコラ
Posted at 2026/05/02 20:31:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2026年04月21日 イイね!

ニーベルンクの指輪/作・池田理代子 画・宮本えりか

ニーベルンクの指輪/作・池田理代子 画・宮本えりか1848年~1874年にかけて制作されたリヒャルト・ワーグナーの楽劇をベースに漫画化したもの。
かつてあったレディースコミック誌『YOU』に連載されたものを2001年~2002年にかけて集英社が発行した。

北欧神話の英雄であるジークフリートの物語で「手に入れた者は一度は世界の覇者となるが、その後破滅する」というニーベルンクの指輪をめぐる争奪戦が描かれるが、掲載紙の読者層である女性が好みそうな内容に全体を脚色している。
おおむね楽劇の通りに物語が進むが、登場人物の性格付けが大きく異なっていたり、日本人の読者だとピンとこないドライな展開を、日本人の特に女性に受け入れられやすいように創り変えるなどしている。
…なので男性読者目線だと英雄であるジークフリートの竜殺しの場面がまるまる省略されていたり、どうにもスカッとしないところがあるが、そのぶんワルキューレであり炎でヴァルハラを滅ぼすブリュンヒルデ、ジークフリートと結ばれるはずだった姫君・クリームヒルトといったヒロインが魅力的に扱われる。
意表を突く現代史上の人物がトリックスターとして物語上に現れ、大きな役割を果たし、結果ラストは独自性の強いものになっている。
Posted at 2026/04/21 23:06:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2026年04月13日 イイね!

未来歳時記 バイオの黙示録/諸星大二郎

未来歳時記 バイオの黙示録/諸星大二郎ウルトラジャンプに2000年~2008年にかけて発表され、全6話の間に幕間劇を描き下ろして2008年、集英社より刊行された。

バイオテロにより、種の遺伝子が入り混じってしまった未来が描かれる。
ただ、人の姿をした雑草とか意味をなさないながらも人語を話す鶏とか「さすがにそんなふうにはならんだろ」と思うので、SFというよりは、たとえば、としての寓話色が強い。

他の種の遺伝子が混じるという点では『ドクター・モローの島』を思い起こさせるが、この漫画では他の動物が人間の姿になるというだけではなく、人間が他の動物の特徴を発現させるという逆のパターンもありうる。

ふだんわれわれはとくだん意に介せず日々「食べる」という営みをおこなっているが、現在の世界では心理的な負担を生じないように巧妙に工程を可視化できないようにして、この営みをおこなっている。
食べるってことは根本的に他の生物の命を奪って成りたつものだから、この漫画のように人間の遺伝子が入っていることにしてその食物を擬人化してしまうと、ものすごい抵抗感が生じる。
ほんとうは人間じゃなくても日々、動物、植物の「命」をいただいてると具体的な対象とそれが食卓に運ばれてくるまでの工程を想起してしまうと…どうだろう。
…いや、食べますけどね。肉でも野菜でも。
Posted at 2026/04/13 20:18:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2026年03月03日 イイね!

光とともに…-自閉症児を抱えて-/戸部けいこ

光とともに…-自閉症児を抱えて-/戸部けいこ戸部けいこによる、自閉症児とその家族の抱えるエピソードを描いた漫画。
2000年~2009年にかけて秋田書店・フォアミセスに連載、2010年に戸部けいこが中皮腫で亡くなったが、病床で描かれた最終2話のネームをのちに別の漫画家がペン入れして完結した。
2004年にドラマ化されている。

自閉症を持って生まれてきた男の子が、周囲とのトラブルを起こしながら、それについて理解できない人がいるいっぽうで、理解してくれる人たちにささえられながら育っていき中学校生活を送るようになるまでをおもに母親の目線から描いている。
作者の綿密な取材と数多くの交流から、まだまだ理解の進んでない障害者の社会との関わり方について気づかせてくれることが多い。

母親目線で物語が進むが、私自身、週何回か障害者の方のグループホームに生活支援に行っていて感じるのは、どの親御さんも、この漫画の母親のように障害を持っているわが子は例外なくいつまでたってもかわいいということである。
これはふだんから障害のある当事者、親御さん、双方と接している立場からすると、まぁなんとなくそりゃそうだろうな、と思う。
…いつまでも支えてあげられる立場でいられるというのも、親にとっては幸せだからだ。

育てたあげく、私みたいになっちゃうとねー。親もねー。
Posted at 2026/03/03 19:43:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2026年01月30日 イイね!

私家版魚類図譜/諸星大二郎

私家版魚類図譜/諸星大二郎2007年、講談社より発行。
「魚」にまつわる7編の短編を収録している。
2003年に発行された『私家版鳥類図譜』との対になるような内容である。

『私家版鳥類図譜』が空想上の鳥、魂としての鳥を扱い、どこか死を連想させるような内容が多かったのに較べて『私家版魚類図譜』での魚が棲む海の世界は、すべての生命は海から発したといわれるように生命の源をイメージさせる。

とりわけ興味を惹かれたのは『深海人魚姫』、その続編である『深海に還る』の2編。
海底数千mの光の届かない深海という神秘的な世界で暮らす人魚の少女は、潜水艇に乗っていた若い男を見て、海の上のほう、さらには話に聞く地表という未知の世界に興味を抱き、上へ上へとのぼってゆく。
苦難の末に海面にたどり着き、深海で見かけた若い男を見つけたとき、人魚は人間になっていた。
…12年の月日が過ぎ、かつて人魚だった若い女性は人間として人間の世界で生きている。
憧れた人間の世界へのぼってゆくきっかけとなった若い男とはお互いのことを想いながらすれ違っていた。
しかしふたりはふとしたきっかけでまた巡り合い、お互いがこれまで人間として過ごしてきた日々について「後悔はしていない。でも幸せだったかというと…それはわからない。幸せではなかったのかもしれない」と共通した胸の内を明かす。
「願いがかなうなら…」そう思ったふたりは人間から姿を変え、ふたりのはじまりである海へと還っていく。
Posted at 2026/01/30 23:55:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味

プロフィール

「ナイロン・真鍮・ステンレスのブラシ。
クルマ用じゃなくておもに調理器具の清掃に使っている。」
何シテル?   05/11 19:44
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
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