まとめ記事(コンテンツ)

2024/02/23

PPM-01

カテゴリ : カーオーディオ、ビジュアル > その他

  • パーツ単体
  • パーツ取付全体
デジタルオーディオ分野で「刺さる」アクセサリを販売するJS PC Audioさんから出ているリニア電源です。ちょっと珍しいDC入力タイプで、ラズパイとDDCによる車載USBオーディオ用に購入しました。

搭載するリニアテクノロジー製LT3045は1チップのLDOとしては最高レベルの低ノイズ・高PSRR(電源電圧変動除去比)特性を誇り、それを4個パラレル駆動することで出力電流とノイズ除去能力を強化しています。痺れるでしょw

自分が同ICを使うのはこれが3回目で、UpTone Audioのリニア電源UltraCap LPS-1.2(生産終了)や、Intona製USBアイソレーター7055シリーズにも採用されています。

出力電圧は固定で注文時に3.3/5/9/12/15Vから選択、出力電流は最大2A(条件あり)と控えめなためDACやネットワークオーディオ機器などが主な対象となりますが、LPS-1.2に比べれば電流容量が大きいので多くの機器に使えます。

リニアレギュレータで注意すべきは次の2点です。
(よくあるAC入力タイプであれば電源側の設計事項ですが、本機の場合はACアダプターも付属しないためユーザー責任となります。5V出力のみ6VのACアダプターを購入可能。)

1. 入力電圧>出力電圧
DC/DCコンバーターのような昇圧はできません。実際にはさらにある程度のマージン(ドロップアウト電圧)が必要で、本機には出力電圧+1V程度を入力します。

2. 発熱
(入出力の電圧差)×(出力電流)
を熱として消費し、これを安定的に放熱できなければチップの温度上昇から熱破壊に至ります。

車載利用で考えると、12V以下になることのあるACC電源で12Vを出力させることはできません。5Vや9V出力ならいいかと言えば今度は電圧差が大きすぎて発熱条件でNGとなり、いずれの場合も適当な中間電圧を作って入力してやる必要があります。自分はAmazonで可変出力のDC/DCコンバーターを入手しました。

この製品では以下のような注意事項があります。
※ 設定した電圧と入力電圧の差が1.8V以上で使用される場合において、機器に供給する電流値が1.2Aを超えると本体が熱くなることがあります
※ 設定した電圧と入力電圧の差が2Vを超えて高出力を行った場合や入力と出力を間違えた場合、故障する可能性があります。

これより、発熱量が
1.8V×1.2A=2.16W
を大きく超えないような領域で使う必要があり
2V×2A=4W
はオーバーヒート領域と読み取れます。LT3045のデータシートを読むとノイズ特性的には出力+2V位を入力したいところですが発熱とのトレードオフとなります。

JS PC Audioさんはカスタム製作に応じてくれるのが嬉しいところで、この製品では出力電圧の微調整が可能です(要追加料金)。今回は標準の5Vから少し高めに設定して頂きました。メールで打ち合わせて仕様を決定した後、本体と追加料金をカートに入れて支払います。聞けばトリマ調整ではなく、チップ抵抗を付け外ししてカット&トライで調整するそうで、そりゃ大変だ。
自分は車室内からトランクのDDCまでUSBケーブルを引き回しており、以前の5V電源ではVBUSの電圧不足らしき影響が見られたので対策しました。下手すれば接続する機器を壊したり寿命を縮める行為なので詳細は割愛します。出力コネクタも手持ちのケーブルに合わせて変更。

USB出力するラズパイの電源なんて音質には無関係に見えるかもしれませんが、ラズパイは電源の5VをほぼそのままVBUSとして出力する回路構成のためか、電源の影響はむしろ市販のオーディオ機器以上にわかりやすいと思います。

もともと超ローノイズのLPS-1.2を奢っていたのでそこからの変化幅は大きくありませんが音質は良好、電圧調整の効果も期待通りでした。とりあえず問題なさそうなので長期的に使ってみたいと思います。

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

ニュース