まとめ記事

私的　インプレッションまとめ　マツダ編

並盛りジョニーさん

2015/11/20 5,229

試乗インプレが結構な件数になってしまったので、メーカー別にまとめてみました。より突っ込んだ記事は、各記事末の「出典」のリンク先からチェックできます。

マツダ車　インプレ
クラス最強の低燃費ツアラー～マツダ・デミオディーゼル～

低燃費のディーゼル車…というだけでは終わらず、運転好きの琴線を塩ふかせるレベルで触りまくる。低燃費車としても、特に意識しなくても街中燃費リッター18kmを実現し、その上リッター100円を切る（2015年9月東京近郊にて）軽油を使うので、燃料代は今ある車のなかではトップクラスの節制ぶり。長距離走り回るのが好きな人なら、これを選んで損することは無いでしょう！・車で自己顕示したい・車の用途がショッピングモールやテーマパーク、パチンコ屋の駐車場待ち、盆暮れ正月の高速道路の渋滞・子供がぐずらない車が欲しい・手足を存分に延ばせる部屋みたいな広さの車が欲しい・質よりも安さを何よりも重視・ファーストクラスやグランクラス、グリーン車でしか長距離移動できない・大人の事情で日本車、ましてやマツダ車なんて買えない・ディーゼルエンジンなんて商用車用だ・リッターあたり100馬力越えない車なんてゴミという方でなければ、この車は抜群に嵌まると思います。

出典：並盛りジョニーさん
「モータースポーツベース」ということ～デミオ１５MB～

　　１３００＝ベーシック・コンフォートディーぜル＝ツアラー　１５００MB＝スポーツドライビング特化個人的には、現行デミオの位置付けはこんな感じ。ちなみに普段乗りのヴィッツRSと比べると、スポーティ度は１５００MBのほうがより尖ってる印象。ヴィッツもわりとツアラー的に使えるので、XD（ツアラー）とMB（スポーティ）、その間にNCP１３ヴィッツRS・・・という位置づけに思える。車としては悪くないけど、今の段階では「変な装備はいらない、走りの楽しさだけあればいい」と悟っている人向け。（だからモータースポーツベース車なのです）「何も考えずに走りたい」、「スポーティカー乗りたいけどあんまりお金がない」という人ならばお勧めｗまだデミオも、モデルチェンジしてから１年なので、これと同じ１５００ガソリンでもう少し装備を追加したグレードが、おそらくのちのマイナーチェンジで追加されるだろう・・・ということ。車としては楽しいけど、「モータースポーツベース車」であることを理解するべし。何度も言うのは重要だからですｗ「これでいい」という人には☆５つ。しかし、シンプルすぎ ...

出典：並盛りジョニーさん
zoomzoom正常進化

旧型と、この後に乗る現行型も、三代続けて「アクセラの味」は継承されています。同じ味の車・・・といえばそれまでかもしれませんが、リピーダー掴める飲食店というのは、得てしてそういうもの。勿論、お気に入りの店に通い詰める人でも、たまには別のお店に・・・となることはありますし、悪く言えばこれは「マンネリ」。しかし、時代劇や日曜朝の特撮もののように、「いつ見ても安心できる」ドラマの黄金パターンのようなものが好きな人は多いというのも事実。 T●E AL●EEは何年たっても似たような歌ばっかり歌ってるイメージだけど、それがいい・・・って人は多いでしょう？これぞマンネリの様式美。そしてアクセラの味は、決して嫌な味ではない。速さや見栄はない・・・けれど、デザインは飽きが来ない。けれど、ハンドル握る楽しさと高品質を日常で味わいたいなら、これは大いにあり。

出典：並盛りジョニーさん
営業車でもzoomzoom

マツダは「スカイアクティブ」を全面に押し出すようになって以来、出す車の殆どが好評ですが、すでにこの頃からそうした路線を推し進めていた…というのを乗ってみて感じました。過去から、車作りの思想や方向性を長きにわたって積み重ね、このアクセラ・セダンのような「普通の車」にまで思想を貫いてきたことで、今の快進撃がある…というのは間違いない。何もロードスターのようなスポーツカーに限らず、並の車でもスポーツカーを味わえるように、車作りの方向性を初志貫徹で全社で共用してきた結果が実ったのでしょう。（貴島孝雄氏著書・ロードスター的幸福論でも語られております）コストダウンやハイブリッド、エコカーばかりの日本車のなかでマツダの方向性は異端ですが、だからこそファンも獲得できるのでしょう。売上や販売台数だけなら、いい数字だしてるメーカーはたくさんありますが、売上に対する利益率の高さや、根強いファンを掴んでいるか…など、規模は小さくてもスバルやマツダのように強いメーカーがあるのは、車作りの方向性と決して無関係では無いと思います。

出典：並盛りジョニーさん