あめーばぶろぐからの移行分です
遠くで汽笛を聞きながらって書くと、
電車、列車のことを
思い出してた。
今までの人生の中で、一番、電車に乗ったのが高校の通学で3年間利用した名鉄電車。
その次が、過日アップした大学時代の近鉄電車。
一番、長距離を乗ったというのが、人生はじめての、大阪(梅田かな?)ー長崎(大村)のブルートレインに? 確か「さくら」記憶が…。
大学2、3回生(昭和54年前後)の頃だったと思います。
後輩が長崎県大村市で、自分達のバンドのライブを大村市民会館大ホールでやるので「歌いにきませんか?」…と。
泊まるところは後輩の自宅を提供してくれるとので、旅費だけ工面すればなんとかなる。元、バンドで一緒にやっていたG君とお互いソロ(字面だとカッコいい)で歌いに行くことにしました。
出演時間は一人当たり15分です(笑)。もちろんノーギャラですが2~3泊、寝るとこと食事付きと、後々、判ったのですが、後輩のお父さんによるマイカーでの市内観光がおまけについていました。
当初は、全日空のスカイメイトという格安料金で乗れるサービスがあったので、大阪伊丹空港へ。ただ、春休みの真っ最中、同じことを考える学生だらけ!いざ、搭乗の際には空席が一つだけで乗れず(涙)。
ココから、予想外の長崎への移動手段を探し、最終的に乗り換えもしなくていい「さくら」なら、楽勝となったわけ。ただ出発が21時台(だったと思うけど…)なので、それまでは時間をつぶさくなてなら無いので、梅田周辺をウロウロ。
時間になって、いざ!ホームへ行くと、人、人、ひと、人、学生、人、人、ひと、人、女子大生、人、人、ひと、人、短大生、高校生だらけの、通勤時間帯のように、学生達が大挙で押し掛けています。朝の段階で気がつかない自分達って(笑)
動画は、チューリップ解散しALWAYSというバンド。姫野君の甘いマスクと甘い歌声が、男ながらでも好きです。姫野君のボーカルの初期の頃のシングルシリーズは大好物で、おっさんが甘く歌います。財津さんには、それほどの思いも別に無いのですが…。
さくらにイザ乗り込むも、
満員で客室内に入れずで
通路のトイレの付近が精一杯。
連れとそれぞれがギターケースと
カバンを持っているので場所もとるので、
周りの人からもジロジロ…。
近くにいた孫と一緒のおじさん(60代ぐらいかな?)がやがて話しかけてきた。
「君たちは、芸術家か?」
「はい、そうです…まだ売れなくて(嘘)地方を廻っているんです」
「テレビとか出るの?」
「いえいえ、とんでもない(売れない芸人を装う…)」
「昔、詩を書いていて…見てくれるか?」
と言いながら、おじさんカバンからノートを取り出す。読んでみると「荒城の月」を彷彿させるような難しい詩が書いてあったので、自分のノートに書き写し「一度、曲つけてみます」と連絡先も…出逢いを楽しむが、お孫さんが通路で眠たそうにしているのが、可哀想だったな~。
途中、山口の手前辺りで
やっとこさ客室内に入れた。
女の子の4人グループが、
やはりうさん臭い僕たちを見ているので
「ここいいですか?」
「はい、かまいませんよ」
と通路に陣取る。ココは、こちらから積極的に
「どっか行かれるんです?」
「山口まで卒業旅行です」
やはり、女性との会話は、おじさんよりは実に楽しい。
「音楽やられてるんですか?」
「うん。これから長崎です」
「どんな曲やられてるんですか?聴きたいです」
「もし、どっかで見かけたら聴きにきて」
「絶対!行きます…名前教えてください」
「バンドじゃなくソロでやっているので」と名字だけを伝えながら、どっかで本当にあったらどうしよう…でも、プロとは言ってないよ(笑)。
もっと早く近づきたかったのだが…こういう時ほど無情にも女の子達の降りる「山口」へ到着。一緒に降りたくらいの気持ちがあったのだが…別れを惜しみながら、やっとこさ彼女達の席に座ることができた。一般客室というんですか?ボックス席だけど、やっと座れた喜び。しばらくはG君と話をするが、やがて二人とも睡魔が襲ってくる。一瞬、沈黙が続いただけで隣でいびきをかき始めた。
今から思えば、
「おっちゃんの連絡先は
メモまでしたのに、
なぜ?
女子大生4人組の
せめて!名前だけでも…
いや、住所だな、
聞かなかったんだろう?
こういう時に、
売れない旅芸人を装った事が邪魔したな!
あの時の、女の子達の誰かブログ見てないかな?逢いたい(笑)
車内アナウンスで、
どこの駅だったか忘れたが、
客車を切り離すので
「長崎方面」ヘ向かうには
後ろ側の車両に
移動しなければならないと告げた。
そうなると僕も眠ろうとするが、眠いのだが…気になって眠れない。
だんだん睡魔が襲いかかる。
一瞬、気を緩めた瞬間に眠ったようだ。
…客車が揺れるので目が覚めた。
列車は止まっている。
この駅で、移動しなければならないことを思い出す。慌てて、G君を起こし後ろの車両へ走る。なんとか間に合ったが、今度は長崎まではあと少し…それが気になって眠れない。相方は着くなり寝ている。最近でこそ、乗り物内で眠れるような神経になってきたのですが、若い頃はダメだったですね。
あっ!僕はテッチャンじゃありませんので…。
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Posted at
2021/04/07 00:56:26