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まとめ記事(コンテンツ)
黒ノ助さん
2013/06/16
スポーツワゴンで行く礼文島の旅 1 出発〜稚内編
北海道に行ってきました。
今回は親孝行旅行です。
去年散々夫婦二人で旅行しまくったので、その罪滅ぼしに…というのはあながちウソではありませんが、妻のお母さんがいつか行ってみたい場所というのが北海道の礼文島でして、それなら最高の礼文島に連れて行こう!というのがそもそもの動機です。
お母さんはお花がとっても好きで、そりゃもうお花の先生をしてるくらいなんです。それに山歩きも趣味です(最近は膝の調子が悪かったり、年齢も年齢ですのでそんなにハードな山歩きは出来ないですが)。比較的低い山に高山植物が咲く礼文島ぐらいなら何とかなるだろうと。
しかし、なぜ6月のこの時期に!?と思われるかもしれません。だいたい北海道の観光シーズンは7月〜9月と言われております。ラベンダーも7月前半からですし。お花のピークはだいたい7月ぐらい。
そして、今回の最大の目的は礼文島でしか咲かない「レブンアツモリソウ」を見に行く事。
盗掘の被害などで数が激減し、希少植物種に指定されていてとても貴重なランの仲間です。
そのレブンアツモリソウの開花の時期を狙って、礼文島への旅を計画しました。
我々は会社の連続休暇取得制度を利用してなんとか休みを無理矢理にとり、フェリーで苫小牧へ。稚内でお母さんと合流しフェリーで礼文島に渡ります。

金曜日の夜、旅の支度を整えて名神、北陸道経由で敦賀を目指します。

今回は舞鶴〜小樽航路ではなく、昨年新造船が就航した敦賀〜苫小牧航路を選択。
「すずらん」さすがに外観もピカピカです。

23:15 乗船開始 さすがにハイシーズンではないのでクルマも乗客も少なめ。

無事にフェリーに乗り込んだ後、早速売店でサッポロクラシックを買い求めて旅の始まりに乾杯。
仕事の疲れが溜まりまくっているので即沈没。

翌朝はゆっくり起きて船上でのんびり過ごします。日本海の天気は曇り。

10:15 恒例の上下線のすれ違い。あっちも新造船なのでピカピカ。大海原の向こうにあっちゅうまに見えなくなります。

10:30 よりビンゴゲーム開始。ヒマだし乗船人数が少ないだろうから当たる確率が高いと見込んで参加。
しかし二人して全然当たらず、結局末賞の絵はがき一枚。ちなみに一等は船内で使える3000円の商品券。

更にヒマなので船内見学。どうです?この空きっぷり。
2等も半個室のベッドになってるんですよね。時代は変わったもんだ…。
ちなみに我々は1等の個室。個室はトイレもついてるし、冷蔵庫まである。舞鶴航路は無いのでその差はでかいですよ。

まだまだヒマなので、DVDでも見る。四国八十八カ所Ⅱ。笑った。疲れた。寝る。

昼食は買ってきたおにぎりとか食べて節約(だって船内の食事はやっぱし高いんだもの)
午後は空が晴れて来た。

15:55 陸地がはっきり見えたので再びデッキへ。GPSで確認するとどうやら小泊半島沖らしい。

つまり目の前は龍泊ライン!眺瞰台がてっぺんに見えますよ。

こちらは竜飛崎。いつもの如く霧に覆われている。

いやあ、船が空いているからベストポジションで写真撮り放題なのが嬉しい。実は右舷、左舷の横方向をばっちり拝めるって端の一人分のスペースしかないから。
竜飛崎を超えると、津軽海峡は海霧に覆われて眺望ゼロ。

18:48 太平洋に出て苫小牧に近づいてくると海霧は晴れて青空が広がってきた。空気がキリっと冷え、どことなく千島海流の匂いを感じる。西北の空が赤く染まり始めて、カメラを持った人々がデッキに集まる。
しかし、ベストポジションは一人分。入れ替わり立ち替わり場所を譲りながら撮っていた人々も、沈む直前には押し掛ける。
そういう状況は苦手なので、階上のデッキへ続く階段を上がって撮影。しかし風をまともに受けて至極寒い。

ブルブル震えながら撮った夕日。

あの山は登別だろうか?それはそれは美しい日没だった。
船内の学生食堂形式のレストランで夕食を食べ、(取り過ぎ注意)

20:51 下船。とうとう北海道上陸!しかし苫小牧は厚い霧に覆われていた。
火力発電所の横を抜けて海沿い(とおぼしき直線道路)を苫小牧市街へと走る。高速道路を通るよりよっぽどスムース。

市内のセイコーマート(道民はセイコマと略すらしい)に立寄り食料を調達。

夕食が早めだったため、お腹が減ったというのは言い訳で、北海道の味を早く食べたかったというのが本音。
日曜日の朝
今日は苫小牧市内から稚内へと一気に北海道を縦断する。
母親は15時過ぎに稚内にタッチダウンするので、あまりのんびりできない。

6時半起床、ホテルからは青い太平洋が見える。今日は晴れ。幸先が良い。

ほぼ予定通り、7時過ぎに出発。道央自動車道を北へ。

千歳近辺の道央道は木々が青く、とても気持ちよく走れる。
今回はロードスターではなく、アテンザスポーツワゴンで北海道に来た訳だが、やはり2500ccぐらいの排気量があると北海道の広大な土地では走りやすいと実感。安定してるし静かだし。

札幌を超えて旭川方面に引き続き道央道を走る。

西には冠雪した山々が見える。暑寒別岳?ピンネシリ?

深川から深川沼田道路に入り、日本海側の留萌を目指す。

秩父別のパーキングで休憩。

沼田留萌自動車道は留萌幌糠まで延伸。前走車が無ければ時間短縮になる。

留萌市内に入ると前方に雲が現れた。これは…

オロロンラインの爽快ドライブを期待していたのに、海霧ですっかり曇り空。残念。

9:52 稚内まで153km。天気以外は順調。

苫前付近の海蝕崖風景がとても好きだ。

オロロン鳥。天気は好転の兆しなし。

いくつもの丘を越えてひた走る。

まだお昼には早いが、休憩がてら初山別天文台にで休憩。

海霧は晴れないが、海岸線がうっすら見える。初めて来たが好展望地。

遠別に入ると、海岸沿いに牧草地が広がる。

遠別市街地を過ぎて海沿いの農道をいく。エンジングライダー?が気持ち良さそうに飛んでいった。

道の駅天塩でたちより定食。しじみ汁。久々にしじみを食べた気がする。懐かしい味。

空腹を満たし、サロベツ原野へと車を進めるが、天塩川河口域の雄大さにしばし撮影タイム。

こんなに広い土地だと、ストレスないだろうな〜。

オトンルイ風力発電所を遠く望む
砂利ダートを走行して車が汚れておかんむり(汗

道草食いました。先を急ぎましょう。しかし全く見えないですね→利尻富士
このまま行っても景色は望めないので、海岸線を離れて内陸を走る事に。
稚咲内を右折し道道444号を東へ。

牧場地帯に迷い込み、稚内を目指しひた走る。

乳牛さん、絶景ですな〜。

牧草ロールを鋭意作成中であります。

こちらの牛さん達もストレスフリーでしょうか。

稚内市に入る

東の空は一部青空が。
稚内市内のGSで水洗い洗車200円
すっきりしたところで、まだ少し時間があるので宗谷ふれあい公園へ

こちらは大沼

宗谷丘陵方面。景色よし。

15時過ぎ、ANA機がタッチダウン。
無事に合流。5時間ほどで稚内まで来ちゃうんだから、飛行機って速い。

早速宗谷丘陵に行きますか。

郵便局ルートを初体験。ほんとに真っ白。

海がバックって感動的。

三人で丘陵風景を堪能す。

貝殻の道、やっぱしイイね!

更に進んで風力発電の丘。

丘陵の向こうは青空が見えてきた。

最北端にご案内

記念写真を撮る

アテンザで最南端と最北端制覇。

夕食は稚内のホテルで。
もちろん我々の旅のスタイルを押し付けて(笑)
地元スーパーの地元食材で乾杯。利尻産のしまぞい刺身、ホッケのフライ、寿司、アスパラなどなど。
ようこそ稚内へ!
つづく
今回は親孝行旅行です。
去年散々夫婦二人で旅行しまくったので、その罪滅ぼしに…というのはあながちウソではありませんが、妻のお母さんがいつか行ってみたい場所というのが北海道の礼文島でして、それなら最高の礼文島に連れて行こう!というのがそもそもの動機です。
お母さんはお花がとっても好きで、そりゃもうお花の先生をしてるくらいなんです。それに山歩きも趣味です(最近は膝の調子が悪かったり、年齢も年齢ですのでそんなにハードな山歩きは出来ないですが)。比較的低い山に高山植物が咲く礼文島ぐらいなら何とかなるだろうと。
しかし、なぜ6月のこの時期に!?と思われるかもしれません。だいたい北海道の観光シーズンは7月〜9月と言われております。ラベンダーも7月前半からですし。お花のピークはだいたい7月ぐらい。
そして、今回の最大の目的は礼文島でしか咲かない「レブンアツモリソウ」を見に行く事。
盗掘の被害などで数が激減し、希少植物種に指定されていてとても貴重なランの仲間です。
そのレブンアツモリソウの開花の時期を狙って、礼文島への旅を計画しました。
我々は会社の連続休暇取得制度を利用してなんとか休みを無理矢理にとり、フェリーで苫小牧へ。稚内でお母さんと合流しフェリーで礼文島に渡ります。
金曜日の夜、旅の支度を整えて名神、北陸道経由で敦賀を目指します。
今回は舞鶴〜小樽航路ではなく、昨年新造船が就航した敦賀〜苫小牧航路を選択。
「すずらん」さすがに外観もピカピカです。
23:15 乗船開始 さすがにハイシーズンではないのでクルマも乗客も少なめ。
無事にフェリーに乗り込んだ後、早速売店でサッポロクラシックを買い求めて旅の始まりに乾杯。
仕事の疲れが溜まりまくっているので即沈没。
翌朝はゆっくり起きて船上でのんびり過ごします。日本海の天気は曇り。
10:15 恒例の上下線のすれ違い。あっちも新造船なのでピカピカ。大海原の向こうにあっちゅうまに見えなくなります。
10:30 よりビンゴゲーム開始。ヒマだし乗船人数が少ないだろうから当たる確率が高いと見込んで参加。
しかし二人して全然当たらず、結局末賞の絵はがき一枚。ちなみに一等は船内で使える3000円の商品券。
更にヒマなので船内見学。どうです?この空きっぷり。
ちなみに我々は1等の個室。個室はトイレもついてるし、冷蔵庫まである。舞鶴航路は無いのでその差はでかいですよ。
まだまだヒマなので、DVDでも見る。四国八十八カ所Ⅱ。笑った。疲れた。寝る。
昼食は買ってきたおにぎりとか食べて節約(だって船内の食事はやっぱし高いんだもの)
午後は空が晴れて来た。
15:55 陸地がはっきり見えたので再びデッキへ。GPSで確認するとどうやら小泊半島沖らしい。
つまり目の前は龍泊ライン!眺瞰台がてっぺんに見えますよ。
こちらは竜飛崎。いつもの如く霧に覆われている。
いやあ、船が空いているからベストポジションで写真撮り放題なのが嬉しい。実は右舷、左舷の横方向をばっちり拝めるって端の一人分のスペースしかないから。
竜飛崎を超えると、津軽海峡は海霧に覆われて眺望ゼロ。
18:48 太平洋に出て苫小牧に近づいてくると海霧は晴れて青空が広がってきた。空気がキリっと冷え、どことなく千島海流の匂いを感じる。西北の空が赤く染まり始めて、カメラを持った人々がデッキに集まる。
しかし、ベストポジションは一人分。入れ替わり立ち替わり場所を譲りながら撮っていた人々も、沈む直前には押し掛ける。
そういう状況は苦手なので、階上のデッキへ続く階段を上がって撮影。しかし風をまともに受けて至極寒い。
ブルブル震えながら撮った夕日。

あの山は登別だろうか?それはそれは美しい日没だった。
船内の学生食堂形式のレストランで夕食を食べ、(取り過ぎ注意)
20:51 下船。とうとう北海道上陸!しかし苫小牧は厚い霧に覆われていた。
火力発電所の横を抜けて海沿い(とおぼしき直線道路)を苫小牧市街へと走る。高速道路を通るよりよっぽどスムース。
市内のセイコーマート(道民はセイコマと略すらしい)に立寄り食料を調達。
夕食が早めだったため、お腹が減ったというのは言い訳で、北海道の味を早く食べたかったというのが本音。
日曜日の朝
今日は苫小牧市内から稚内へと一気に北海道を縦断する。
母親は15時過ぎに稚内にタッチダウンするので、あまりのんびりできない。
6時半起床、ホテルからは青い太平洋が見える。今日は晴れ。幸先が良い。
ほぼ予定通り、7時過ぎに出発。道央自動車道を北へ。
千歳近辺の道央道は木々が青く、とても気持ちよく走れる。
今回はロードスターではなく、アテンザスポーツワゴンで北海道に来た訳だが、やはり2500ccぐらいの排気量があると北海道の広大な土地では走りやすいと実感。安定してるし静かだし。
札幌を超えて旭川方面に引き続き道央道を走る。
西には冠雪した山々が見える。暑寒別岳?ピンネシリ?
深川から深川沼田道路に入り、日本海側の留萌を目指す。
秩父別のパーキングで休憩。
沼田留萌自動車道は留萌幌糠まで延伸。前走車が無ければ時間短縮になる。
留萌市内に入ると前方に雲が現れた。これは…
オロロンラインの爽快ドライブを期待していたのに、海霧ですっかり曇り空。残念。
9:52 稚内まで153km。天気以外は順調。
苫前付近の海蝕崖風景がとても好きだ。
オロロン鳥。天気は好転の兆しなし。
いくつもの丘を越えてひた走る。
まだお昼には早いが、休憩がてら初山別天文台にで休憩。
海霧は晴れないが、海岸線がうっすら見える。初めて来たが好展望地。
遠別に入ると、海岸沿いに牧草地が広がる。
遠別市街地を過ぎて海沿いの農道をいく。エンジングライダー?が気持ち良さそうに飛んでいった。
道の駅天塩でたちより定食。しじみ汁。久々にしじみを食べた気がする。懐かしい味。
空腹を満たし、サロベツ原野へと車を進めるが、天塩川河口域の雄大さにしばし撮影タイム。
こんなに広い土地だと、ストレスないだろうな〜。
オトンルイ風力発電所を遠く望む
砂利ダートを走行して車が汚れておかんむり(汗
道草食いました。先を急ぎましょう。しかし全く見えないですね→利尻富士
このまま行っても景色は望めないので、海岸線を離れて内陸を走る事に。
稚咲内を右折し道道444号を東へ。
牧場地帯に迷い込み、稚内を目指しひた走る。
乳牛さん、絶景ですな〜。
牧草ロールを鋭意作成中であります。
こちらの牛さん達もストレスフリーでしょうか。
稚内市に入る
東の空は一部青空が。
稚内市内のGSで水洗い洗車200円
すっきりしたところで、まだ少し時間があるので宗谷ふれあい公園へ
こちらは大沼
宗谷丘陵方面。景色よし。
15時過ぎ、ANA機がタッチダウン。
無事に合流。5時間ほどで稚内まで来ちゃうんだから、飛行機って速い。
早速宗谷丘陵に行きますか。
郵便局ルートを初体験。ほんとに真っ白。
海がバックって感動的。

三人で丘陵風景を堪能す。
貝殻の道、やっぱしイイね!
更に進んで風力発電の丘。
丘陵の向こうは青空が見えてきた。
最北端にご案内
記念写真を撮る
アテンザで最南端と最北端制覇。
夕食は稚内のホテルで。
もちろん我々の旅のスタイルを押し付けて(笑)
地元スーパーの地元食材で乾杯。利尻産のしまぞい刺身、ホッケのフライ、寿司、アスパラなどなど。
ようこそ稚内へ!
つづく
Posted at 2013/06/16 17:30:19
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