まとめ記事(コンテンツ)

2011/06/26

タウン・スモール

今日はこちらの車のお話を。

日産・マーチ(K11型)





現在のK13型ではメイド・イン・タイランドの逆輸入車となるマーチ。
その先々代となるK11は、ヨーロピアンテイストあふれる走りと優れた機能性で非常に高い人気を博しました。
グレードもギターコードになっていたり、シートカバーがバンダナ風だったり、オシャレなコンパクトカーというイメージをお持ちの方も多いと思います。



90年代のコンパクトカーと言えばまだまだ「安グルマ」的な雰囲気が抜け切れていなかった時代。
そんな中でマーチは異色の存在でもありました。



コンパクトなボディにもかかわらず大人4人がゆったりと座る事ができるパッケージング。
コンベンショナルなサスペンションからは想像できない高い操縦安定性。
そして女性にも安心の取り回し性能。

とにかく日々の生活での「使いやすさ」にこだわって設計された、いい車の典型とも言えるほどでした。

あれほど街中にあふれかえっていたK11も早いもので生産中止から既に9年。
最終型の1000ccモデルなどはまだ比較的見かける事もありますが、前期型はなかなか出会う事もなくなってしまいましたね。


私は2002年に当時フルモデルチェンジしたばかりだったK12を新車で購入しましたが、このとき実はK11を中古で買う気満々だったのです。

系列の日産中古車センターに並んでいたのは95年式3ドア1300G#はスーパーブラックでレアな5速MT、サンルーフ付という個体でした。


G#はK11の中でも最もスポーティなトップグレード。
フォグランプ付きのエアロバンパー、アルミ&60扁平ミシュランタイヤを装備したモデル。

エンジンこそ標準モデルのA#などと同じ1300のツインカム16バルブ、CG13DE(79ps)を搭載していましたが、800kgそこそこの軽量なボディも相まって気持ちいい走りを楽しむことができました。



しかし、前述の通り最終的に購入したのはK12。
それも、マーチごときに220万も出して(笑)

まだまだ若かったワタクシ、セールス氏の巧みな話術と「新型車」という誘惑に負けてしまったワケです(^^ゞ

結局初期ロットのK12はまったくの「ハズレ車」で、K11を買わなかった自分に後悔することになるのですが、走りの面ではK12よりもK11の方が楽しかった気がします。

90年代の日産車らしい気持ち良い走りの一体感。
見せかけだけではない、普通で当たり前の高性能。



こんなコンパクトカーが日産からまた出てきてくれることを願ってやみません。
Posted at 2011/06/26 21:41:23

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