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2015/09/05

検証実験:サルフェーション除去 事例K その1

カテゴリ : 電装系 > バッテリー > その他

1
電気的刺激(パルス)によって、サルフェーションを除去しバッテリーを再生できるそうです。
本当にそのようなことが可能なのでしょうか?
検証実験を行います。

今回、ご提供いただいたバッテリーは、28B17R で ホンダの軽自動車に使用されていたものです。
クランクしなくなり、放置されていたものをいただきました。
2
まずは初期診断
電圧 12.17V

比重検査
1. 1.18
2. 1.20
3. 1.23
4. 1.22
5. 1.22
6. 1.20

比重はかなり低いものの、電圧も12V出ているしこのまま充電したらどうにかなるんじゃないかという期待を持ちました。
この状態で、13.8Vかけて12時間充電してみました。
3
充電開始12時間後
流れる電流は 0.5A 程度になり、充電が進んでいるように思えます。
もう一度比重を計ると・・・
比重検査2
1. 1.18 → 1.20
2. 1.20 → 1.22
3. 1.23 → 1.25
4. 1.22 → 1.24
5. 1.22 → 1.23
6. 1.20 → 1.21
0.02ぐらいあがっていました。
しかし、標準領域までには届きませんでした。
4
セル6の電解液がほかのセルに比べ減っていたので、バッテリー補充液を足しました。
5
実験開始の条件が整いましたので、パルス式サルフェーション除去装置を装着することにしました。

パルス式サルフェーション除去装置を装着したままにして、1日1時間程度、補充電を行っていきます。
6
ほぼ24時間ごとに比重の測定を行いました。
7
一週間が経ち、正常の目安としている 1.25 を超えるようになってきました。
8
初期計測およびパルス式サルフェーション除去装置を装着後一週間の変化の記録です。

12時間充電しても上がらなかった比重が、パルス式サルフェーション除去装置を装着することすることと補充電で上がってきています。
これで、”再生”できていると言えるのでしょうか?

さらに、検証実験を続けていきます。

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