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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2023/12/29
【2023年冬 遠征記その2】白石散歩
その1 からの続きです。
当初は予定より少し早めだったのが、郡山での昼食&街歩きで、予定と同じスケジュールになっていました。
ここからは、東北本線をさらに北上します。

折り返しの福島行き列車がやってきました。4両編成のロングシート片隅に座ります。
ここから福島までは、去年の夏の遠征でも通った箇所。ロングシートなので車窓をずっと見続けることもできず、またうつらうつらとする間に福島駅に到着。
跨線橋を渡って白石行きに乗り継ぎます。
こちらは2両編成のロングシート車。座席の埋まり具合は先ほどの列車とほぼ一緒でしょうか。
福島駅ではおなじみ、高校野球で有名な「♪栄光は君に輝く」の発車メロディーが流れて発車。
隣に座った若者がおもむろに持参の弁当を広げて食べ始めます。ロングシートで弁当は少々食べづらいように思えるのですが、特に気にする風もなく黙々と弁当を口に運んでいました。
福島駅を定刻に発車した列車は、信夫山を横に見てのんびりと走ります。
藤田駅の手前まで東北新幹線と並走する車窓を、反対側の座席から見るともなく見ているうちに列車は進んでいきました。

宮城県に入り、ほどなくして終点の白石駅に到着。
降り立った乗客のほとんどは、接続する仙台行き列車の中に消えていきます。
当初は予定より少し早めだったのが、郡山での昼食&街歩きで、予定と同じスケジュールになっていました。
ここからは、東北本線をさらに北上します。

折り返しの福島行き列車がやってきました。4両編成のロングシート片隅に座ります。
ここから福島までは、去年の夏の遠征でも通った箇所。ロングシートなので車窓をずっと見続けることもできず、またうつらうつらとする間に福島駅に到着。
跨線橋を渡って白石行きに乗り継ぎます。
こちらは2両編成のロングシート車。座席の埋まり具合は先ほどの列車とほぼ一緒でしょうか。
福島駅ではおなじみ、高校野球で有名な「♪栄光は君に輝く」の発車メロディーが流れて発車。
隣に座った若者がおもむろに持参の弁当を広げて食べ始めます。ロングシートで弁当は少々食べづらいように思えるのですが、特に気にする風もなく黙々と弁当を口に運んでいました。
福島駅を定刻に発車した列車は、信夫山を横に見てのんびりと走ります。
藤田駅の手前まで東北新幹線と並走する車窓を、反対側の座席から見るともなく見ているうちに列車は進んでいきました。

宮城県に入り、ほどなくして終点の白石駅に到着。
降り立った乗客のほとんどは、接続する仙台行き列車の中に消えていきます。
改札を出たのは、私を含めてほんの4~5名ほどでした。

さきほど改札を出る時に目に入ったのが、ホームにあるレンガ造りの建造物。明治時代、白石駅開業時からある油庫ということで、いきなり歴史を感じる施設を目の前にして嬉しくなってしまいます。
街歩きに出発
仙台藩伊達氏の重臣、片倉氏が居城とした白石城の城下町である白石市は初めての訪問です。
まずはここで再び(笑)昼食。白石市の郷土料理「温麺(うーめん)」をいただきたくて郡山での昼食は軽めに済ませてきたのですが、リサーチするも営業時間が合わないお店やわからないお店もあり、しかも今は年末年始期間ということで営業しているかどうかも定かではなく…もしかしたらありつけないことも覚悟のうえでやってきています。
早速に1軒のお店を見つけます。営業しているみたいですが立て看板には「只今、つゆ切れにつき準備中。出来次第営業します」とのこと。
街歩きをしつつ、地図を頼りにほかの店も立ち寄ってみるも、お土産用の持ち帰り専門のお店などは営業していますが、食事ができるところは、やはり年末休みや営業時間外などで、なかなかお店が見つかりません。いわゆる素麵や冷や麦に近い麺で、お土産用の乾麺はあるのですが、うちの妻は素麺などが苦手…ということでここでいただくより他になく…こうなったら、駅に戻る頃に最初のお店のつゆが出来上がっているのを祈るのみです。
福島で乗り換える時には暖かさも感じた天候ですが、今は冷たい風が吹いていて結構寒さを感じます。

駅前から市街地へと延びる通り。
ちょっと懐かしさの感じる通りの向こうには白石城があります。

壽丸屋敷。明治時代の古民家で、様々なイベントが開催されている、いわば「イベントホール」のような感じですね。

当信寺。あの真田家ゆかりのお寺でもあるそうです。山門の造りが、白石城によく似ていると思ったら、やはり東口門を移築したものだそうです。

蔵王酒造。

蔵造りの,こちらも酒屋さん。
蔵王山から湧き出る水で、きっと美味しいお酒ができるのでしょうね。

お城のお濠にもなっていた水路沿いを歩きます。


水路沿いに、片倉家の重臣、旧小関家武家屋敷がありました。
門の屋根が新しく葺き替えられています。この日は年末年始の休業期間中で内部の見学ができないのはリサーチ済。

静かな散策が続きます。

水路沿いから、お城の周囲を巡る散策路に。付近の案内板によると、様々な種類の樹木を楽しむことができるのことですが、今は冬。すでに落葉した木々が続いていました。
白石城に向かいます…こちらも年末の休業期間に入っているのはリサーチ済です。まあ、行けるところまで、ということで天守閣のすぐ下まで行きました(トップ写真)
復元天守ですが木造、ということと、市街地の展望も良さそうなので興味はありますが仕方ありません。
外からしばし眺めた後、市街地へと戻ります。

市街とお城を結ぶ歩道を通って駅へと向かいます。
…ということで、残る目的は「温麺」。果たして、先ほどのお店は営業再開しているでしょうか?…少しドキドキしながらお店に向かうと、のれんがかかっていて中も明るい!
ちなみに「温麵(うーめん)」とは、江戸時代にここ白石市で誕生した麺で、小麦粉と塩水で延ばすところは素麺や冷麦に似ていますが、特徴的なのは麺の長さが短めなのと、他の麺と違い表面に油を塗らないことだそう。太さも素麺よりやや太めです。

その、お待ちかねの「温麺」。冷たいざるなどもできますが、さすがに今の時季は温かい方に、これに天ぷらもつけます。
一口いただくと、素朴な味わい、面が短めなのも食べやすく、するっ、とのど越し良くいただけます。つゆも温かく、天ぷらも揚げたてで美味しくいただくことができました。
お腹も満足、体も温まったところで駅に戻ります。
お城や武家屋敷がお休みで見学できなかったのは残念ですが、懐かしさを感じる街並みと風情のある水路沿いの道、そして、温かくて美味しい「温麺」と、白石街歩きを満喫しました。

さきほど改札を出る時に目に入ったのが、ホームにあるレンガ造りの建造物。明治時代、白石駅開業時からある油庫ということで、いきなり歴史を感じる施設を目の前にして嬉しくなってしまいます。
街歩きに出発
仙台藩伊達氏の重臣、片倉氏が居城とした白石城の城下町である白石市は初めての訪問です。
まずはここで再び(笑)昼食。白石市の郷土料理「温麺(うーめん)」をいただきたくて郡山での昼食は軽めに済ませてきたのですが、リサーチするも営業時間が合わないお店やわからないお店もあり、しかも今は年末年始期間ということで営業しているかどうかも定かではなく…もしかしたらありつけないことも覚悟のうえでやってきています。
早速に1軒のお店を見つけます。営業しているみたいですが立て看板には「只今、つゆ切れにつき準備中。出来次第営業します」とのこと。
街歩きをしつつ、地図を頼りにほかの店も立ち寄ってみるも、お土産用の持ち帰り専門のお店などは営業していますが、食事ができるところは、やはり年末休みや営業時間外などで、なかなかお店が見つかりません。いわゆる素麵や冷や麦に近い麺で、お土産用の乾麺はあるのですが、うちの妻は素麺などが苦手…ということでここでいただくより他になく…こうなったら、駅に戻る頃に最初のお店のつゆが出来上がっているのを祈るのみです。
福島で乗り換える時には暖かさも感じた天候ですが、今は冷たい風が吹いていて結構寒さを感じます。

駅前から市街地へと延びる通り。
ちょっと懐かしさの感じる通りの向こうには白石城があります。

壽丸屋敷。明治時代の古民家で、様々なイベントが開催されている、いわば「イベントホール」のような感じですね。

当信寺。あの真田家ゆかりのお寺でもあるそうです。山門の造りが、白石城によく似ていると思ったら、やはり東口門を移築したものだそうです。

蔵王酒造。

蔵造りの,こちらも酒屋さん。
蔵王山から湧き出る水で、きっと美味しいお酒ができるのでしょうね。

お城のお濠にもなっていた水路沿いを歩きます。


水路沿いに、片倉家の重臣、旧小関家武家屋敷がありました。
門の屋根が新しく葺き替えられています。この日は年末年始の休業期間中で内部の見学ができないのはリサーチ済。

静かな散策が続きます。

水路沿いから、お城の周囲を巡る散策路に。付近の案内板によると、様々な種類の樹木を楽しむことができるのことですが、今は冬。すでに落葉した木々が続いていました。
白石城に向かいます…こちらも年末の休業期間に入っているのはリサーチ済です。まあ、行けるところまで、ということで天守閣のすぐ下まで行きました(トップ写真)
復元天守ですが木造、ということと、市街地の展望も良さそうなので興味はありますが仕方ありません。
外からしばし眺めた後、市街地へと戻ります。

市街とお城を結ぶ歩道を通って駅へと向かいます。
…ということで、残る目的は「温麺」。果たして、先ほどのお店は営業再開しているでしょうか?…少しドキドキしながらお店に向かうと、のれんがかかっていて中も明るい!
ちなみに「温麵(うーめん)」とは、江戸時代にここ白石市で誕生した麺で、小麦粉と塩水で延ばすところは素麺や冷麦に似ていますが、特徴的なのは麺の長さが短めなのと、他の麺と違い表面に油を塗らないことだそう。太さも素麺よりやや太めです。

その、お待ちかねの「温麺」。冷たいざるなどもできますが、さすがに今の時季は温かい方に、これに天ぷらもつけます。
一口いただくと、素朴な味わい、面が短めなのも食べやすく、するっ、とのど越し良くいただけます。つゆも温かく、天ぷらも揚げたてで美味しくいただくことができました。
お腹も満足、体も温まったところで駅に戻ります。
お城や武家屋敷がお休みで見学できなかったのは残念ですが、懐かしさを感じる街並みと風情のある水路沿いの道、そして、温かくて美味しい「温麺」と、白石街歩きを満喫しました。
白石始発の仙台行き列車が、静かなホームに佇んでいました。
ドア「開」ボタンを押して中に。中から「閉」ボタンを押すと、冷たい風が入り込まなくて暖かい車内です。
4両編成のロングシート車で、中は乗客が数人ほど。会話もなく静かな車内です。
すると、端の方に座っていた高齢の男性が、袋からおもむろに持参した弁当を取り出すと、黙々と食事を初めました。
その3 に続きます。
その3 に続きます。
Posted at 2024/01/01 21:51:16
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