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2019/12/29

【2019年冬 遠征記その5】太宰府天満宮参拝とナイトクルーズ

その4 からの続きです。

久留米駅から西鉄電車に乗って15分、二日市駅で乗り換え、向かうは太宰府駅。
太宰府天満宮に参拝です。

この時
以来の太宰府天満宮です。
この後、子供の大学受験が無事に終わり、今回はそのお礼参り、ということで立ち寄ることにしていました。

二日市駅で電車を待ちます。2駅先の太宰府駅からやってきた電車からは、多くの乗客が下車します。まだ年末で、参拝の客はそこまで多くないだろう、と思っていたので、これはちょっと意外…

電車はそのまま折り返して太宰府に向かいます。こちらも、発車する頃には4両編成の電車の座席があらかた埋まるほどの乗車率でした。
やはり、学問の神様、若い人の姿が多いですね。

10分足らずで太宰府駅に到着。

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駅前は、一足先に初詣が始まったかのような混雑でした。
そういえば、新しい元号「令和」も、ここ太宰府にある坂本八幡宮がゆかりの地ですね。

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参道も、まっすぐ歩けないほどの混雑です。いつもの通り、画像処理が大変なので人の波を外して撮影しています。
以前訪れた時はまだ早朝だったため、参道も境内も静かでした。その時の印象があったので、今回の混雑により驚きを感じたのでしょう。

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沿道では猿回しの大道芸も…

しっかりとお参りを済ませ、新たに御守りも購入して、駅に戻ります。参道では、名物である梅ヶ枝餅を頬張る人の姿も多く見かけます。

太宰府駅から再び二日市駅まで戻ります。

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ここまで乗ってきた電車。車体の平安絵巻の図柄が美しいです。

ここからは、本日の目的地である小倉に向かいます。まずは、普通電車で久留米方面に1駅戻り、紫駅で下車。

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風情のある駅名です。平安時代、一番高貴な色とされた紫色の染料となる紫草が栽培されていたことが由来だそうです。
駅前にも菅原道真公の歌碑があり、平安時代情緒を感じます。

JRで小倉まで向かうのですが、JR二日市駅には、西鉄の二日市駅よりもこちらの紫駅で降りた方が近いので、一旦戻る形になった次第。

紫駅からは歩くこと数百mで、JR二日市に到着。
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JR駅では太宰府天満宮の最寄り駅、ということで、駅舎も神殿造りの立派なものです。

ここからは、JRで一気に小倉まで向かいます。
小倉駅で少し時間が欲しかったので、博多から新幹線利用も考えたのですが、小倉行き特急「きらめき」が博多でちょうどいい時間に乗り換えられる、ということでそちらに乗車。小倉には17時20分に到着します。

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日が暮れた小倉駅に再び降り立ちます。

いよいよ、九州を離れる時がきました。ここで軽く夕食の後、本屋に立ち寄って、雑誌と文庫本を1冊、購入。
これまでずっといい天気だったのですが、ここに来て、今回の旅で初めて、雨がしとしとと降ってきました。

雨がそぼ降る中、駅前のバス乗り場に向かいます。
これから乗り込むのは、こちらのバス。
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新門司港に向かう連絡バスです。
今回の旅の帰路は、大阪まで向かう夜行フェリーを選択したのでした。フェリー乗り場である新門司港に向かう交通手段は、この連絡バスかあとはタクシーしかありません。従って、このバスに間に合うように、この日の行程を立てていたのです。

18時40分、バスは満員の乗客を乗せて、小倉駅を出発します。雨に濡れる街並みを車窓から眺めながら、今回の旅を思い起こしていました。

40分ほどで新門司港のフェリーターミナルに到着。
乗船手続きもスマホ予約だとスムーズで、すぐに乗船できました。
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これから乗り込む名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅう2」。大阪南港行き。

船内にはすでに多くの乗客が乗船しています。ファミリーからカップル、私のような1人客、さらには部活の遠征試合帰りの高校生や中学生の団体まで、様々な人で大賑わいです。

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今回は、個室の1人部屋を予約していました。ネット予約で9000円弱。時間はかかりますが夜行移動なので気にならず、新幹線や飛行機利用に比べてもリーズナブル、と言えるでしょう。

荷物を置いて、再び船内探索。
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エントランスロビーと売店。
売店には、お土産のほかに軽食やお酒、さらにはタオルや洗面用具などの日用品、酔い止め薬まで、様々な物が売られています。

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売店の横には、レストランなどの営業時間の他に、瀬戸内海を渡る本四連絡橋の予定通過時刻も。

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甲板にも出られます…が、この日は雨も降っていて寒く、あまり長い間居られません。

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甲板から、新門司港の夜景を眺めます。

他にも、レストランや大浴場など、のんびりと船旅を楽しむ施設が色々とあって探索は飽きさせません。夜行のフェリーは初めてなので、その辺の子供たちと同じような感じで、ちょっとテンション高めにあちこちと歩き回っていました。

窓が並ぶカウンター席があり、乗客がそこでお酒やカップラーメンなどをつまみながら佇んでいます。私も缶ビールとおつまみを買い込んで、そこに落ち着きます。

「蛍の光」が流れ、出航時刻になりました。

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少しずつ離れていく港の様子を、ビールとおつまみ「九州味ポテトチップス」をいただきながら見送ります。

最初の頃は遠くの街灯りが見えていましたが、やがてそれも消えて窓の外は漆黒になりました。
それに比べて、船内ロビーはどこまでも明るく、あちこちで談笑していたり、ソファに座ってのんびりテレビ鑑賞する人たちなどで賑わっています。

私ものんびりのんびりと寛いだ後は部屋に戻り、買ってきた週刊誌と文庫本でしばし読書。船内にWifiはあるのですが、それでもネットはほとんど繋がらない状態ですので、こういう時は読書に限ります。

揺れも全くなく、部屋の中は静か…やがて、うつらうつらとしてきて…こうして瀬戸内海クルーズの夜は更けていきました。

その6 に続きます。
Posted at 2020/01/04 11:48:45

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