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- 燃焼室・ピストン・排気経路……堆積カーボン除去 DIY (2/2)
まとめ記事(コンテンツ)
ハラさん
2013/12/19
燃焼室・ピストン・排気経路……堆積カーボン除去 DIY (初回編・2/2)
カテゴリ : エンジン廻り > エンジン > 調整・点検・清掃
車種:ケータハム その他
作業日:2013/12/19
目的:修理・故障・メンテナンス
作業:DIY
難易度:★★
作業時間:6時間以内
1
■ 堆積カーボン除去 DIY (初回編・1/2) より続く
点火プラグのカーボンは溶解されており、エア圧のみで、容易に除去できる事を確認♪
点火プラグのカーボンは溶解されており、エア圧のみで、容易に除去できる事を確認♪
2
「排気バルブは開いている状態(閉じる前)」、「吸気バルブは閉じたまま(開く手前)」にセットします。
プラグホールから、③ エンジンコンディショナーを10~15秒程注入。
プラグホールから、③ エンジンコンディショナーを10~15秒程注入。
3
④ エア圧を強く(Maxに)セットし、掃気用のノズル・パイプをプラグホールに押し付け、コンプレッサー・ガンで掃気させます。
……排気ポートよりエキマニの方向へ、エンジンコンディショナーと共にフヤケタ(溶解された)カーボンを徹底して追い出します。
前記の③と④の作業を繰り返します。
……排気ポートよりエキマニの方向へ、エンジンコンディショナーと共にフヤケタ(溶解された)カーボンを徹底して追い出します。
前記の③と④の作業を繰り返します。
4
今回この初回作業では、掃気ノズルの先端部には、溶解されたカーボン等の汚れが、何度も大量に付着しました。
この汚れた状態を目の当たりにすると、エンジンコンディショナーを用いた、燃焼室や排気バルブ等の浄化を、1~2年に1度ほど、または、エンジンオイル交換3~2回に1度くらい、か、走行距離で1万kmほど、のサイクルで行なうのが良いような感じがしています。
この汚れた状態を目の当たりにすると、エンジンコンディショナーを用いた、燃焼室や排気バルブ等の浄化を、1~2年に1度ほど、または、エンジンオイル交換3~2回に1度くらい、か、走行距離で1万kmほど、のサイクルで行なうのが良いような感じがしています。
5
掃気ノズルの先端部に、写真のような、溶解されたカーボン等の汚れが付着している場合は、前記の③と④の作業を繰り返します。
ノズルに付着する汚れが薄くなれば、次の作業に進みます。
ノズルに付着する汚れが薄くなれば、次の作業に進みます。
6
新しいエンジンオイル・10cc程を、プラグホールから燃焼室に注入します。
エア圧を強く(Maxに)セットし、掃気用のノズル・パイプをプラグホールに押し付け、コンプレッサー・ガンで掃気させます。
以上、一連の作業を終えた後、カムカバーを取り付けます。
エア圧を強く(Maxに)セットし、掃気用のノズル・パイプをプラグホールに押し付け、コンプレッサー・ガンで掃気させます。
以上、一連の作業を終えた後、カムカバーを取り付けます。
7
★クランクに取り付けた、ラチェット・ボックスレンチは必ず外すこと!
点火プラグを取り付け、エンジンを始動させます。
しばらくは、猛烈な白煙が出ます。(強烈な異臭も)
http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/770/868/3770868/p3.jpg?ct=384874c1e0e7
エンジンコンディショナーで溶解され「ヘドロ状」になったカーボン等が排出されますし、また、周囲には多くの固体状カーボンが飛び散ります。
http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/770/868/3770868/p4.jpg?ct=384874c1e0e7
ヘドロ状・固体状カーボンが排出されるまでは、排気触媒コンバータは、閉塞のトラブルを避けるため、取り外しての作業が良いと思われます。
点火プラグを取り付け、エンジンを始動させます。
しばらくは、猛烈な白煙が出ます。(強烈な異臭も)
http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/770/868/3770868/p3.jpg?ct=384874c1e0e7
エンジンコンディショナーで溶解され「ヘドロ状」になったカーボン等が排出されますし、また、周囲には多くの固体状カーボンが飛び散ります。
http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/photo/000/003/770/868/3770868/p4.jpg?ct=384874c1e0e7
ヘドロ状・固体状カーボンが排出されるまでは、排気触媒コンバータは、閉塞のトラブルを避けるため、取り外しての作業が良いと思われます。
8
排出された固体状のカーボンを集めてみました。
( 生米を破砕した感じ、角のある粒形状 )
どこから出てきたのか? 10年分? このカーボン……
燃焼室?バルブフェイス?排気経路壁?に堆積・固着していたカーボン?かな?と思われますが、量の多さには驚きました。 w(゚o゚)w
排気触媒コンバータは、閉塞のトラブルを避けるため、取り外しての作業が良いと思われます。
●念のためですが、除去作業の後、エンジンオイルの状態を確認、黒く汚れている場合は交換した方が良いようです。
●プラグホールからピストンヘッドの状態を目視確認すると、銀色の地肌!→カーボン除去の効果・作用を確認できました ♪
……↑ ピストンヘッドの写真は、↓ コチラのブログ、2枚目の画像です。
http://minkara.carview.co.jp/userid/359142/blog/32083173/
↑この画像は、除去作業を2度行った際のピストンヘッドの状態です。
● カーボン除去後の感想……
だるい感触が解消され、レスポンスとパワーが回復、購入時のような加速・出力感が戻った。
エンジンオイル消費量が激減 (ピストンリングの機能正常化?)、 エンジンオイルの汚損度合いも軽減、 ファンネルに付着する吹き返し跡も発生しなくなった。
エンジン・ノイズが低減し、購入時のリズミカルな音質になった。
エンジンの基本機能に不具合の無い場合、リフレッシュの効果は大きいと思われます。
このエンジンでは、4年前に、燃焼室と排気経路のカーボン堆積を指摘され、除去を勧められてましたが、今回、やっと、除去を実施……効果を実感して、もっと早い時期に実行しておくべきでした。
カーボン・スラッジの堆積に起因する、スラップ音や、ジーゼリング、ピストンリングの固着(スティック)等の解消・改善にも、役立ちそうです……シリンダーヘッド本体を外す本格的なオーバーホールをする前に、この方法を試すのも有益かも♪
カーボン除去には色々な方法が有りますが、カムカバーを外す簡易な作業で、そして、燃焼室全体と排気経路・バルブフェイス、ピストンリングの堆積したカーボン・スラッジまでを、エア圧で掃気することで、効率良く綺麗に除去できる方法は、とても便利と思われます。
先ずは、状態の見極めからスタート、経年のエンジンが 元気に甦れば、願ったりです。
カーボンの堆積度合いや、ピストンリングの固着度合いにより、必要に応じて、この除去作業を複数回、繰り返し行うと良い結果が出る場合も有ると思われます。
【注意】......万人向けの除去方法ではありません、安全性や車両性能を保証するモノではありません。 この作業は各位の判断と自己責任で実施をされるべき、と思います。
★★★ 作業要領の動画は↓こちら ★★★
http://www.youtube.com/watch?v=qt9-0LNKViY
( 生米を破砕した感じ、角のある粒形状 )
どこから出てきたのか? 10年分? このカーボン……
燃焼室?バルブフェイス?排気経路壁?に堆積・固着していたカーボン?かな?と思われますが、量の多さには驚きました。 w(゚o゚)w
排気触媒コンバータは、閉塞のトラブルを避けるため、取り外しての作業が良いと思われます。
●念のためですが、除去作業の後、エンジンオイルの状態を確認、黒く汚れている場合は交換した方が良いようです。
●プラグホールからピストンヘッドの状態を目視確認すると、銀色の地肌!→カーボン除去の効果・作用を確認できました ♪
……↑ ピストンヘッドの写真は、↓ コチラのブログ、2枚目の画像です。
http://minkara.carview.co.jp/userid/359142/blog/32083173/
↑この画像は、除去作業を2度行った際のピストンヘッドの状態です。
● カーボン除去後の感想……
だるい感触が解消され、レスポンスとパワーが回復、購入時のような加速・出力感が戻った。
エンジンオイル消費量が激減 (ピストンリングの機能正常化?)、 エンジンオイルの汚損度合いも軽減、 ファンネルに付着する吹き返し跡も発生しなくなった。
エンジン・ノイズが低減し、購入時のリズミカルな音質になった。
エンジンの基本機能に不具合の無い場合、リフレッシュの効果は大きいと思われます。
このエンジンでは、4年前に、燃焼室と排気経路のカーボン堆積を指摘され、除去を勧められてましたが、今回、やっと、除去を実施……効果を実感して、もっと早い時期に実行しておくべきでした。
カーボン・スラッジの堆積に起因する、スラップ音や、ジーゼリング、ピストンリングの固着(スティック)等の解消・改善にも、役立ちそうです……シリンダーヘッド本体を外す本格的なオーバーホールをする前に、この方法を試すのも有益かも♪
カーボン除去には色々な方法が有りますが、カムカバーを外す簡易な作業で、そして、燃焼室全体と排気経路・バルブフェイス、ピストンリングの堆積したカーボン・スラッジまでを、エア圧で掃気することで、効率良く綺麗に除去できる方法は、とても便利と思われます。
先ずは、状態の見極めからスタート、経年のエンジンが 元気に甦れば、願ったりです。
カーボンの堆積度合いや、ピストンリングの固着度合いにより、必要に応じて、この除去作業を複数回、繰り返し行うと良い結果が出る場合も有ると思われます。
【注意】......万人向けの除去方法ではありません、安全性や車両性能を保証するモノではありません。 この作業は各位の判断と自己責任で実施をされるべき、と思います。
★★★ 作業要領の動画は↓こちら ★★★
http://www.youtube.com/watch?v=qt9-0LNKViY
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