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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2010/11/28
明石散歩
昨日のお話の続きです。
信貴生駒スカイラインを後にして、次に向かったのは、海峡と子午線とタコの街、兵庫県明石市です。
少し前、ネットのニュースを見ていたら、「たこフェリー運航休止」という記事が目に入りました。
明石と淡路島の岩屋港を結ぶ「明石淡路フェリー」は、別名「たこフェリー」とも呼ばれていて、長らくの間、両地を行き来する人達に愛されてきました。
実は私も学生時代、四国へドライブ旅行に行った際に、このフェリーにお世話になったのでよく覚えています。
しかし、明石海峡大橋が開通したことにより、行き交うクルマは橋の方へ流れ、ただでさえ利用客が減少傾向だった所に、「高速1000円」が追い打ちをかけて、今回止むなく運航休止となったそうです。
そんなこともあり、明石市の街歩きを思い立ちました。
信貴生駒スカイラインからは、阪神高速を経由して一気に明石市内を目指すつもりでしたが、その阪神高速が事故渋滞で入り口も閉鎖、並行する下道もそれに合わせて大渋滞・・・ほうぼうの体で回り道をして大阪市内に入り、ようやくのことで阪神高速に乗ることができました。ここまででかなり時間をロスしています。
明石駅前の駐車場に到着したのは、13:30をまわっていました。

明石駅の北側。左が明石城のお濠と石垣。
駅のすぐ前がお城、あるいはお城の中に駅がある、という都市はけっこうありますが、こういう形態は結構好きです。
まずは明石港の方を目指して歩きはじめます。
駅から港までの道路沿いは、「明石銀座」と呼ばれる商店街になっています。

明石銀座商店街を少し歩くと、海産物が並ぶ商店街「魚の棚」の入り口です。

最初「うおのたな」と呼ぶのかと思っていましたが、看板のローマ字表記は「UONTANA(うおんたな)」。
こちらの方が正式な呼び方っぽいです。

中は、ご覧の通りたいそうな賑わい。

鮮魚や干物、さらには明石焼のお店がずらりと並んでいます。明石といえば「タコ」。明石沖で獲れたという新鮮なタコもたくさん並んでいました。
ここでようやく昼食です。
明石のグルメといえば、まずは「明石焼」でしょう。

こちらでは、「玉子焼」とも呼ばれています。
最近では、わりと全国どこでも食べられるようになったのですが、やはり本場はおいしい。こちらは中に、タコだけでなくアナゴも入っています。
最後は、つゆの中で崩して一緒にいただくのが好きです。
また、ソースも置いてありますので、途中でちょっと気分を変えたい時にソースをつけるのも悪くありません。
続いては「タコめし」

その名の通り、味付きごはんにタコがたくさん入っています。こちらも明石焼と同じつゆがついていましたので、最後はごはんにつゆをかけて、お茶漬け風にしていただきました。
締めは「タココロッケ」

タコの身が中にいっぱい。揚げたてで、たいへん美味しかったです。
以上、地元グルメでお腹も満足。これも、街歩きの醍醐味の1つです
ここからはさらに歩を進めて明石港へ。
「たこフェリー」の乗船場に到着です。
乗り場の中の食堂や売店は営業中ですが、フェリーの運航はすでに休止されているので、まわりは閑散としていました。

乗り場。フェリーが静かにたたずんでいます。

実は、後で知ったのですが、どうやらこの「たこフェリー」、来年3月の運航再開を目指している、とのことです。
私も四国に行くとなると、時間を考えたりして橋で渡るルートをイメージしてしまいますが、フェリーで海風に揺られながら渡るのも好きです。もし、運航が再開されたら、今度行く時には是非こちらに乗ってみたいと思います。
海峡とタコと子午線・・・ということで次は子午線を見に向かいます。
子午線とは、言わずとしれた東経135度線。もちろん目に見えるわけではないのですが、この子午線上に明石市天文科学館が建っていて、日本の標準時を決める大時計が目印です。

明石市天文科学館と大時計のタワー

子午線を示す看板。その下には「漏刻」ともよばれている水時計。

子午線を跨いで立ってみます。まったく意味はありませんが・・・(笑)
いつか、赤道上に立って、片足ずつ北半球と南半球で立ってみたいですね。

天文科学館から望む明石海峡大橋。
今回の街歩きの最後は、明石公園。
今はお濠と石垣の他には、櫓が残っているだけですが、かなり大規模なお城であったことをうかがわせてくれます。

それにしても広大な公園です。案内図を見ると、大きな城跡の他に野球場が2面に陸上競技場もあり、更には広場や池、森など、全部歩くだけでもかなりの時間かかりそう。
私は城跡だけ見て、後にしました。
いつも、高速で通過するだけだった明石市を、今回はじめてじっくりと歩きました。
大阪、神戸の通勤圏でありながら、風光明媚で落ち着ける広い公園があり、タコをはじめとして海産物も新鮮なものが揃っていて、意外、といっては失礼ですが街歩きがとても楽しい街でした。写真の多さや今回のブログの長さがそれを物語っていると思います。
次に訪れるのは、運航を再開した「たこフェリー」に乗りに来る日であることを願いつつ、今回のお話はここまでにしたいと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
信貴生駒スカイラインを後にして、次に向かったのは、海峡と子午線とタコの街、兵庫県明石市です。
少し前、ネットのニュースを見ていたら、「たこフェリー運航休止」という記事が目に入りました。
明石と淡路島の岩屋港を結ぶ「明石淡路フェリー」は、別名「たこフェリー」とも呼ばれていて、長らくの間、両地を行き来する人達に愛されてきました。
実は私も学生時代、四国へドライブ旅行に行った際に、このフェリーにお世話になったのでよく覚えています。
しかし、明石海峡大橋が開通したことにより、行き交うクルマは橋の方へ流れ、ただでさえ利用客が減少傾向だった所に、「高速1000円」が追い打ちをかけて、今回止むなく運航休止となったそうです。
そんなこともあり、明石市の街歩きを思い立ちました。
信貴生駒スカイラインからは、阪神高速を経由して一気に明石市内を目指すつもりでしたが、その阪神高速が事故渋滞で入り口も閉鎖、並行する下道もそれに合わせて大渋滞・・・ほうぼうの体で回り道をして大阪市内に入り、ようやくのことで阪神高速に乗ることができました。ここまででかなり時間をロスしています。
明石駅前の駐車場に到着したのは、13:30をまわっていました。

明石駅の北側。左が明石城のお濠と石垣。
駅のすぐ前がお城、あるいはお城の中に駅がある、という都市はけっこうありますが、こういう形態は結構好きです。
まずは明石港の方を目指して歩きはじめます。
駅から港までの道路沿いは、「明石銀座」と呼ばれる商店街になっています。

明石銀座商店街を少し歩くと、海産物が並ぶ商店街「魚の棚」の入り口です。

最初「うおのたな」と呼ぶのかと思っていましたが、看板のローマ字表記は「UONTANA(うおんたな)」。
こちらの方が正式な呼び方っぽいです。

中は、ご覧の通りたいそうな賑わい。

鮮魚や干物、さらには明石焼のお店がずらりと並んでいます。明石といえば「タコ」。明石沖で獲れたという新鮮なタコもたくさん並んでいました。
ここでようやく昼食です。
明石のグルメといえば、まずは「明石焼」でしょう。

こちらでは、「玉子焼」とも呼ばれています。
最近では、わりと全国どこでも食べられるようになったのですが、やはり本場はおいしい。こちらは中に、タコだけでなくアナゴも入っています。
最後は、つゆの中で崩して一緒にいただくのが好きです。
また、ソースも置いてありますので、途中でちょっと気分を変えたい時にソースをつけるのも悪くありません。
続いては「タコめし」

その名の通り、味付きごはんにタコがたくさん入っています。こちらも明石焼と同じつゆがついていましたので、最後はごはんにつゆをかけて、お茶漬け風にしていただきました。
締めは「タココロッケ」

タコの身が中にいっぱい。揚げたてで、たいへん美味しかったです。
以上、地元グルメでお腹も満足。これも、街歩きの醍醐味の1つです

ここからはさらに歩を進めて明石港へ。
「たこフェリー」の乗船場に到着です。
乗り場の中の食堂や売店は営業中ですが、フェリーの運航はすでに休止されているので、まわりは閑散としていました。

乗り場。フェリーが静かにたたずんでいます。

実は、後で知ったのですが、どうやらこの「たこフェリー」、来年3月の運航再開を目指している、とのことです。
私も四国に行くとなると、時間を考えたりして橋で渡るルートをイメージしてしまいますが、フェリーで海風に揺られながら渡るのも好きです。もし、運航が再開されたら、今度行く時には是非こちらに乗ってみたいと思います。
海峡とタコと子午線・・・ということで次は子午線を見に向かいます。
子午線とは、言わずとしれた東経135度線。もちろん目に見えるわけではないのですが、この子午線上に明石市天文科学館が建っていて、日本の標準時を決める大時計が目印です。

明石市天文科学館と大時計のタワー

子午線を示す看板。その下には「漏刻」ともよばれている水時計。

子午線を跨いで立ってみます。まったく意味はありませんが・・・(笑)
いつか、赤道上に立って、片足ずつ北半球と南半球で立ってみたいですね。

天文科学館から望む明石海峡大橋。
今回の街歩きの最後は、明石公園。
今はお濠と石垣の他には、櫓が残っているだけですが、かなり大規模なお城であったことをうかがわせてくれます。

それにしても広大な公園です。案内図を見ると、大きな城跡の他に野球場が2面に陸上競技場もあり、更には広場や池、森など、全部歩くだけでもかなりの時間かかりそう。
私は城跡だけ見て、後にしました。
いつも、高速で通過するだけだった明石市を、今回はじめてじっくりと歩きました。
大阪、神戸の通勤圏でありながら、風光明媚で落ち着ける広い公園があり、タコをはじめとして海産物も新鮮なものが揃っていて、意外、といっては失礼ですが街歩きがとても楽しい街でした。写真の多さや今回のブログの長さがそれを物語っていると思います。
次に訪れるのは、運航を再開した「たこフェリー」に乗りに来る日であることを願いつつ、今回のお話はここまでにしたいと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2010/11/28 20:29:44
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