まとめ記事(コンテンツ)

2020/04/10

武漢ウイルスが変えた世界の風景(7)

パンデミックの責任の所在


今回のパンデミックの責任は一体、誰にあると世界は考えているのでしょうか?

よりハッキリ言えば、日本を含めて武漢ウイルスの感染に苦しんでいる「国」が、誰の責任だと考えているのか?です。個人?組織?或いは国家?

3月26日にG7外相会議が開かれましたが、米国のポンペイオ国務長官が新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」と呼称することに拘り、他の出席国の同意が得られなかったため、共同声明がまとまらなかったというニュースがありました。

昨年以前、米国は中国と経済戦争と呼ばれるような状況にありました。そうなった経緯はありますが、今回は割愛。

しかしそんな背景があり、今回の新型ウイルスが発生したのが中国の武漢であり、適切な初動が行われなかったが故に今回のパンデミックに至ったと考えれば、米国がより強硬な姿勢になるのは昨年来からの延長線上であって理解ができます。

他方で米国と同じスタンスではない他の先進国が、米国の強硬姿勢と歩調を合わせられないのも自然なことに見えます。

しかし米国以外のG7の先進国の姿勢は、今後もこのまま変わらないのでしょうか?イタリアを筆頭に欧州の各国は中国との経済的な繋がりもありますし、医療品の生産の多くを占める中国製品の調達に支障が出ることを懸念する国もあるかもしれません。しかし中国との繋がりが強かった国ほど感染被害が大きいようにも見えます。なんとも皮肉な状況です。

陰謀論を持ち出すと話がややこしくなるため、今回の新型コロナウイルスが自然発生の新しい感染症だったとしましょう。

感染症が発生した場合、発生地域が適切な隔離措置を行う責任があります。
そしてそれが未知の感染症であったなら、地域は国に報告して必要な対応を取らなければなりませんし、WHOの加盟国であるならば情報を速やかに公開・共有し、必要であればWHO加盟の他国の支援も得ながら、適切な対応を取らなければなりません。

至極当たり前の話ですが、現在世界的なパンデミックに陥っている現実を前に、誰が、何を怠ったのか?という点について、当然、皆(各国)がそれぞれ思うところがある筈です。

ボクは一連の最初のブログで「後の世界は今までとは大きく違ったものになる」と書いたのがこのことですが、パンデミックの終息を待たずに具体的な動きが出てきたようです。

各国が受難 中共の責任を追及する日はもう遠くない(大紀元 | EPOCH TIMES)

ボクが一連のブログで新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」と記載しているのは理由があります。しかしそれは中国生物兵器説に基づく陰謀論ではなく、歴史的に新しい感染症が流行した際、発生した地名が付けられる慣例があった、ということを知ったからです。だから正しくは「武漢肺炎」と書くべきかもしれません。
ただこの件は2015年にWHOから地名などを付けないように指針が出ているそうですが。

しかしながら世界では、この新型ウイルスはこう呼ばれていることを一連の情報を収集していて知りました。

CCPウイルス
中共ウイルス
中国共産党ウイルス


CCPとはChinese Communist Party、中国共産党の略号です。

中国が世界から悪者に見られている…と思うかもしれませんが、それは違います。実際、武漢市民をはじめ多くの中国人民も、世界各国と同様に被害者です。

責任は中国共産党(CCP)にある、というのが各国首脳の共通認識のようです。
Posted at 2020/04/10 11:53:22

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