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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2011/06/18
舞鶴散歩
先日のこちらのお話の中で、「この時のコース(PD1997年7月号 PDQM舞鶴東IC~舞鶴引揚記念館)をもう一度走ってみたい」と言いましたが、早速、今日行ってきました
コース走行後は、舞鶴市内を街歩き。で、街歩きの方の写真整理が先にできたので、順番が前後しますがまずは舞鶴散歩のお話からすることにします。
舞鶴市は、大きく「東舞鶴」と「西舞鶴」に分かれています。どちらも舞鶴を名乗っていますが、街の成り立ちは大きく違います。今回は、そのあたりの違いも感じてみたくて、東西の舞鶴を巡ってきました。
まずは、東舞鶴。

東舞鶴駅前からスタート。持参の折りたたみ自転車でまわります。
東舞鶴は、もともと明治以来、海軍の大きな拠点となった事から発達しました。有名な赤レンガ倉庫や自衛隊の基地があるのも東舞鶴です。
街には色々なタイプがあり、どんな街でも歩くのは好きな私ですが、そんな中でも、例えば横浜、神戸、門司などの、近代遺産を目にすることができる街が好きだったりします。
ですので、東舞鶴も、そんな私の好きなタイプの街の1つです。

道路は碁盤目状になっており、南北を走る通りに「一条、二条・・・」、東西を走る通りには写真の「八島」をはじめ、「敷島」「初瀬」「朝日」「三笠」など、軍艦の名前がつけられています。

その「八島通り」は、一部がアーケード街になっています。
ここから、赤レンガの建物や自衛隊がある港の方へ向かいます。
昔、東舞鶴駅から港までを鉄道が走っていました。その廃線跡が、歩行者・自転車専用道路として整備されています。

微妙な曲がり具合などがいかにも廃線跡らしい雰囲気です。そして、その途中には、鉄道トンネルとして使用されていた「北吸トンネル」も現存しています(トップの写真)。こちらも、明治初めの建造物。
廃線跡を良持ちよくペダルを漕いでいき、国道バイパスの地下道を潜り抜けると、赤レンガの建物群が姿を現しました。

市政資料館。
市政資料館に隣接する赤レンガ倉庫は、あいにくと改修中で、姿を見ることはできませんでした。
しかし、向こうにさらに味わいのある赤レンガの建造物があります。

今でもまだ、使われているのでしょうか・・・一般の人は入れない敷地内にあります。
少し壊れかけた庇や、かすれた文字の看板、さらに奥の建物は一面に蔦が茂っていたりと、まさに、「そのまま」の状態です。
少し足を延ばして、自衛隊桟橋へ。
土曜日ということで、基地内の一部を一般開放していました。
桟橋には、護衛艦などが数多く停泊しています。私は、こちらの方面にはあまり詳しくないのですが、間近で見ると、その迫力に圧倒されます。


驚いたのは、どの艦船も船体に錆ひとつなく、非常に綺麗ということ。そして、内部もきちんと手入れが行き届いて、整然としていることが外から見ても窺い知ることができます。
多くの一般客が見学に訪れていましたが、優しく、親切にガイドをする自衛官の方々の姿もまた、印象的でした。
続いて、「赤レンガ博物館」へ。
こちらも赤レンガの倉庫を仕様して、中ではレンガの歴史や組み方、世界中の有名なレンガ造りの建物紹介など、数多く展示されています。

写真は、明治中頃のビール醸造工場に使われていた外壁。
触ってみるだけでも、歴史を感じますね。
ここで一旦、車に戻り、西舞鶴市内へ向かいます。
駅前の駐車場に車を停めて、こちらでは徒歩で回ります。
西舞鶴は、東舞鶴とは違い、戦国時代からお城があり、その城下町として代々栄えてきました。
したがって、その街並みも城下町の面影を色濃く残しています。

格子窓の旧い民家。

アーケードの商店街を抜けると、雰囲気の良い銭湯がありました。
駅からほど近いところに、田辺城(舞鶴城)跡があります。右側の白塗りの壁のむこうは小学校です。

そこはまさしく、城下町の風情です。(写真が抜け落ちていたので追加しました。6月19日)

城跡は公園として整備されています。
案内板をみると、城郭はかなり大規模だったようで、駅近くの交差点には「二の丸」などの名前も残っています。また、市街の西側には寺社も多く見ることができます。
これだけ街を見て回ると、お腹もすいてきました。
ということで、お待ちかね・・・グルメを味わいます。
車で、「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」へ。
ここの道の駅は、大きな魚介の市場のような雰囲気で、新鮮な魚介類を客が選んでその場で刺身や焼き物ににてもらって味わうことができます。
私が近くを通るときには、必ず立ち寄っていたのですが、最近はこちらの方へ足が向かうことがなかったこともあり、数年ぶりの訪問となります。
舞鶴若狭道が無料(6月19日まで)になった効果もあり、ここを訪れる人が飛躍的に増加し、平日でも駐車場は混雑する、と聞いていましたので、あまりにも混んでいたら無理に立ち寄らないでおこう、というつもりで向かいます。
しかし、時すでに夕刻ということで、駐車場にすんなり停めることができました。とはいっても中はかなりにぎわっています。
まずは、いつもこちらで食べている海鮮丼のお店に。

ネギトロ・イクラ丼。
これ、けっこう具の量が多いです。個人的にはかなりお得かと思います。
あっと言う間に平らげて、しばらく店内をブラブラします。そのまま食べることができる生の岩カキが並んでいて、ものすごーく惹かれました・・・
が、結局はホタテとカキの串組み合わせにしました。

これがどちらも非常に大ぶりで、食べ応えがあります。海が近くに無い私の地元では、なかなかお目にかかれないもの。どちらも、美味しくいただきました。個人的にはタレの味がもう少し控えめの方が、具の本来の味を楽しむことができてよかったかも。
締めはこちら・・・

肉ジャガコロッケ。
舞鶴のご当地グルメとしては「肉ジャガ」が有名です。もともと海軍の軍隊食として考案された、と言われている肉ジャガですが、その発祥の地がここ舞鶴の海軍である、と観光案内パンフレットに大きく謳われています。(ただ、これについては広島県の呉市も同様に肉ジャガ発祥の地と主張しており、議論の真っ最中とのこと・・・
)
その肉ジャガをコロッケに混ぜてあります。最初、中の具全体が肉ジャガなのかと思っていたら、肉ジャガ部分と普通のジャガイモの餡部分がはっきり分かれていました。揚げたて、というのもあって、これは非常に美味しかった・・・
。これで1個100円ですから、お勧めです。
ということで、2つの違った街の表情を見て取ることができ、近代遺産に萌えることができて、新鮮な海の幸やご当地グルメも味わうことのできた今回の舞鶴散歩、私としては非常に大満足でした。

コース走行後は、舞鶴市内を街歩き。で、街歩きの方の写真整理が先にできたので、順番が前後しますがまずは舞鶴散歩のお話からすることにします。
舞鶴市は、大きく「東舞鶴」と「西舞鶴」に分かれています。どちらも舞鶴を名乗っていますが、街の成り立ちは大きく違います。今回は、そのあたりの違いも感じてみたくて、東西の舞鶴を巡ってきました。
まずは、東舞鶴。

東舞鶴駅前からスタート。持参の折りたたみ自転車でまわります。
東舞鶴は、もともと明治以来、海軍の大きな拠点となった事から発達しました。有名な赤レンガ倉庫や自衛隊の基地があるのも東舞鶴です。
街には色々なタイプがあり、どんな街でも歩くのは好きな私ですが、そんな中でも、例えば横浜、神戸、門司などの、近代遺産を目にすることができる街が好きだったりします。
ですので、東舞鶴も、そんな私の好きなタイプの街の1つです。

道路は碁盤目状になっており、南北を走る通りに「一条、二条・・・」、東西を走る通りには写真の「八島」をはじめ、「敷島」「初瀬」「朝日」「三笠」など、軍艦の名前がつけられています。

その「八島通り」は、一部がアーケード街になっています。
ここから、赤レンガの建物や自衛隊がある港の方へ向かいます。
昔、東舞鶴駅から港までを鉄道が走っていました。その廃線跡が、歩行者・自転車専用道路として整備されています。

微妙な曲がり具合などがいかにも廃線跡らしい雰囲気です。そして、その途中には、鉄道トンネルとして使用されていた「北吸トンネル」も現存しています(トップの写真)。こちらも、明治初めの建造物。
廃線跡を良持ちよくペダルを漕いでいき、国道バイパスの地下道を潜り抜けると、赤レンガの建物群が姿を現しました。

市政資料館。
市政資料館に隣接する赤レンガ倉庫は、あいにくと改修中で、姿を見ることはできませんでした。
しかし、向こうにさらに味わいのある赤レンガの建造物があります。

今でもまだ、使われているのでしょうか・・・一般の人は入れない敷地内にあります。
少し壊れかけた庇や、かすれた文字の看板、さらに奥の建物は一面に蔦が茂っていたりと、まさに、「そのまま」の状態です。
少し足を延ばして、自衛隊桟橋へ。
土曜日ということで、基地内の一部を一般開放していました。
桟橋には、護衛艦などが数多く停泊しています。私は、こちらの方面にはあまり詳しくないのですが、間近で見ると、その迫力に圧倒されます。


驚いたのは、どの艦船も船体に錆ひとつなく、非常に綺麗ということ。そして、内部もきちんと手入れが行き届いて、整然としていることが外から見ても窺い知ることができます。
多くの一般客が見学に訪れていましたが、優しく、親切にガイドをする自衛官の方々の姿もまた、印象的でした。
続いて、「赤レンガ博物館」へ。
こちらも赤レンガの倉庫を仕様して、中ではレンガの歴史や組み方、世界中の有名なレンガ造りの建物紹介など、数多く展示されています。

写真は、明治中頃のビール醸造工場に使われていた外壁。
触ってみるだけでも、歴史を感じますね。
ここで一旦、車に戻り、西舞鶴市内へ向かいます。
駅前の駐車場に車を停めて、こちらでは徒歩で回ります。
西舞鶴は、東舞鶴とは違い、戦国時代からお城があり、その城下町として代々栄えてきました。
したがって、その街並みも城下町の面影を色濃く残しています。

格子窓の旧い民家。

アーケードの商店街を抜けると、雰囲気の良い銭湯がありました。
駅からほど近いところに、田辺城(舞鶴城)跡があります。右側の白塗りの壁のむこうは小学校です。

そこはまさしく、城下町の風情です。(写真が抜け落ちていたので追加しました。6月19日)

城跡は公園として整備されています。
案内板をみると、城郭はかなり大規模だったようで、駅近くの交差点には「二の丸」などの名前も残っています。また、市街の西側には寺社も多く見ることができます。
これだけ街を見て回ると、お腹もすいてきました。
ということで、お待ちかね・・・グルメを味わいます。
車で、「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」へ。
ここの道の駅は、大きな魚介の市場のような雰囲気で、新鮮な魚介類を客が選んでその場で刺身や焼き物ににてもらって味わうことができます。
私が近くを通るときには、必ず立ち寄っていたのですが、最近はこちらの方へ足が向かうことがなかったこともあり、数年ぶりの訪問となります。
舞鶴若狭道が無料(6月19日まで)になった効果もあり、ここを訪れる人が飛躍的に増加し、平日でも駐車場は混雑する、と聞いていましたので、あまりにも混んでいたら無理に立ち寄らないでおこう、というつもりで向かいます。
しかし、時すでに夕刻ということで、駐車場にすんなり停めることができました。とはいっても中はかなりにぎわっています。
まずは、いつもこちらで食べている海鮮丼のお店に。

ネギトロ・イクラ丼。
これ、けっこう具の量が多いです。個人的にはかなりお得かと思います。
あっと言う間に平らげて、しばらく店内をブラブラします。そのまま食べることができる生の岩カキが並んでいて、ものすごーく惹かれました・・・
が、結局はホタテとカキの串組み合わせにしました。
これがどちらも非常に大ぶりで、食べ応えがあります。海が近くに無い私の地元では、なかなかお目にかかれないもの。どちらも、美味しくいただきました。個人的にはタレの味がもう少し控えめの方が、具の本来の味を楽しむことができてよかったかも。
締めはこちら・・・

肉ジャガコロッケ。
舞鶴のご当地グルメとしては「肉ジャガ」が有名です。もともと海軍の軍隊食として考案された、と言われている肉ジャガですが、その発祥の地がここ舞鶴の海軍である、と観光案内パンフレットに大きく謳われています。(ただ、これについては広島県の呉市も同様に肉ジャガ発祥の地と主張しており、議論の真っ最中とのこと・・・
)その肉ジャガをコロッケに混ぜてあります。最初、中の具全体が肉ジャガなのかと思っていたら、肉ジャガ部分と普通のジャガイモの餡部分がはっきり分かれていました。揚げたて、というのもあって、これは非常に美味しかった・・・
。これで1個100円ですから、お勧めです。ということで、2つの違った街の表情を見て取ることができ、近代遺産に萌えることができて、新鮮な海の幸やご当地グルメも味わうことのできた今回の舞鶴散歩、私としては非常に大満足でした。
Posted at 2011/06/19 00:57:49
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