先ほど似たような記事を書いたばかりで、連投して申し訳無いです。
ふと思った。
相変わらずフェラーリ最安値はモンディアル系だが、ランボルギーニではどうか?
ランボルギーニの場合は、それほど台数が出ていないモデルも多いので、非常に予想がし難いです。
結果としては、下記のように、ウラッコとジャルパがほぼ同順位でしたが、ウラッコはかなり希少なモデルのP200。
珍しいモデルでも、そもそもが不人気だと値段が付かないものなんですね。
これが逆に、フェラーリの208系なら、308系以上の値段になる事も珍しく無いのに……。
本当は値段を載せるのはまずいかなぁと思ったのですが、今回は載せさせて頂きました。

ランボルギーニ ウラッコP200
昭和51年式
走行3.5万km
生産台数僅か66台のP200本国仕様です!
当時イタリアは、2L以上の車への課税が厳しかった為、フェラーリも308GTBに2Lターボエンジンを載せた208GTBなどが本国向けにラインナップされていましたが、これはランボルギーニ版のそれ。
フェラーリの208系は、スーパーカーイベントで割と見かける機会も有るのでは?と思います。
が、ウラッコの場合はそれ自体が、割と不具合も有ったりで不人気なモデルなので、かなり希少と思われます。
ウラッコはフェラーリのモンディアル同様、4座なので実用性も有る……のかな?
フェラーリ以上に金のかかりそうな、小さな闘牛です。
車両598万
総額634.8万

ランボルギーニ ジャルパP350
1984年式
走行3.1万km
上記ウラッコをベースにして誕生した、シルエット。
せっかく誕生したシルエットもあまり成功したとは言えませんでしたが、さらにその後継モデルがこのジャルパ。
しかし、ベースとなったウラッコが元々2+2設計だったものを、(シルエット時代に)2シーター化した事による重量配分や、やや簡素な足まわりの関係から、かなりのジャジャ馬(まぁ、闘牛ですが……)だったとか。
ちなみに、タルガトップですが、ルーフがめっちゃ重く、なかなか脱着には苦労するみたいです。
画像の車両はアルミがシルエット用との事。
車両もシルエットなら良かったんですけどね~、シルエットは現存台数30台程度らしいです。
車両600万
総額603万
こうして比較して見ても、やはり当時のランボルギーニは、あくまでフェラーリを目指していたという印象が強く、ランボルギーニの車はフェラーリほど完成度が高くなかったという印象を受けます。
ウラッコはポルシェ911の対抗馬(対抗牛?)としての4座らしいですが、ポルシェにも遠く及びません。
しかし、そんな未完成な車達でも、男心をくすぐるのは上品な跳ね馬なんかでは無く、荒々しい闘牛である、と思うのは私だけでは無いはず。
個人的には上記ウラッコP200が非常に気になりますねぇ。
エポックメーキングさんにて、MR-Sをベースにした様々なスーパーカーレプリカが600~800万くらいで買えますが、維持費はかかっても夢を買うと言う意味も込めて、本物にはかなわないですね。
例えそれが、不人気車種でも。
ではまた。
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Posted at
2013/07/19 15:44:52