プレセーフ機能が制限されています(その4)

内張が外れるとスピードセンサーの本体側の取り付け部が露出します。
写真は原因エラーコードが出ている左側フロント。

10mmボルトを外してセンサー部分をとります。
センサーにスポンジが付いています。パーツについてこなかったのと、劣化している様子もないので再利用します。
センサーワイヤーは留め具で固定されているので、断線などさせないように丁寧に留め具を外していきます。

本体側は割りピンで留まっているのでコレを外して、センサーを抜き取ります。

下側が故障品。確かに古いものと品番が違いますね。
ただ故障していると思われるセンサーを観察しましたが、特に外見上は破損や汚損は見られませんでした。fd3sとかセンサー部分に砂鉄がわーっとついてましたが作動してましたしね。故障は内部的なものだと思います。抵抗を測ると分かるらしいのですが、とりあえず後回し。

スピードセンサー固定用の10mmボルトにはロックタイトが塗ってあったようなので、古いものはワイヤーブラシでこそぎとって、新しいロックタイトを塗ります。色からして中程度かな。

元通りに内張をはめて交換終了。新しいスピードセンサーが艶やかです。

右側フロントも同様の作業ですが、本体側センサー取り付け部が２つ出ているため、割りピンを取るのに苦労しました。精密ドライバーマイナスとマイナスドライバーを使って何とか引き抜きました。

そしてダメ元でTorque Proのエラーコードクリアを使用して再起動すると、何とエラーコードクリア成功！！
Torque Pro最強です！
AutelのODB2スキャナ1.5万円は無駄だったw
Android端末の安いものとTorque Pro500円、ODB2ドングルBluetooth版でクリア出来るとは〜！
つまり元々持っていたものだけで出来たということですね…。
実は原因と思われる左側スピードセンサー交換が済んだ後、同じことをやってみたのですが、その時はエラーが再発しました。右側スピードセンサーも交換した後やったらクリアできました。
たぶん左側だけやってもダメだったのでしょう。同じエラーが出てると思ってちゃんとみませんでしたが、もしかしたら今度は右側センサーが故障、と出てたのかもしれません。両側いっぺんにやって良かった。
これで完全復活。名古屋ツーリングも大丈夫。良かった良かった。

それにしてもクルマ屋さんがもってるスキャナよりもTorque Proの方が優秀ってことじゃないの？これ？