まとめ記事(コンテンツ)

2015/10/31

アウトバック使用感(水平対向エンジン編)

特徴ともなっている水平対向エンジンですが、

・全高が低いため低重心
・対向するピストンが振動を打消し合うので振動特性に優れる

というのはさんざん言われていますね。

【低重心か?】
重心が低いのは構造からイメージがつきやすく、車の運動特性に良い影響がありそうなので、スポーティという売り言葉にはなったのかも知れません。

実際はエンジンの下に排気管やオイルパンがあり(スバルのサイトでもそのように記述されている)、搭載位置が目に見えて低いようにも思えず、ドライバビリティに影響を与えるほどのことなのか不明です。

同じ車に搭載すると仮定すると直列エンジンとどのくらい(何mm)重心位置が違うのかを明確にした資料を見たことがない。サイトの説明やディーラーにある模型はエンジン単体に毛が生えた程度での話にしか見えないし。

インプレッションで水平対向エンジンならではの低重心との感想を持たれた方ほどの経験がまだないためか、運転しても違いが分からない。レガシィからTT Roadsterに乗り換えたときも、ゴルフプラスからアウトバックに乗り換えたときも、違いは分かりませんでした…。

どなたか感覚でない値で検証したデータをご存知でしたら教えて下さい。嫌味ではなく、ちゃんと知りたいだけです。

【音と振動】
4気筒でありながらバランスシャフトがなくても2次振動も問題にならない程度というのが利点とのことで、言われてみれば直列式よりも静かに回っているように思えます。

それ故なのか、4気筒としては大きい排気量(1気筒あたり624.5cc)のFB25と言われるエンジンですが、直列4気筒よりも回転上昇に伴う気持ち良さはあるように思えます。

3000回転に近づく辺りからは音質が変わりますが、明らかに直列エンジンとは違った雰囲気の音がします。かつての古びたコンプレッサーみたいな音ではないですが、それ以上回せば4気筒らしくギャーギャー言うだけのことで、3000回転辺りの音は演出された感がなきにしもあらず。

変速比/減速比とタイヤサイズから計算すると、99.99km/hのときに最も高いギア比で1717rpmです。高速ではわりと低回転で走行出来ますね。アウトバックの積んでいるリニアトロニックのレシオカバレッジは6.28と7段ATと同程度です。

平地走行時等の低負荷時はかなり静かで、エンジン音が気になりません。音が静か=振動が少ない=人も機械も疲労が少ないとなるかと思います。その上タイミングチェーン式で直噴ではなく過給器も無いので、故障やメンテの手間が少ないと期待。

1気筒あたりの排気量が大きいためか、走り出しのトルクがあって、荷物を積んでも運転しやすく思います。アクセル踏み込んでも、どきゅーんともしゅわーんともなりませんので、NAとしての回転上昇とエンジン音、排気量なりのトルク感をアクセル操作で楽しむのが良さそうです。

とくにIモードでステップ変速制御に切り替わるくらいのアクセル開度だと、変速時のわざとらしいショックは控えめになり、急加速とはならずに3200回転くらいまで回るので、エンジンの鼓動をじっくりと楽しめます。

そんな感じに動かすのが、アウトバックには似合っていそうな気がします。
Posted at 2015/10/31 07:48:39

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