2016年07月22日
続・原発のゆくえ・・・
三重県の旧南島町のように
原発に反対し計画を撤回した地域がある。
しかし、福井県の原発銀座のように
原発を受入れた地域に住む方々や、
原発関係で働く方々を罪人だと思うのは間違いだと思っている。
「高速増殖炉もんじゅ」 がある敦賀半島の北端にある白木地区
こんな綺麗な海がある田舎に住む方々が罪人であるはずはない。
国を動かす政治家を選んできたのは我々国民。
原発を推進してきたのは、国、電力会社と広告会社、
そして国民だが・・・?
1945年 敗戦後、民主主義国家となる。
1950年 国は原発推進を国策とする。
1960年代 過疎化に悩む地域に原発を誘致する。
1970~80年代 原発を稼動させていく。
2011年 福島第一原子力発電所事故。
2016年(現在)原子力政策は維持されたまま。
建設や維持費だけでなく、
次に記載する巨額な広告費には驚く。
これは商業的にいう「広告宣伝」というより、
政治的にいう「プロパガンダ」という言葉の方が
正しいのかも知れない?
※プロパガンダとは
特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った宣伝行為。
プロパガンダは軍事的にも使用される戦略であり、
国民をマインドコントロールすることは有効な手段である。
◆P S◆ ~原発と金~
●福井県 「高速増殖炉もんじゅ」
これまでに "1兆円以上" 。
稼動していない現在も "1日に5500万円" の維持費。
●青森県 「六ヶ所村再処理工場」
建設費だけで、 "11兆円" 。
※1993年当初の公表では7600億円だったが、
10年後の2003年には何故か11兆円。
※ 広告費
・電力9社の普及開発関係費(広告費)
"2兆4千億円"
※1970年代から2011年で
・東電普及開発関係費
1965年度 7.6億円
1970年度 15.7億円
1980年度 53.2億円
1990年度 224.0億円
2000年度 249.1億円
2010年度 269.0億円
(※2011年 福島の事故)
2012年度 20.4億円
※1986年チェルノブイリで事故、
2002年東電トラブル隠し、
2004年美浜原発事故などがある度に
広告費を増加させて原発の安全を宣伝。
福井県は「日本一豊かな県」と言われており、
電源三法交付金で建設された施設等も多く豊かに見える。
しかし、僕には本当の豊かさに見えない。
自分の子供がそこで育ってほしいとは感じないのである。
◆おまけフォト◆ 風力発電の道 ① ・ ②
最近の私はどうも原発に関して、
"グリーンピース" っぽい記事になりがちだ(汗)
でも、自然エネルギーへの転換は必要な気がする。
あぁ~ " 鯨の肉 " 喰いてぇ~、
おでんのコロが懐かしいぞぉ~。。。。
日本人の食文化を返してくれないか?
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Posted at
2016/07/22 16:02:48
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