まとめ記事(コンテンツ)

2011/12/28

前橋散歩

12月28日~29日にかけて、恒例の街歩きツアーに行ってきました。
今回は、少し久しぶりに関東方面。最初に向かったのは、群馬県前橋市。
1日目は前橋市の街歩きと、ドライブラリー仲間であるchobichanさんとのプチオフ会、そしてそのまま前橋のホテルに泊まる予定です。

朝、自宅を出発。
中央道~岡谷~R142和田峠~佐久~上信越道~関越道のルートで前橋まで向かいます。

途中、和田峠あたりでは雪道ドライブも予想していたのですが、道端にほんの少しだけ雪が残る程度で、ずっと乾燥路のままでした。しかし、快晴にもかかわらず気温は低く、外気温は氷点下4~5度くらいです。

上信越道に乗り、横川SAに降り立つと、妙義山の特徴ある山容が見えました。

いつも、妙義山を目にすると「群馬県に来た」という実感が湧きます。

宿に着いたのはお昼過ぎ。駐車場に車をとめて、いよいよ街歩き開始です。


今回は、持参の折りたたみ自転車でまわることにします。



駅と県庁を結ぶ「けやき通り」沿いは、その名の通りケヤキ並木になっています。通り沿いに建ち並ぶお店に、ほんの少しだけ枝に枯れ葉が残っている大きなケヤキがずらりと並んでいる様子は、どこか冬のヨーロッパの街の風景を思い起こさせてくれる一角もあったりします。

けやき通りを進んでいくと、中央通りのアーケード街の入り口にさしかかります。



お店は開いていますが、アーケード街を歩く人は、そこまで多くはありません。平日の昼下がりというのもあるのでしょう。


すずらん百貨店近く。アーケード通りには、やはりこのように核となる百貨店の存在が大きいですね。


左手が「Qの広場」。
公式サイトによりますと、中心部の繁華街は主に9つの商店街が集まっている、ということで「Q(9)のまち」と呼ばれているそうです。その中心部ちかくに「Qの広場」があります。イベント等があればここで行うのでしょう。この日は特にイベントもなく、広場では子供たちがボール遊びに興じていました。

せっかく自転車に乗ってきたので、ここからは敷島公園の方まで足を延ばしてみます。

途中で見かけたのが、こちらの遊園。

「るなぱあく」と呼ばれる児童遊園でした。
規模は大きくありませんが、メリーゴーランドにミニ電車、ぐるぐると回る飛行塔などがある立派な遊園地です。昔は、デパートの屋上をはじめ、都市の中にこのようなミニ遊園地はよくありましたが、営業されているのは久しぶりに見ました。どこか、懐かしさを感じさせてくれます。

寒い日でしたが、家族連れでかなりにぎわっています。こういう所で遊んだという記憶は、大人になってからも、故郷の良い思い出として残っているもの。できれば、これからもずっと残して欲しいですね。


グリーンドーム。市内からも目立つ大きなドームで、中は競輪場をはじめ、イベントができるホールや会議室などがあるそうです。

通常、競輪場は単体の施設の場合が多いと思っていたのですが、大きなイベントホールや会議室も併せてひとつの建物の中に入っている、というのは珍しく、少なからず驚きです。
確かに、それらがすっぽりと収まってしまうくらい、本当に大きなドームでした。

利根川の川沿いに自転車を走らせます。冷たくて強い風がペダルを漕ぐ私に容赦なく向かってきました。これが、上州名物と言われる「からっ風」なのでしょうか。

川の向こうに見えるのは榛名山でしょうか。


からっ風に負けずに自転車を漕いで、ようやく敷島公園に到着冷や汗

群馬県は、今までもドライブラリーでは幾度と訪れていますが、敷島公園も、何回かコースのスタートやゴールとなったことがあって、私も何回か立ち寄りました。

園内を自転車を引いて歩きます。
冬の昼下がり。まわりはほとんど人の気配がありません。
風が木々を揺らす音の他には何も聞こえず、静かな公園の散策は気が安らぎます。


ばら園。敷地内は綺麗に整備されていました。


人も少なく、静かな公園内。左に見える建物は公園内にある「楽々園」というホテル。

敷島公園を後にして、ここからは県庁の方へ。
県庁の庁舎は高層ビルになっていて、市内どこからでも見ることができます。

利根川沿いに広がる「前橋公園」を歩いていると、向うに庁舎が聳えていました。


庁舎の傍には土が盛ってあり、大きな松の木が何本も植えられています。
もともと、お城(前橋城)のあった場所に県庁が建てられた、ということは、これはお城の遺構なのでしょうか。


松の木の傍に「前橋城跡」の標柱があります。
調べた所、やはりお城の土塁の一部分でした。数少ないお城の遺構のひとつだそうです。


県庁の正面にまわります。
前には、「昭和庁舎」があります。新庁舎は、こちらの昭和庁舎の由緒あるデザインを活かしたのでしょう。
このあたりには官庁街となっており、市役所や裁判所、警察本部などの庁舎も集まっています。
どの建物もゆとりを持った配置になっており、駅へと続く「けやき通り」をはじめとした周辺道路も大きく、広々としています。新しく造られた街、という感じで、美しい都市景観を形作っていました。

街歩きの締めくくりに上毛電鉄の中央前橋駅に向かいます。
私鉄のターミナル駅ですから、周りも繁華街になっているのを想像していたのですが、少し迷った末に見つけた駅は、通り沿いにポツンと佇んでいました。
駅前のそう大きくないロータリーには、小型バスが1台停まっているだけ。駅を利用する乗客らしき人の姿は見かけません。少し意外な感じです。


広瀬川の川沿いにあるホーム。電車が静かに発車の時を待っています。少し歩くと、繁華街にも水の音が「水と緑と詩のまち」と呼ばれるのもよくわかります。

前橋の街歩きはここで終わります。
一旦ホテルに戻り、からっ風で冷えた体を熱いシャワーで温めて、chobicyanさんとのオフ会に向かうのでした。

ということで、前橋市は、非常に落ち着いた綺麗な街でした。官庁街は、新しく造られた街のような、ゆったりとした中にも機能的な建物の配置がよかったですし、欧州の街を思わせるけやき通り、風景画をそのまま切り取ったような敷島公園や前橋公園など、美しい都市景観が特に印象的でした。

翌日は、別の街に向かいますが、そのお話はまた後日・・・
Posted at 2011/12/30 22:17:45

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