まとめ記事(コンテンツ)

2019/08/31

サブバッテリー ソーラー/走行充電、負荷給電半自動切替

カテゴリ : 電装系 > バッテリー > その他

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雨、曇天時にソーラー充電から走行充電への手動切り替えと、負荷の給電を走行時にサブからメイン(ダイナモ)へ自動切替する仕組みを実現できましたのでアップさせていただきます。
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システム全体回路図です。

メインバッテリー過放電防止のために、エンジンが掛かっている時のみメインから負荷給電と、走行充電手動切り替え可能にしています。

手動切り替え部の仕組みを電圧検知により自動化できれば理想ですが、それなりの回路とコストが必要になるため、今後検討してみたいと思います。

なお、ここに行き着くまでにもいくつかの失敗がありましたので、最後に記載します。

【その後の回路変更記事】
2020/5/30 ソーラー発電&サブバッテリー初期構築~メインバッテリー自動連係まで
https://minkara.carview.co.jp/summary/12921/

2020/5/4 ソーラー走行充電自動切替回路動作確認
https://minkara.carview.co.jp/summary/12921/56315/

2021/4/25 サブバッテリー & ポータブル電源併用回路変更作業
https://minkara.carview.co.jp/userid/2990209/car/2602080/6336826/note.aspx
3
メインバッテリーからサブバッテリーへのケーブル接続部分です。
5.5SQのKIVを5m使用してリアまで配線しています。

8SQが理想という意見もありますが、配線取り回しと20A程度までの容量であれば5.5SQが最適と思います。
4
イグニッション回路部の取り出し状況です。
ヒューズボックス内にアクセサリー用のイグニッションヒューズがありましたので、そのヒューズの2次側端子の上部プラスチックを削り電源ケーブルを半田付けしました。
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バッテリー後ろに丁度良い穴があったので、その穴を利用してエンジンルームから一旦後部室内へ取り込み、Bピラー内から天井部へ引き上げました。
天井内装内を隠蔽配線して、リアまで引き回し、最後部のDピラーで下ろしました。
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最後部バッテリーBOX内の配線状態です。
リレー下のヒートシンクで覆われたものがDC-DCコンバーター(12-24V)です。

手前のシート上に写っているシガレットが負荷で、ポータブル冷蔵庫を常時接続し、150WインバーターをACアダプタ機器利用時のみ一時的に接続しています。
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MPPTチャージャーコントローラーの上部にあるトグルスイッチを上に切り替えるとソーラー充電になり、下側に切り替えると、走行時のみ走行充電されます。
なお、サブバッテリーの最適な充電圧である15V程度に昇圧しなければなりませんが、このMPPTチャージャーは昇圧できないため、DC-DCコンバーターで24Vへ変換しています。

負荷は停止時にサブバッテリーから給電され、走行時に自動的にダイナモから給電されます。
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最後に失敗談です。

最終形に行き着くまでに2度の試行錯誤(失敗)があり、やっとここまで完成できました。


一番の失敗は、バッテリー直結回路の電圧変異を検知してリレー切り替えするエーモンのエンジンON-OFF連動ユニットの出力側にコイル式リレーを3個並列接続時にカチッと鳴った後、うんともすんとも動作しなくなってしまったことです。多分、コイル=抵抗並列接続により過電流になり、連動ユニット内の回路がお亡くなりになったのだと思われます。

なので、最終形ではイグニッション回路を追加配線(天井内装配線)し直し、完成しました。

二番目の失敗はアース取り出し部の導通不良(高抵抗)でした。テスターで確認した時には導通できたのですが、数Kオームの抵抗があったのです。
エンジンOFF時はテスターで測定しても期待通りの電圧確認できるのですが、エンジンON時はサブバッテリー周辺のメインからの電圧が3-7V程度しか確認できず動作しませんでした。2日掛けて色々と切り分けた結果、アース導通不良により発生していることがわかり、アースポイントをユーティリティナット部へ変更しOKになりました。

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