誰にもわからない中国国内の感染者数

今日(4月17日)時点の公式な中国国内の感染者数は82,000人強、死者数は3,300人強と言っています。
一方、もっとも感染者が多い米国の感染者数は637,000人以上、死者数は28,000人以上です。

中国の発表は軽症者を感染者数に含まないなどWHOの基準を無視しており、他国の発表と横並び比較はできません。故に諸外国の、少なくとも政府要人は中国の発表を全く信じていないようですが、西側諸国のマスコミは中国の発表をそのまま繰り返し報じており「これは西側メディアの罪である」という人も居ます。

一般の人たちの間でも中国の発表数字はデタラメであると承知していると思いますが、中にはこのブログを読んで「え？そうなの？？」とかいうおめでたい人も居るかもしれません(^_^;)。だからメディアの罪、なんですが。

じゃぁ実際の感染者数、そして死亡者数ってどのくらいなのか？真実は勿論、ボクにもわかりませんが、それを推察する様々な材料が世の中にはあります。

先ず、このブログを読んだ貴方はどの位だと予想するでしょうか？

中国人の人口は2018年に13.98億人なんてデータがあります。因みに米国は3.27億人。

米国はまだ感染拡大が続いているものの、単純な人口比で中国は米国の４倍なんだから、感染者数は単純計算すると実は270万人？なんて予想する人が居るかもしれません。しかしそうすると、致死率4%なら死者数は10.8万人、なんて数字が出てきます。

しかし感染者数270万人を8万人、死者数10万人以上を3,300人って、誤魔化すにも程があるってもんだろうと思えば、そこまで多くは無いと普通は考える、、、と思うのですが、どうでしょう？(^_^;)

実はこんな事実（データ）があります。

中国通信3大手、今年1月2月で携帯電話の契約数が1447万件も減少

３月に更に700万件の解約があったという話もありますが、もし本当なら３ヶ月で2,100万件の契約が無くなったことになります。なぜ？(苦笑)

記事にもある通り、料金不払いで解約となった回線のオーナーが全員死亡したとは断定できません。２台持ち、３台持ちを解約した人、或いは失業などで料金が払えず解約となった人も居るでしょう。

しかしそういった様々な事情があるにせよ、2000万回線以上という数字は膨大です。
仮に全体の１割が死亡による解約だったとしても、200万人にもなります。

また、こんな情報もあります。

ウイルス封じ込めたと言うが…台湾発信「中国から遺体袋２０万個、しかも至急で要求された」

記事の「最近は10万個、20万個をしかも至急で要求される」と言っている台湾の業者に最終的に何十万個の遺体袋の発注があったのかはわかりませんが、中国国内の供給が追い付かなくて台湾に注文が回ってきたとすると、、、(苦笑)

そして以上の数字は全て死者数に関する憶測を呼ぶ情報ですが、だとすると感染者数は一体何人になるのか？

仮に死者数が100万人だったとして、
致死率が10%なら感染者数は1,000万人
致死率が20%なら感染者数は500万人
致死率が5%なら感染者数は2,000万人
ですよ。

米国の現在の感染者数60万人、死者数3万人足らずが、なんともカワイイ数字に見えてしまいますが、真実は当然のごとく今の段階ではわかりません。

わかりませんが、何が言いたいか？というと、以下の２点。

①たとえ人口が14億人だとしても、もし一千万人規模の感染者が生じ、百万人規模の死者が出ていたとしたら、中国社会に与える影響は甚大なのでは？

②もし真実の感染者数が一千万人規模、死者数が百万人規模であったとしたら、それらを数万人、数千人規模と海外に向けて発信している政治体制というのはどうなのか？

※もし上記の状況を日本の人口1.265億人(2018年)に当てはめると、感染者数90万人！死者数9万人！！というレベルです。

真実が明らかにならなければ何も言えませんが、こんな指導体制の国とまともなお付き合いが出来るのか？更に言えば、こんな指導体制の存続を許していいのか？

現実問題として、既に人類全体が大変な危機に晒されているんですから。