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2015/08/25

ヤバい,肥薩線楽しい!【第二回】


久々の台風。15号でした。

広島にも比較的近づいて来て,風雨共に強かったですが,幸いにも僕の周りではほとんど被害はナシ。
まあ,とりあえずホッとしております、
(まだ風が強くて油断しちゃいけないんでしょうけど)



さて,肥薩線の旅の続きです。
吉松駅で「しんぺい」号にのったCHELL一家。

車内はこんな感じのアートな飾りがあったり。


「はやとの風」とはまたちょっと違って和な感じの落ち着いた雰囲気です。


ボックス席でワイワイやりながら出発!
(当然のように片手にはビィルが・・・)


「はやとの風」とは違ってこちらは普通列車。(座席指定はあってそれにしたんですが)各駅に停車しながらのんびりとでもしっかりと肥薩線の最大の見どころを堪能できます。


まずは真幸(まさき)駅に到着・・・って先に線路がない。
ここはスイッチバックの駅なのです。

スイッチバックとは・・・急勾配を伴う地形における折り返し式(ジグザグ運転を伴う)鉄道線路っと,だいたいの説明には載ってますな。ようは折り返しをしながら急坂を克服していく線路の配線です)


「真幸」といういかにも幸せがやってきそうな駅名なのに加えて,ホームに「幸せの鐘」って鐘が設置してあるのが特徴。
鳴らしまくるCHELL家・・・うるさいぞ!

ココの駅でもしばらく停車していてくれます。


さて,出発。
駅のあった右手のほうからやってきて,ここでまた一旦停止。
左手の線路に向かって折り返します。


そして左手の線路をどんどん登ってゆく・・・。
向こう側に今まで走ってきた線路が見えます。


少し進むと,今まで居た真幸駅が眼下に見えてきます。
もう,こんなに登った!


真幸駅のホームに残って手を振ってくれている人たち。
(^o^)/


どんどん山の中へ入ってゆきます。


かなり標高が上がってきたぞ!


そして,視界を遮る木々がなくなって視界が開けると・・・。
わお,なんて眺め!!


「日本一の車窓風景」と銘打った案内板まで線路わきに設置してあります。
条件が良ければ桜島も見えたらしい。
あいにくの天気なので・・・残念!


もちろん,駅ではないですがココのポイントでもしばらく止まってくれまして,しばし自然の雄大さに見とれます。


また列車は進んでゆき・・・肥薩線最長のトンネル,矢岳第一トンネルに差し掛かります。
人里離れた山奥で地質の状態も悪く,明治時代の当時は工事も困難を極めたそうです。
しかし,このトンネルの完成によって鹿児島本線(当時)が全通。青森駅から鹿児島駅までの日本列島を縦貫する(途中で関門連絡船をはさんで)鉄道網がつながったそうです。
で,このトンネルの北側の篇額は、当時の逓信大臣 山縣伊三郎の揮毫で「天險若夷」(てんけんじゃくい:天下の難所を平地であるかのようにした),南側の篇額は当時の鉄道院総裁,後藤新平の揮毫で「引重致遠」(いんじゅうちえん:重い貨物を遠くへ運ぶことができる)と書いてあります。


そんなわけで,ココを走る観光列車のうちトンネルの北側にある山形伊三郎の書に向かって走る列車が「いさぶろう」号。南側にある後藤新平の書に向かって走る列車を「しんぺい」号って言うわけです。


列車の中のライブ画像モニターに写された画像なので見えにくいけど,トンネルの上側に「いんじゅうちえん」って記してあります♪


そして,肥薩線の最高標高駅,矢岳駅に到着!


ここの駅舎も渋いですなぁ!
(*^▽^*)


発車時刻表も渋い!
でも,列車は一日5往復!
しかもうち,2往復は観光列車の「いさぶろう・しんぺい」(笑)


ここの駅は・・・駅の横に「人吉SL展示館」と言う,蒸気機関車の展示場が併設されているんですな!


肥薩線の峠に挑んだ勇者,D51 170号機です!
屋根がある建屋の中にあるだけあって状態よく保存してあります。
ボディも黒光り★


そして再び列車は進み始める。


矢岳駅で売っていたナシをつまみながら行きます。
(*´ω`)


さて,眼下には大畑(おおこば)駅が見えてきた!
Posted at 2015/08/25 23:49:09

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