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まとめ記事(コンテンツ)
みみ助さん
2016/08/12
デザインが、センスです。
今回は日産・プレセア(R10型)のカタログです。
1990年、トヨタカリーナEDのヒットを契機に市場が拡大しつつあった、ミドルクラスの4ドアハードトップというジャンルに日産が新たに投入したプレセア。
当時デビューしたばかりのB13系サニーをベースに、流麗なスタイリングのピラードハードトップとして登場しました。
デザインがセンスと謳うだけに、そのスタイルはとにかく個性的。
四隅を絞り、緩やかな曲線を描くボディラインはまだまだ80年代の余韻が残っていた時代においては、かなり斬新なものでした。
グリルレスのフロントマスクに逆Rのヘッドランプも特徴的な顔つきでしたね。
インテリアもおもてなし感あふれる上質なもの。
メーター盤面が鮮やかなブルーに光る「マリーンブルーメーター」もプレセアの代表的な装備のひとつ。
次世代モデルにも受け継がれました。
スペイン語で宝石という意味を持つプレセアだけに、ボディカラーにも全て宝石の名前を入れるこだわりぶり。
上級グレードのCt.Ⅱには、ボディカラーに合わせて7種類の内装を選ぶことができるインテリア・コーディネーションも採用。
洗練されたツイードやモケットのインテリアも魅力的ですが、オプションのスポーツインテリアもこの時代の日産車らしい雰囲気で素敵ですね。
エンジンは直4の全3種類。
プリメーラやブルーバードでお馴染みの2L、SR20DE型は140ps/18.2kgmを発揮。
メインの1.8Lはシングルポイントインジェクションで110ps/15.3kgmのSR18Di型。
またプレセアはライバルにはない1.5Lの設定があり、サニーと同じキャブ仕様のGA15DSは94ps/12.8kgmという控えめなスペックながら、その手頃感から販売のメイン的存在でしたね。
サスペンションはベースのサニーにも採用される4輪ストラット。
2000Ct.Ⅱには電子制御サスペンションも。
装備もクラス標準以上のものが用意され、セドリックやローレルのようなセンターコンソールに解除レバーのある足踏み式パーキングブレーキやリモコンドアロック、さらにはASCDや本革シート車にはパワーシートまで採用されていました。
プレセアのラインナップ。
この時代のモデルとしてはグレード体系はかなりシンプルで、上級版のCt.Ⅱ、普及版のCt.Ⅰという2種類のグレードに3種類のエンジンを組み合わせた実質6グレード。
やはり最量販は1500か1800のCt.Ⅱでしたね。
かなりの装備が削減されるCt.Ⅰはほとんど見かける機会はなく、私の知り合いの家には1800Ct.Iがあっていつも珍しげに眺めていました。
前述のとおり、Ct.Ⅱにリヤスポイラーやアルミホイール、スポーツインテリアを組み合わせると、エレガントなプレセアがかなりアダルトなイメージに変身するのですが、これは後年になって新グレードの「Ct.S」や特別仕様車「ブラックスター」で標準化されたのも記憶に残るところ。
ブームの終焉とともに存在感を失ってしまった感のあったプレセアですが、今見ても時代を先取りした個性あふれるスタイリングは魅力的。
欧州のプレミアムブランドではクーペスタイルの4ドアも人気のようですが、ひょっとしたらプレセアも復活の契機があるのかも知れませんね。
1990年、トヨタカリーナEDのヒットを契機に市場が拡大しつつあった、ミドルクラスの4ドアハードトップというジャンルに日産が新たに投入したプレセア。
当時デビューしたばかりのB13系サニーをベースに、流麗なスタイリングのピラードハードトップとして登場しました。
デザインがセンスと謳うだけに、そのスタイルはとにかく個性的。
四隅を絞り、緩やかな曲線を描くボディラインはまだまだ80年代の余韻が残っていた時代においては、かなり斬新なものでした。
グリルレスのフロントマスクに逆Rのヘッドランプも特徴的な顔つきでしたね。
インテリアもおもてなし感あふれる上質なもの。
メーター盤面が鮮やかなブルーに光る「マリーンブルーメーター」もプレセアの代表的な装備のひとつ。
次世代モデルにも受け継がれました。
スペイン語で宝石という意味を持つプレセアだけに、ボディカラーにも全て宝石の名前を入れるこだわりぶり。
上級グレードのCt.Ⅱには、ボディカラーに合わせて7種類の内装を選ぶことができるインテリア・コーディネーションも採用。
洗練されたツイードやモケットのインテリアも魅力的ですが、オプションのスポーツインテリアもこの時代の日産車らしい雰囲気で素敵ですね。
エンジンは直4の全3種類。
プリメーラやブルーバードでお馴染みの2L、SR20DE型は140ps/18.2kgmを発揮。
メインの1.8Lはシングルポイントインジェクションで110ps/15.3kgmのSR18Di型。
またプレセアはライバルにはない1.5Lの設定があり、サニーと同じキャブ仕様のGA15DSは94ps/12.8kgmという控えめなスペックながら、その手頃感から販売のメイン的存在でしたね。
サスペンションはベースのサニーにも採用される4輪ストラット。
2000Ct.Ⅱには電子制御サスペンションも。
装備もクラス標準以上のものが用意され、セドリックやローレルのようなセンターコンソールに解除レバーのある足踏み式パーキングブレーキやリモコンドアロック、さらにはASCDや本革シート車にはパワーシートまで採用されていました。
プレセアのラインナップ。
この時代のモデルとしてはグレード体系はかなりシンプルで、上級版のCt.Ⅱ、普及版のCt.Ⅰという2種類のグレードに3種類のエンジンを組み合わせた実質6グレード。
やはり最量販は1500か1800のCt.Ⅱでしたね。
かなりの装備が削減されるCt.Ⅰはほとんど見かける機会はなく、私の知り合いの家には1800Ct.Iがあっていつも珍しげに眺めていました。
前述のとおり、Ct.Ⅱにリヤスポイラーやアルミホイール、スポーツインテリアを組み合わせると、エレガントなプレセアがかなりアダルトなイメージに変身するのですが、これは後年になって新グレードの「Ct.S」や特別仕様車「ブラックスター」で標準化されたのも記憶に残るところ。
ブームの終焉とともに存在感を失ってしまった感のあったプレセアですが、今見ても時代を先取りした個性あふれるスタイリングは魅力的。
欧州のプレミアムブランドではクーペスタイルの4ドアも人気のようですが、ひょっとしたらプレセアも復活の契機があるのかも知れませんね。
Posted at 2016/08/12 11:55:50
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