21日に白老カーランドフリー走行行ってきました。目的はもちろん自己ベスト更新&14秒台入り。
現地に付くと、土曜日にもかかわらずそこそこの台数が走りにきていました。今回は前回の反省から大幅に足回りのセッティングを変更。O谷さんのところでまたアライメントの見直しをしています。
前回からの変更点
・バネレート変更 F14/R15 → 15/18
・スタビ変更 F無し R有り → F有り R無し
・アライメント変更 前後弱トーイン → 前後トーアウト (計測基準が違うので一概に比較できず)
・車高変更 前回からリアを車高調の皿の位置で1cm弱アップ、バネレートアップと合わせて1G車高指1本分くらいアップ。
先週は15秒6あたりがベストだったので、ここからどうなるかが勝負です。
コースでのファーストインプレッションは「踏める!」という感触でした。
フロントのアンダー具合が解消され、これだけで2コーナーの恐怖感がケタ違いに緩和され、突っ込めるようになりました。また、1コーナーも立ち上がり中のフロントグリップに余裕が生まれました。
この時後ろにtakashi-sさんがおり、GPSロガーの予想タイム表示が15秒2あたりを指していて「ベスト更新いけるか!?」と、ちょっと気持ちが浮足立ってしまいました。その結果、馬の背の下りからブレーキまでのラインとリズムがズレてそのままオーバースピード→急ブレーキ→ハーフスピン→横向いたままインカット→それでも止まらず横滑りしてアウト側にコースオフしました。また、インカットした時にコース上に土を引っ張ってしまいました。
この日ご一緒の皆様、貴重な走行時間をコース清掃時間にしてしまってすいませんでした。
コース清掃後にダメージチェックをすると、カムボルト類はズレ無し、タイヤ1本リム落ち、左リアがトーイン&ネガキャン方向に歪んだかも?といった具合。エアを入れてリム落ちを直し、土をほろってサイドコースイン。真っ直ぐ走らなかったら走行をやめようと思っていましたが、奇跡的に走行にかかわるダメージは無かったようで真っ直ぐ走ってくれました。徐々にペースを上げ、クルマの動きを確認しながらアタックペースへ回復。
ここで教えていただいた言葉「クルマに合わせた運転をする」を思い出し、自分の型ではなく、クルマなりの動きを考えるためにペースダウン。コーナーの攻略をもう一度確認することにします。今までに比べて余裕があるポイント、パワーが増えた分手直しが必要なポイント、今日の路面コンディションの注意点など、ゆっくり洗い出します。その上で今まで前を走ってくれたririy0430君、たーじゅん。君、老主 様の走りや車載動画を思い出し、目の前のコースと自分のコンディションと合わせてベストな運転パターンを考え抜いて、以下の点を変更しました。
・1コーナーを3速から4速に変更し、ブレーキポイント手前にずらす。
エンブレ弱めてコントロール性を高める。今までそれをやると路面の継ぎ目に吹っ飛ばされてタイムロスしてたけど、今回はリアバネ固めて耐えられるようになった!ボトムスピードを落として、アクセル入れるポイントを早める。1コーナートータルではあんまりタイム上がらないけど、これで脱出速度は上がった!
・馬の背下ブレーキポイント手前にずらす。
今までは、ブレーキポイント奥めのライン小さめでS1進入まで舵角コントロールしながらブレーキしてたところを、手前からブレーキ入れて早めの大きめラインで向き変え、S1まで再度アクセル入れて転がしながらロール方向をニュートラルな態勢でS1のブレーキングになるようにした。転がしアクセル中が不安定で時間も短いのに態勢を整えねばならず、ブレーキングが間に合わなくなったりしたけど、上手く行けば馬の背~S1進入トータルでほんの少し速く、今までよりブレーキのメリハリがついた走りになった。
もうここまで来たら己をクルマとラインに合わせこんでいくしかありません。
1コーナーが安定してクリア出来ず、いつもと違う走行パターンに恐怖を感じ、メリハリをつけたブレーキングの失敗でタイヤスモークを何度も撒き散らしながら周回を重ねた結果・・・
ついに15秒を切りました。NA型ロードスターコースレコードです!(だよね?)
・・・まぁロードスターのコースレコードには全然及びませんけどね~~~
14秒で超怖かったよ!13秒とか狂気の沙汰だよ!w
今まで白老で関わった人たちに自分が出来る感謝の表現として、15秒切りを目標にした1年でした。この記録を出すために今までの出会いの全てを活かしたつもりです。また、あと1週間ほどで白老カーランド閉鎖となりますが、その前にこの目標達成に至ったことはこれからの自分の一生の支えとなると思います。
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白老 | クルマ
Posted at
2017/10/22 23:39:58