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まとめ記事(コンテンツ)
CR-Zの気になる点(「IMAハイブリッド」)
≪「CR-Z」の気になる点・感じた点について、自分なりに調べた経緯や結果を記録しておこうと思います。≫
ハイブリッドカーである「CR-Z」を十分に理解するためには、1.5L i-VTECエンジンとともに「IMAハイブリッドシステム」の仕組みを見ておく必要があるなと思いました。
そこで、「CR-Z」のハイブリッドシステムである、「IMAハイブリッドシステム」を記録しておこうと思います。
≪IMAハイブリッドシステム≫
「IMAハイブリッドシステム」の「IMA」は、「Integrated Motor Assist System」の略であるように、「モーターでアシストするためのシステム」ということです。
「CR-Z」は、エンジンを主体に走行し、"発進・加速時のみ"モーターのアシストを受けることで燃費を抑えるシステムという感じになっています。
そのため、ハイブリッド方式としては、エンジンとモーターが並行して駆動する「パラレルハイブリッド方式」に区分されるものです。
そして、「CR-Z」のパンフレットでは、このように紹介されています。
・ 『操る楽しさを生む俊敏な走りを。だからHondaは、軽く、コンパクトなIMAハイブリッド。』(CR-Zパンフレットより転載)
HONDAとしては、モーターはあくまで補助と割り切りることで、そのため、ハイブリッドシステムには「軽さ」を重視し、その結果、モーターを軽く小さくすることが可能になったという感じのようです。「CR-Z = 意のままに走れるハイブリッドカー」をコンセプトとするHONDAの考えのようです。
そして、「IMAハイブリッドシステム」の性能データは、以下です。
・ 最大出力:10kW(14PS)/ 1,500rpm
・ 最大トルク:78N・m(8.0kgf・m)/ 1,000rpm
≪TOYOTA THSⅡとの比較≫
HONDAの「IMAハイブリッドシステム」を理解するには、TOYOTAのハイブリッドシステムである「THSⅡ(トヨタハイブリッドシステムⅡ)」と比較すると、その仕組みが良く分かるのかなと思っています。
「TOYOTA THSⅡ(トヨタハイブリッドシステムⅡ)」
TOYOTAの「THSⅡ(トヨタハイブリッドシステムⅡ)」は、発電用と駆動用の2つのモーターを備えています。そして、発進時はバッテリーの電力でモータを回して走り(エンジンは停止)、通常走行時はエンジンとモーターを使い分けて走行するという、「シリーズ・パラレルハイブリッド方式」が採用されています。
そのため、2つのモーターを備えていることから、走行時の動力性能の高さやエネルギー効率の高さでは、HONDAの「IMAハイブリッドシステム」より、「THSⅡ(トヨタハイブリッドシステムⅡ)」の方が優位のような感じです。
また、モーターのみでの走行もできることから、クリーンかつ燃費を重視という点でも、「THSⅡ(トヨタハイブリッドシステムⅡ)」の方に、メリットがありそうです。
「HONDA IMAハイブリッドシステム」
しかし、HONDAの「IMAハイブリッドシステム」で求めるのは、視点が違って、「小型軽量」という点のようです。
確かに、「全長×全幅×全高 : 4,080×1,740×1,395mm」という「CR-Z」のコンパクトボディにて、燃費性能の向上などのハイブリッド要素を求めるとすると、ハイブリッド方式はシンプルな方向性になっていくのかなといった感じはします。
「CR-Z」のパンフレットには、このような記載もありました。
・ 『軽量・コンパクトなHondaのハイブリッドシステムは、走りの俊敏さを損なわない。』(CR-Zパンフレットより転載)
燃費性能も大事だけれど、それと同等かそれ以上に、走りの楽しさも追求するというHONDAらしいこだわりなんだろうな、と改めて思いました。
≪関連情報URL≫
HONDA CR-Z WEB CATALOG HYBRID SYSTEM
https://www.honda.co.jp/auto-archive/cr-z/2012/webcatalog/driving/index.html
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