昨年の夏の作業になります。（毎度のことながらズボラで整理できておらず...）

マイクラc+cのあるある、リアウインドウ窓落ち修理をしました。
窓落ちの原因は御多分に漏れず、ワイヤーストッパー樹脂パーツが破損してしまうことによるものです。

実は、今回の修理は自分のマイクラではなく、知り合いのマイクラの修理になります。
自分のマイクラは未経験なのですが、今後発生しうる事態に備え、後学のためにやってみることにしました。

お店で外していただいたウィンドウレギュレータを預かり、状態を確認。
ワイヤーストッパー樹脂パーツが破損し、ワイヤーがキンク状態となっておりました。

ワーヤーストッパーは、以前に「＠けんさん」の事例を拝見した際に、入手しておいた外車のウィンドウレギュレータから部品取りをしました。
左：アウディのカブリオレ
右：マイクラ

修理にあたっては「＠けんさん」にアドバイスをいただきました。ありがとうございます！

Amazonやアリエクで代替出来そうなパーツを見かけますので、自分のマイクラのときはこちらを試してみようと思っております。
（送料が部品の倍以上なのが気になりますが...）
幸いにもワイヤーを巻き取るモーターに直結するホイールは無傷でしたので今回は無用ですが、ホイールもAmazonやアリエクで色々と見かけます。
ギアの形状とホイールの外寸が合えば、一見すると代替可能のようなものもありますが、現品は異なることもありそうな気がして躊躇するところです。

ワイヤーは、Amazonで自転車のブレーキやシフトの修理用ワイヤー1.5ミリのものを入手しました。
オリジナルよりしなやかさが無く固めだったので、試しにSP31(31本撚り)も入手したのですが表面が滑らかだけで固めだったため、最初に入手した19本撚りのワイヤーを使うことにしました。
ワイヤーの長さは、当初、オリジナルと同じ長さにして張ってみたのですが、パンパンでリールやストッパーに負荷がかかり破損してしまいそうだったためオリジナルより５ミリ～１センチ弱長めにしました。

ホイールにワイヤーを巻いて台座に納めます。
ワイヤーの巻きは、上下のリールを通してワイヤーストッパーまでの長さで巻く感じですが、ワイヤーにテンションをかけた状態でワイヤーをストッパーに納めるのは不可能だったので、ホイールを収めた台座ごとレギュレーターベースから外して、緩めのテンションでストッパーにワイヤーを収めてから、ホイールの台座ごとを元の位置に戻してはめ込みました。
ホイールの台座はレギュレーターのベースにはめ込まれているダケなので簡単に外せます。
（言葉で表現するのが難しいですが、やってみればなんとなくわかると思います）
ワイヤーのテンションは、指で引っ張って1～1.5センチくらい引っ張れる感じにしました。

ホイールとリール、ウィンドウが上下するラインにグリースを塗布して完了です。

レギュレーターのウィンドウ側にあるウィンドウが下がった時のストッパーも金属むき出し状態だったためゴムの足をハメ込みました。

お店に持ち込み、先ずは、電源ケーブルのみを接続して稼働チェックしたところ、問題なさそうです。

と、ところが、元通りに装着して数回試したところ再び窓落ち。。。
ワイヤーの終端処理が甘かった様です。片側は元々がキノコ型にタイコ処理されたものでしたのでヘッドを平らに削り、反対側はオーバルスリーブを電工ペンチでカシメたのですが、こちらが抜けてしまった様です。
結局のところ、要領だけ伝えてお店の方にやってもらうハメに。。。トホホ
（終端はハンダで固めていただきました）

破損パーツの代替により修理が出来ることがわかったので、今後の窓落ちに関して心配はなくなりました。