
夏って言えば、朝顔。我が家の朝顔を何年か前に植えたのが、毎年、自然に育っていますが…ちょっと遅めに開花をし始め、お盆が終わった頃から咲き始めています。
今の学校は知らないですが、僕が小僧の時には、「朝顔」「サルビア」は理科の授業でクラスで一人一人植えて育てた記憶があります。種の出来のいい、悪いの運もあるのですが、生育に凄い差がついたりしませんでした? 家に持ち帰ったりも、そう言えば、自分の子供達もしてたなって今、ブログ書きながら思い出したりしています。
でも、うちの朝顔達。「なんでもうちょっと夏の到来と一緒に咲いてくれないの?」昨年の種が落ちて、自然発芽だからなのかな? まるで夏の終わりを愛おしむようで…。
昨日から、長かった闘病生活も一区切りをつける為に出社しています。
長かった8月ほぼ1カ月のお休み。久しぶりの「夏休み」と言えば、聞こえはいいのですが、どこにも行ってない!いや、行ける身じゃない。8月に出かけた所を、思い出してみると、病院、会社への報告、近所の喫茶店10回程度かな、外食2回…このくらいかな? お盆もこの状態だから、娘夫婦も遠慮していたようです。まぁ、病なんだし、正直、見てくれも悪いし、出歩く気にもなれなかったし…。
そう言えば、この間の土曜日に一度、孫ッち1号が「今晩、泊まる」とカミさんが連れて、いろいろ準備し始めました。入院中に見舞いに来てくれてだから、1週間ぶりですが…。孫ッちと畑でバッタを探したり、水鉄砲持参で孫ッちが1歳から2年間通った保育園(家から園の上部にあるとんがり屋根が見えてます.距離1キロ弱)へ「保育園覚えてる?」「うん」「じゃ〜保育園まで歩いていこうか」と孫ッちに出来る限り案内させて歩きました。
探検に出る前に水鉄砲に玉(水)を入れ、探検に出ようとした際に
「こーちゃん 一緒に行けるといいね」
「おっ! うん」
「こーちゃん お星様になったの?」
「おっ?(さては、娘がそう言ってるのか…) そうだよ、上から見ててくれるよ」(心の中では涙出てる)
実際、我が家のこーちゃん(こたろう)は、散歩は行ったことはあるのですが…気性が若干、荒かったので、万一の事を考えて孫達には一度も触らせないようにしてました。それなのに、こーちゃんのことを思ってくれていたので、孫が横を向いた際に、涙を拭くおじさん。
途中、見つけたとんぼやカエルに水をかけながら…無事、想い出のある園に到着。1歳から通い始め、恥ずかしがり屋で、運動会、発表会ではあまりいいとこを見せてくれなかった孫ッちですが、園近くになると走っていく姿に一安心。残念ながら休みで先生に会えなかったけど、園まで行ったことが楽しかったようだ。
さて、ここからが本題であります!
夏休みの歌と言えば、拓郎の「夏休み」というのが自然体なのですが…当たり前過ぎて、ベタ過ぎます。
ここは、みん友さんを軽く交わして、チューブであります。
実はチューブの曲と言うか、グループにはこんな想い出があります。
先日、ここに登場した同級生(消防署勤務)。実家は同じ町内で、道路一本と1軒間に挟んだご近所同士。何気に話していると「結婚記念日」が1年違いで同じ日。それを知ってから、何回か結婚記念日に外食をするようになりました。まだ子供が幼稚園に行ってるような頃です。そのうち、遊園地へ一緒に行ったりと…その頃は、僕も実家で同居していましたので、家族ぐるみでおつきあいをしていました。
あるカラオケに行った日に、同級生が1曲歌って2曲目がチューブ。チューブ好きなんだって思っていましたが…3曲目は「次は違うだろう」と思ってもまたチューブ。4曲目はないなと思っていたのですが、これまたチューブ。同級生が歌う歌がチューブオンパレード!
聞けば、奥様が大ファンで、同級生もファンになり、夏のイベントには結構、行ってるようで…。
もう、20年位になるのかな? その年も、確かゴールデンウィークあたりだと思ったのですが夫婦でカラオケに行きました。その際、奥様があまり歌わないので…どうしたの?と聞くと体調が芳しくないようで「こんな日に誘ってごめん」「いいよ、気にしなくて」という感じでした。相変わらず、同級生はチューブで攻めてくる…当時、チューブはデビュー曲位しか知らなかったのですが、同級生が歌うチューブを聞いて、ここにあげた3曲は「いい歌だね」と知った次第です。
カラオケに行ってしばらくしたある日、うちの親父から
「◯◯君の嫁さん入院したけど、余命1カ月らしいぞ」
「嘘!え〜っ!、この間、カラオケ行ったばかりなのに」
すぐ同級生に電話をし、お見舞いに伺いたい旨を伝えましたが、同級生からの返事は
「人にあっても本人がただ泣くだけだから、気持ちだけいただきますので…」と辞退される。それでもとこちらも強引にお願いするが…「聞いて見えると思うけど、余命1カ月と言われています。この1カ月、家族だけで話し合っても全然足りない時間なので…」と言われ「じゃ〜見舞いは遠慮させていただくけど、奥様に気持ちだけは伝えてと電話を切った。
カミさんにそれを伝えると
「そう言う問題じゃない」
「わかっとる」
「行かないかん」
「行きたいけど、男の約束したから、絶対、行かない」
カミさんは、呆れ返って近所の年の近い奥様達と病院へ行った様ですが、たまたま同級生に見つかり、病院の1階ロビーで話しただけで、病室に通してもらえなかったようです。
まだ40代になるか、ならないかの頃だったです。
お通夜、葬儀とも伺ったのですが、身内以外の式で、あれだけ泣いたのなかったなぁ〜。
チューブの歌を聴くと、こんな想い出が蘇ります。少しでも「天国にいる奥様に届け」とアップしました。
すみません!しめっぽい話で…
ブログ一覧 |
この1曲 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2017/08/29 06:16:32