The Last Jedi

　大晦日に子供からインフルエンザをもらい寝込んでしまった為、年末年始の予定は全て中止。何とか仕事始めには出たものの最初の週末夜から再度ぶり返した為、3連休も自宅で静養しておりました。という事で公開から1ヶ月近く経ったこのタイミングでようやく「最後のジェダイ」を観て来ました。（今回も一人でレイトショーで観賞。ガラガラのシアター、観客は数人で実に快適でした…。）

　予習する事もなく観た訳ですが、観終ったあとにレビューや口コミを観ると叩かれまくっていたんですね…。確かに観ていて違和感というか「コレ、ここから物語どうやって畳む気なの…？」という印象は持ちました。「レジスタンスは残り20～30人ぐらいしかいなくなっちゃった」し「手持ちの兵器はファルコン号だけになっちゃった」けど「敵軍の総大将は既に暗殺されてしまった」し…。大規模な「戦争」としては実質終了していて、ファーストオーダー側から見ると既に「残党狩り」というか「掃討作戦」の様相を呈しており、現実世界の半島国家と合衆国の戦いよりも無理筋な気が…過去作へのオマージュやマスター・ヨーダの登場等オールドファンへの配慮がありつつも、観ていて爽快感のない展開は保守的なオールドファンが叩く理由も理解出来ます。

　私としてはなるべくニュートラルな気持ちで新たなストーリーを受け入れよう…と心掛けていますが、それでもレイア将軍が宇宙に放り出されたシーンで「あ～（こうやって綺麗に消しに来たか…）、ここでレイア姫ともお別れだな～南無…」と思った所で、塾長ばりに宇宙遊泳して戻って来た時には「あちゃ～！スターウォーズは死んだ」と思いましたね。中の人が亡くなった姫を延命して、ここからまだ役ドコロがありそうなルークを早々に消してしまったのも私の様なSW初心者では理解出来ない所です。

　最近、ディズニー社からSWはさらに続編が作られるなんていうニュースもありましたが、とりあえず破綻しかけている様にも思えるこのストーリーを上手くまとめて欲しいもの。次作はまた2年後ぐらいでしょうか？


※写真はイクスピアリにて。何とか「EP9」まではお付き合いするつもりですが、その先は…（トランスフォーマーは既にリタイアしました。）