雨の中、礼文島に上陸した我々。最北限のスコトン岬に到着すると晴れ間が広がってきました。

夕方のフェリーで稚内に戻らなくてはいけません。残りの時間で島を廻りきることはできるのか？

スコトン岬のスカイブルーなブルースカイを後にして、尾根を走る道を引き返します。

南向きも絶景〜


振り返ると青空のスコトン岬は更に絶景！


吹き抜ける風が爽やかな時間、遠くまで来た甲斐がありました。
 

断崖がもうね、すごい。


もう一度海鱸島展望台からの眺めです。


晴れると海がホントに綺麗です。


緑の草原、優しい丘陵。
 

短い尾根の道はここで終わり。
 

晴れてるうちに澄海岬へ行ってみよう。
でも南はやっぱり曇ってます。
 

澄海岬の海。なんとか青空バックで碧がきれい。 
 



なんてことない崖なんだけど、良いんです。
 
空と海と緑と風が素晴らしくて、写真を見返していても深呼吸したくなるんですよ。
 
ウミネコの群れ
 

一応、抑えておくべき観光スポットに行く事はできました。
このまま南に戻るか・・・でも天気悪いから、妻が行ってみたいという礼文空港に行ってみます。
 

スコトン岬の反対側にある、北に突き出た半島にやってきました。木が生えてなくて、ぐるっと海が見渡せるんです。
  

自衛隊のレーダーが見えます。
こちらの半島は観光客が全く来なくて、誰もいない丘を二人占め。
 

半島の東側に今はもう使われていない礼文空港があります。
  

大自然に佇む小さい空港
 



お手頃サイズな空港ターミナル・・・


ちょっとだけお花畑がありました。
 

空港の先に灯台と海
 

再び海鱸島と。
 

船泊湾を挟んで向こうがスコトン岬の半島。
 

とっても気持ちのよい丘でした。
 

半島をぐるっと廻って道道に戻ってきました。
そろそろ港に向かわないとフェリーの時間が気になってきました。

快調に走ってフェリーターミナルで先にチケットを発券。
でも出港まで１時間半ぐらいあったので、港の近くを探検しましょう。

ひとまず島の南端まで。

向こうに利尻島がみえるんですが、雲に覆われていますねえ。
 

集落を抜けて行き止まりの知床までやってきました。
まさに地の果て。
  
西の空は雲の下が明るくて不思議な明るさ。
 

曇っているのに、水平線がクッキリ。
 

行き止まり先は険しい崖。
なんとなく、雲が少なくなってる様な・・・
そうだ、諦めていた桃岩に行ってみよう！


観光バスの入れない細い道を上がって桃岩展望台を目指します。
何となく雲が薄い・・・！ 


駐車場から展望台まで5分程。なるほどお花畑にはこんなに沢山咲くんですね〜。 
 

遊歩道をノコノコ登って行くと・・・
 

この時期はもうお花のシーズンではない様です。
 

利尻島方面です。うっすら島が見えます。 
 
 展望台まで上がってくると、今朝見た猫岩方面が！
 

ちょっとだけだけど、可憐な花がきれいです。
 

右の塊が桃岩。下に見える小さな駐車場が今朝行った桃岩猫台。

しかし、ものすごいスケール。写真じゃ全然伝わりませんねえ。 


ん〜、ちょっと雲がかかってきた。
 

下の道を通ってきたんです。追い越したハイキンググループはまだそこ。
 

と思ったら、急に雲が流れてきてこのとおり。
 

出港時間も迫ってきたので、そろそろ戻りましょう。雨も降ってきた。
 

港はすぐそこなので、余裕で到着。
そろそろ礼文島ともお別れの時間です。
 
さあ出港！
利尻富士がちょっと見えてきた！
 礼文島、一日だけの滞在だったけど、ものすごくいい島でした。これはまた来なければ！
 

あれ、利尻富士の雲が晴れてきた！頂上までスッキリ！
 

礼文島に陽が落ちて行きます。
 

ウミネコは無賃乗船ですよね。
 

利尻島を横目に見ながら稚内へ船は進みます。
 

雨がパラついてきた、と思ったら虹！
 

しかも二重です！
 

久々にちゃんとした虹をじっくり見る事ができました。
 

徐々に日が暮れてきました。
 

だんだん空が染まってきます。
 

利尻富士も染まってきました。
 

さよなら、利尻！
 

陽が落ちて、空が染まり、船は進む。
 

お天気には決して恵まれなかったけれど、 最後に素晴らしい風景を見せてくれました。


すっかり夜になり稚内港に到着しました。

そのままセイコーマートで定番となった食料を買い込み、稚内のホテルに宿泊しました。

利尻、礼文と１泊２日で廻りましたが、素晴らしい景色を沢山見る事が出来ました。利尻はもちろん、初めての礼文島はとても美しい島でした。こりゃまた来ないと。

明日からまた北海道のドライブ旅再開です。天気予報はGOODなので楽しみです！
 
つづく