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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2010/07/17
第43回D-Wind Rally 「沈み行く「悲」湯」
7月17日、ドライブラリー「D-Wind Rally」に行っていました。
コースは、群馬県渋川市のカー用品店「オートウェイ渋川店」をスタート。ゴールは、少し前にニュースに取り上げられていた群馬県長野原町八ツ場ダム近くの「八ツ場ダム広報センター やんば館」までの、約95kmのコースです。
前日夜に出発し、仮眠後、スタート地点についたのは9時30分過ぎ。
慌ただしく準備をしてスタートします。
市街地をすぐに抜けて、郊外のワインディングに。スタートしてまもないのに、脇道に「林道○○線」という標識をよく見ます。
市街地に近いのに、林道がある、というのは驚きですし、また羨ましい環境ですね。
今回は、「林道ドライブ」というコース設定で、主に3つの長距離林道を通ります。
自然いっぱいの林道を走りまくる、まさにドライブ好きには格好のコースです。
まず、最初に分け入るのは、「林道北榛名線」。
距離は長いのですが、対向車はまったくなく、舗装状態もきれいで、ハンドルを左右に忙しく回しながらも楽しい走りを堪能します。

雲が多い天気で、遠くの山々は雲に隠れて、たまに林道から望む眺望も残念ながらほとんど望めませんでした。
林道を走り終えると、静かな山里道に入ります。4cpの古賀良神社あたりは、以前PDQMでも訪れたことがあるはずなのですが、いまいち記憶にありません(笑)。
クイズを解こうと車から出ようとすると、大きな蜂が車に寄ってきます。
車内に入ろうとするのか、盛んに窓に当たってきますし、これはちょっとやばい状況・・・
結局、降りるのを諦めました。
しばらく走ると、ほどなくして2つ目の林道「坂倉線」に入ります。こちらも全長が約17kmと、非常に長い距離の林道です。
路面状況は北榛名山線と同じく、立派な舗装が施されています。ちょっと前までは、林道というとダートか簡易舗装で、その舗装もところどころ剥がれていてガレ道になっている、というのが当たり前だったのですが、最近は通常の道路と同じくきれいに舗装され、ガードレールや標識も新しいものが装備されている林道が増えている一方、整備されない林道はさらに朽ち果て、そのまま閉鎖される、という「二極化」が進行しているようです。
今回のコースでも、そのような朽ち果てた林道をいくつも見ました。
走っている時、ラジオのニュースが、「梅雨明けした」と報じていました。そのニュースを合図にしたかのように、急に雲が切れ、夏の青空が広がってきました。いよいよ本格的な夏の始まりです。
夏といえば、夏草は今がいちばんの繁生期で、このような林道ですと、路上に張り出した草をかき分けて進むことも多くなります。

こんな感じの「草洗車」状態です。
さらにはこんな所も・・・

「草絨毯」状態?
このように、日常はなかなか走らない道を走ることができるのが、ドリブラリーの醍醐味の1つでもあります。
この先、8cp付近は道路の付け替え工事の真っ最中。公式通知にも出ていますので、参加される方は注意してください。
8cpを過ぎてしばらくしたら、3つ目の林道へ。「え?こんな所を入っていくの?」というような、路地裏みたいな道を向けると、そのまま林の中へ。今までの2つの林道にくらべて幅も狭く、より林道らしい雰囲気の中をしばらく走ります。
昼間なのにライトを点灯してもいいくらい薄暗い中をしばらく走ると、急に周りの木々がなくなり、視界が開けました。

空と遠くの山々をのぞみます。
場面の移り変わりの早さには、ちょっとびっくり。
林道を降りると、あとはゴールの八ツ場ダムに向けてひとっ走りです。
久しぶりに交通量の多い国道を走ります。3連休だからか、首都圏ナンバーの車や観光バスが目立ちます。
川原湯の温泉街を抜けたところで、通行止め。そのまま案内の警備員さんに指示されるままに、ゴールのやんば館に向かいます。
こちらもサイトの公式通知に載っているのですが、距離計測が不能の場合は迂回してゴールに向かい、その旨を解答時に申告することになります。
それにしても、このあたりはダム関連の道路や鉄道の付け替え工事で、建設ラッシュの状態。高速道路や新幹線でも通るのか?と思いたくなるくらい立派な橋梁が建設中です。

ゴールのやんば館に到着したのは15時。
結構時間がかかりました。この続編の「第44回D-Wind Rally」の資料も持参していたのですが、さすがにここから続編に参加するには時間的に不可能です。

資料館を見て回ります。
正直、このダムの是非については、個人的には何ともいえません。確かに必要な公共事業というのはあると思いますが、それによって地元が被る影響や、事業自体のコスト、さらには必要性の検証には厳しい目を向けないといけないですし、今回のように急に方針がかわって、それに振り回されてしまうのは大変だとは思うのですが。
ただ、少し前まで連日ニュースで報道されていた八ツ場ダムですが、最近はとんと聞かなくなってしまったことも、私には気になります。決して問題が解決したわけではなく、次から次へと出てくる新しいニュースにマスコミの関心がいってしまって埋もれた格好になったただけなのですが、取り上げる時は過剰ともいえるくらいに取り上げて、「旬が過ぎる」ととたんにほとんど話題にしなくなる、という風潮は、直接関る人達にとって、あまり良い事ではないと思うのですが・・・。
こういう問題は、他の場所でも起きていることですし、税の使い方や公共事業の在り方なども含めて、正しい議論が行われることを祈るばかりです。
と、難しい話になってしまいましたが、このように深く考えることもできる今回のD-Wind Rallyでした。
こちらのコースは、8月15日まで開催されています。詳しい情報や公式通知などは、下記の関連情報URLからどうぞ。私は立ち寄りませんでしたが、良さげな温泉もありますので、途中で運転疲れを癒すにもいいコースです。ただコース中に道の駅などがなく、食事処どころか、コンビニもなさそうですので、途中でお腹がすかないように準備だけはしておいた方がいいかもしれません(笑)
コースは、群馬県渋川市のカー用品店「オートウェイ渋川店」をスタート。ゴールは、少し前にニュースに取り上げられていた群馬県長野原町八ツ場ダム近くの「八ツ場ダム広報センター やんば館」までの、約95kmのコースです。
前日夜に出発し、仮眠後、スタート地点についたのは9時30分過ぎ。
慌ただしく準備をしてスタートします。
市街地をすぐに抜けて、郊外のワインディングに。スタートしてまもないのに、脇道に「林道○○線」という標識をよく見ます。
市街地に近いのに、林道がある、というのは驚きですし、また羨ましい環境ですね。
今回は、「林道ドライブ」というコース設定で、主に3つの長距離林道を通ります。
自然いっぱいの林道を走りまくる、まさにドライブ好きには格好のコースです。
まず、最初に分け入るのは、「林道北榛名線」。
距離は長いのですが、対向車はまったくなく、舗装状態もきれいで、ハンドルを左右に忙しく回しながらも楽しい走りを堪能します。

雲が多い天気で、遠くの山々は雲に隠れて、たまに林道から望む眺望も残念ながらほとんど望めませんでした。
林道を走り終えると、静かな山里道に入ります。4cpの古賀良神社あたりは、以前PDQMでも訪れたことがあるはずなのですが、いまいち記憶にありません(笑)。
クイズを解こうと車から出ようとすると、大きな蜂が車に寄ってきます。
車内に入ろうとするのか、盛んに窓に当たってきますし、これはちょっとやばい状況・・・

結局、降りるのを諦めました。
しばらく走ると、ほどなくして2つ目の林道「坂倉線」に入ります。こちらも全長が約17kmと、非常に長い距離の林道です。
路面状況は北榛名山線と同じく、立派な舗装が施されています。ちょっと前までは、林道というとダートか簡易舗装で、その舗装もところどころ剥がれていてガレ道になっている、というのが当たり前だったのですが、最近は通常の道路と同じくきれいに舗装され、ガードレールや標識も新しいものが装備されている林道が増えている一方、整備されない林道はさらに朽ち果て、そのまま閉鎖される、という「二極化」が進行しているようです。
今回のコースでも、そのような朽ち果てた林道をいくつも見ました。
走っている時、ラジオのニュースが、「梅雨明けした」と報じていました。そのニュースを合図にしたかのように、急に雲が切れ、夏の青空が広がってきました。いよいよ本格的な夏の始まりです。
夏といえば、夏草は今がいちばんの繁生期で、このような林道ですと、路上に張り出した草をかき分けて進むことも多くなります。

こんな感じの「草洗車」状態です。
さらにはこんな所も・・・

「草絨毯」状態?

このように、日常はなかなか走らない道を走ることができるのが、ドリブラリーの醍醐味の1つでもあります。
この先、8cp付近は道路の付け替え工事の真っ最中。公式通知にも出ていますので、参加される方は注意してください。
8cpを過ぎてしばらくしたら、3つ目の林道へ。「え?こんな所を入っていくの?」というような、路地裏みたいな道を向けると、そのまま林の中へ。今までの2つの林道にくらべて幅も狭く、より林道らしい雰囲気の中をしばらく走ります。
昼間なのにライトを点灯してもいいくらい薄暗い中をしばらく走ると、急に周りの木々がなくなり、視界が開けました。

空と遠くの山々をのぞみます。
場面の移り変わりの早さには、ちょっとびっくり。
林道を降りると、あとはゴールの八ツ場ダムに向けてひとっ走りです。
久しぶりに交通量の多い国道を走ります。3連休だからか、首都圏ナンバーの車や観光バスが目立ちます。
川原湯の温泉街を抜けたところで、通行止め。そのまま案内の警備員さんに指示されるままに、ゴールのやんば館に向かいます。
こちらもサイトの公式通知に載っているのですが、距離計測が不能の場合は迂回してゴールに向かい、その旨を解答時に申告することになります。
それにしても、このあたりはダム関連の道路や鉄道の付け替え工事で、建設ラッシュの状態。高速道路や新幹線でも通るのか?と思いたくなるくらい立派な橋梁が建設中です。

ゴールのやんば館に到着したのは15時。
結構時間がかかりました。この続編の「第44回D-Wind Rally」の資料も持参していたのですが、さすがにここから続編に参加するには時間的に不可能です。

資料館を見て回ります。
正直、このダムの是非については、個人的には何ともいえません。確かに必要な公共事業というのはあると思いますが、それによって地元が被る影響や、事業自体のコスト、さらには必要性の検証には厳しい目を向けないといけないですし、今回のように急に方針がかわって、それに振り回されてしまうのは大変だとは思うのですが。
ただ、少し前まで連日ニュースで報道されていた八ツ場ダムですが、最近はとんと聞かなくなってしまったことも、私には気になります。決して問題が解決したわけではなく、次から次へと出てくる新しいニュースにマスコミの関心がいってしまって埋もれた格好になったただけなのですが、取り上げる時は過剰ともいえるくらいに取り上げて、「旬が過ぎる」ととたんにほとんど話題にしなくなる、という風潮は、直接関る人達にとって、あまり良い事ではないと思うのですが・・・。
こういう問題は、他の場所でも起きていることですし、税の使い方や公共事業の在り方なども含めて、正しい議論が行われることを祈るばかりです。
と、難しい話になってしまいましたが、このように深く考えることもできる今回のD-Wind Rallyでした。
こちらのコースは、8月15日まで開催されています。詳しい情報や公式通知などは、下記の関連情報URLからどうぞ。私は立ち寄りませんでしたが、良さげな温泉もありますので、途中で運転疲れを癒すにもいいコースです。ただコース中に道の駅などがなく、食事処どころか、コンビニもなさそうですので、途中でお腹がすかないように準備だけはしておいた方がいいかもしれません(笑)
Posted at 2010/07/18 13:09:26
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