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まとめ記事(コンテンツ)
SaeXaさん
2015/10/17
検証実験:サルフェーション除去 事例P
カテゴリ : 電装系 > バッテリー > その他
車種:日産 シルビア
作業日:2015/10/17
目的:修理・故障・メンテナンス
作業:DIY
難易度:★
作業時間:30分以内
1
サルフェーション除去では再生できないバッテリーの事例です。
シルビア購入以来載っていたバッテリーが,ダメになりました。
その過程と理由について考えていきます。
グラフは、サルフェーション除去う装置を付けて観察した5日間の記録です。
シルビア購入以来載っていたバッテリーが,ダメになりました。
その過程と理由について考えていきます。
グラフは、サルフェーション除去う装置を付けて観察した5日間の記録です。
2
いきさつ
定期点検のためにディーラーへ行こうとしたらエンジンがかかりませんでした。エンジンがかからないどころか、セルさえ回りませんでした。
再生バッテリー事例Kを使用して、ジャンピングでエンジンをかけ、ディーラーに持っていきました。
案の定、ディーラーでは比重の低下、始動電圧の低さを指摘され、交換を勧められました。
”サルフェーション除去装置で回復できるだろう。イイ実験材料ができた!”、いざとなれば 「事例K」のバッテリーもあるし・・。
と、ルンルンで帰ってきたのですが、・・・
定期点検のためにディーラーへ行こうとしたらエンジンがかかりませんでした。エンジンがかからないどころか、セルさえ回りませんでした。
再生バッテリー事例Kを使用して、ジャンピングでエンジンをかけ、ディーラーに持っていきました。
案の定、ディーラーでは比重の低下、始動電圧の低さを指摘され、交換を勧められました。
”サルフェーション除去装置で回復できるだろう。イイ実験材料ができた!”、いざとなれば 「事例K」のバッテリーもあるし・・。
と、ルンルンで帰ってきたのですが、・・・
3
まずはバッテリーをクルマから降ろして比重を測りました。
マイナス側から
1.21 1.23 1.23 1.24 1.24 1.08
プラス側のセルがひとつだけ落ちています。
これって、ご献体いただいたバッテリーでの”再生できないパターン”と同じです。
マイナス側から
1.21 1.23 1.23 1.24 1.24 1.08
プラス側のセルがひとつだけ落ちています。
これって、ご献体いただいたバッテリーでの”再生できないパターン”と同じです。
4
とりあえず、補充電をしながらパルスをかけていきました。
5
最初のグラフの再掲です。
6セル以外は、パルスをかけることにより電解液の比重があがっています。
6セルは、一日目に初期より下がり,その後はあがる気配がありません。
このままパルスをかけ続けてもよくなる期待は持てないので5日目に中止にしました。
6セル以外は、パルスをかけることにより電解液の比重があがっています。
6セルは、一日目に初期より下がり,その後はあがる気配がありません。
このままパルスをかけ続けてもよくなる期待は持てないので5日目に中止にしました。
6
この事例もそうですが、一つのセルだけ比重があがらないバッテリーはパルス式サルフェーション除去装置で再生できないことが分かりました。
比重があがらないのは、サルフェーション以外の問題をもっているため比重があがらないと考えるのが妥当だと思います。
その問題とは、電極板の剥離やセパレータの不具合、それらに起因するショートなどが考えられます。
一方、不具合のないセルでは、比重があがってきています。パルスはセル単位でバッテリーの回復に有効であることが分かります。
今回の実験の結果はこんなところでしょうか。
比重があがらないのは、サルフェーション以外の問題をもっているため比重があがらないと考えるのが妥当だと思います。
その問題とは、電極板の剥離やセパレータの不具合、それらに起因するショートなどが考えられます。
一方、不具合のないセルでは、比重があがってきています。パルスはセル単位でバッテリーの回復に有効であることが分かります。
今回の実験の結果はこんなところでしょうか。
7
このバッテリーのお亡くなりになった”瞬間”の記録が見つかりました。
データーロガーの記録によれば、27日の午前4時ごろに突然電圧が下がりはじめ、その後10.2V程度で安定しています。
ちょうど1セル分の電圧が下がっていることから、一つのセルでショートを起こしていたと考えることができます。
データーロガーの記録によれば、27日の午前4時ごろに突然電圧が下がりはじめ、その後10.2V程度で安定しています。
ちょうど1セル分の電圧が下がっていることから、一つのセルでショートを起こしていたと考えることができます。
8
不思議なことに、一度電圧が下がっているにもかかわらず、定期点検中は何度もエンジンの始動ができています。
また、その後 事例K のバッテリーと交換するまで、電圧の降下は見られません。
もし、剥離した電極がショートさせているのであれば、それは微細で抵抗値の比較的大きなもののように思われます。
電極を清掃して電解液を入れ替えればバッテリーの再生が可能なのでしょうか?
疑問は膨らむのでした。
でも、やらないよ!
素人には、ここから先は危険すぎます。
まとめ「バッテリー・サルフェーション除去装置の制作と効果」にこの整備手帳を追加しました。
http://minkara.carview.co.jp/summary/1099/
また、その後 事例K のバッテリーと交換するまで、電圧の降下は見られません。
もし、剥離した電極がショートさせているのであれば、それは微細で抵抗値の比較的大きなもののように思われます。
電極を清掃して電解液を入れ替えればバッテリーの再生が可能なのでしょうか?
疑問は膨らむのでした。
でも、やらないよ!
素人には、ここから先は危険すぎます。
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