Odula / OVER DRIVE ハイフローインテーク
今は昔、BLFFWスカイアクティブアクセラがまだまだ現役で多くの人に乗られていた頃から定番だったチューニングパーツです。
低速トルクが出る
もっさりアクセルの改善
青い魔法のパイプ(?)
みんカラでは昔、そんな事言われてるのを遠くから見てた人です。
自分は純正がキャパ不足とは思ってはいなくて、むしろ構成からして必要な構造を有していて問題はないと思ってたので今の今までアクセラ乗って10年ちょっと24万キロの間純正のままでした。
その間、あおヒゲさんのを純正からこれに交換してーの作業前後を運転してたりもしてますがやはり違いは体感分からなかったので、だろうねと結論付けてました。
しかし何の縁あってか今年になってコークスポーツのエアクリ(EFW用だったので譲渡しましたが)から始まり、エクゼインテーク、オーデュラハイフローとFFW用が手元に集まってきたのもあり、試しているところです。
FFW専用のサクションとしてはオートエクゼの赤パイプがありますが、あれは構成物としてはスロットル側のアルミ、エクゼのFRPパイプ、エアクリボックス側の樹脂と硬いもののみで構成される状態になるので硬度的な話で言えばオーデュラハイフローを上回ります。
しかし段差が2ヶ所も増えるしFRP部は膨らんだ作りになっているので気体の流れ方としては外縁側を沿って流れるものですから多少なり気流が巻くポイントが1ヶ所出来上がる事を意味します。
その点オーデュラハイフローは間違いなくストレートで無駄が一切ありません(下記掲載写真の通り)
パイプ直径も文句なしに専用インテークパイプとしてマックスの口径サイズ。
そしてそれを装着しての率直な体感。
分かりません…
長い事こういうのやってるのでまず変化に鈍感ではありませんし、高負荷掛けても低負荷でも分かりません。
音も変化ありません。
当然低速トルクも何も…と言いたいところですがたまにふとした時に、何か車が軽い?と思う事があります。
自分で付けてから色々確認していたんですが、もしかしたら…の範疇は超えないところではあるんですが純正と大きく異なる点があります。
クーラントが通っているウォーターラインをはめ込むクランプが純正ゴムサクションパイプにはありますが、社外品らにはそれがなくハイフローインテークの上でぶらぶら…もしくはタイラップ等何らかの手段でホースを固定する事になります。
エアクリボックスからスロットルまではとても短い距離なので本体の温度変化はそこまで影響はないだろうと思っていたんですが、このウォーターラインを避けた状態にしていると走行での冷風がガンガン通るせいかハイフローインテーク本体の温度が冷たい状態にまで変化していたんです。
これは純正サクションの頃にはなかった現象。
純正サクションパイプはゴム製で、ゴムで出来てるホースクランプがありそこにウォーターラインをはめ込む構造の為かその水温がそのまま通してサクションパイプへ伝わってそれなりに暖かくなり、冷たいまではなっていなかった。
もしくは純正で用いられているゴム素材よりも、このシリコン材の方が伝熱性が低く吸気温を低いまま通せる…?とか何かそっちの温度絡み要素でパワー的な変化が時折出て来る?という曖昧な話…
この点の話を更にダメ押しで言うと、このウォーターラインをサクションパイプにはめ込む構造になっているのはPE-VPSエンジン初代搭載車であるBLFFWだけで、その後フルスカイアクティブとして出たCX-5のPE-VPSではサクションパイプにこういう何かをはめ込む構造になっていません。
そして今現在もサクションパイプに高温の物を接触させる構造になっているものはありません。
それを意味するのは、マツダとしてもサクションパイプにウォーターラインを固定させると伝熱する…というのを問題視したから取り止めたのではいうのはと考え過ぎかどうなのか、という話。
結局、色々憶測から出ないのでよく分かりません!!w
ただハイフローインテークの構造から見てまず、パワー面で悪くなる要素は一切ないです。
内面はツル面なのでスロットル開度が浅くとも壁面を通る吸気を拾いやすいので良く感じる可能性はないわけではないし、全開にすれば見た目通りにどかんと吸気できるでしょう。
硬すぎず柔らかすぎずなシリコンも良いと思います。
見た目も所謂サムコブルーみたいなのが鮮やかで商品性もあり良い。
ブローバイ戻しの細パイプ先端とその差込口もきちんと寸法取りして決めた数値なのが分かります。
パイプが中に飛び出すこともありませんし、不足してしょうがないものでもない。
ハイフローインテークの実内径は72φ。
純正と比較したら大きいとすら言えます。
デメリットらしいデメリットは目立ちませんが、強いてユーザーがちょっと…ってなるかな?というところは、エアクリボックスの開け閉めです。
ボックスを開けてエアクリを抜くことが出来たとしても、ボックスを閉める事が困難です。
これは純正なら蛇腹構造で且つゴムが柔軟なので曲げられたものをシリコンパイプでは曲げが効かないから。
しょうがないのでボックス側ばかりかスロットル側のホースバンドも緩め、ホースが固定されず首を振る様に動く様になってくれれば無事、エアクリボックスを戻すことが出来ます。
それだけが平時での唯一の手間かな。
あと、手間と言えば、新品で買うとエアクリボックス側のパイプが長いので自分でカットが必要です。
その辺のカットの内容に関しては本ハイフローインテークの整備手帳
https://minkara.carview.co.jp/userid/725832/car/1281385/7343019/note.aspx
にて記載しておりますので気になる方はどうぞ。
物は良いが、やはり能力が不足している構造の物ではないから交換して何かが特別に良い方向へ変化するわけではない。
元よりFFWの純正吸気構造物は良く出来ているがそれを限界まで良くする為に…というパーツかなと思います。
オススメ!までは運転しての体感変化が乏しいので何とも言えませんが、パーツとしての構造は優秀だと思いました。
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文句なしの段差なしストレート!
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比較参考に他社パイプ。見た目が随分ですがFRP赤ゲルコートなのでこれで正常。凹凸した構造。
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ウォーターラインはスロットル側へ移動し、ビリオン製遮熱クロスを巻きコルゲートチューブビニテ巻きです。
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純正同様、ホース端に切り欠きを設けて元位置に戻す事を容易にしています。
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Odula / OVER DRIVE ハイフローインテーク
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