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まとめ記事

死にたくなければガードレールの真実を知ろう。

徳小寺 無恒さん
2020/10/10
4,923

事故などの色々な事例を紐解くと、日頃、何気なく使っている道路について、実は知らない事が多くある事に気付く。
道路の構造を正しく理解していれば、事故を起こした時、起こさなくても知っている事で悲惨な結果に見舞われない事がたくさんある。
そんな道路の「安全神話」の代表である 「ガードレール」については意外に知られていない事が多いモノだ。
「ガードレール」があれば大丈夫と思われている方も多いだろうが、実は決められた条件の中であれば大丈夫であって、多くの場合は逆に「危険」な事もあるのだ。
ここでは2009年に起きた岡山の事故も交えながらガードレールについて理解を深めて頂ければと思うのだ。
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小型車と中型車の衝突実験のブログを上げたが・・・ 物理 小は大を兼ねなかったのか!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/13247908/ 考えてみれば、道路ほど安全確保が難しいモノは無い事も事実だ。無論、施設の構造や視覚的工夫で安全は大いに向上するのだが、どうしても難しい事例もある事は如何ともしがたい事実だ。 単純に言えば、クルマに限っても10ton、20tonという大型車から重量が1ton前後の軽自動車までが混走しているのに、それらを全て安全に・・・というのにはちょっと無理がある。 そう前出の衝突実験だって、まぁ色々な裏の意図が見え隠れするけど、小さなクルマはこと衝突という危険リスクは回避できないという事実は間違いの無い事だ。 ただ、この結果を見て単純に「小さなクルマは安全じゃないから」と短絡的に思うのは少々困ったものだ。 そうでなくて、そういったリスクもあるのでそれを理解して、より安全運転に努めようという姿勢が必要だと思うのだ。無論、こっちが努めても勝手に相手が突っ込んでくる事もある事は ...出典:徳小寺 無恒さん
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ガードレールの安全基準について前回、古い記憶を呼び起こしてブログしたが、今回はその後編という事でお付き合い願いたい。 まぁ何度も言うけど、二十数年前の学校で習った知識なんで、現代の規格とは少々乖離が生じてしまっている事もありえるので、その点はご容赦願いたい。 さて、元々ガードレールというものの機能は何だろうかと考えてみたが、単純に言えば 「道路から逸脱しそうなクルマを、道路に留めさせる」 道路施設のハズなんだが、その設計思想と多くのドライヴァーが抱く「希望的観測」とは残念ながら大きな差があると言えるだろう。 まず前回もブログしたが、ガードレールの強度計算は「14トン」車が基準になっている。 同居 数々のクルマが走る道路の安全意識とは!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/13267089/ つまり 「大型車が突っ込んでも、かろうじて止められて、普通車が突っ込んでも程ほどにクルマが壊れてドライヴァーが死なない」 という基準で作られているとブログしたが、さらに諸条件があるのだ。。。 「14トン車で1 ...出典:徳小寺 無恒さん
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いやぁ正直、ここまでガードレールに関する話題に皆さんが興味を持って頂いてたとは思っていなかった。 身近な存在なのに、実はその内容や構造が分らない・・・さらに設置者と利用者との間にこれほど認識が違うモノは無いかもしれない。 おさらいだが、(社)日本道路協会 の言葉を借りて「ガードレール」のおさらいをしてみよう。 実は「ガードレール」とは「車両用防護柵」にひとつで、ちなみに「車両用防護柵」の定義としては、 進行方向を誤った車両が道路外、対向車線、歩道等に逸脱するのを防ぐと共に、車両乗員の障害、車両の破損を最小限にとどめて、車両を正常な進行方向に復元させる事を目的とし、副次的に運転者の視線を誘導し、また歩行者や自転車の転落もしくはみだりな横断を抑制する目的を備えたもの。 とされている、さらに「車両用防護柵」には大別して二種類ある。 ひとつは 「たわみ性防護柵」で、これは衝突時の衝撃を分散吸収する事によって乗務員や車両の損傷を最小限に抑える構造物を言う。 「ガードレール」 はこれにあたる。 もうひとつは 「剛性防護柵」 と言うもので、先回のブログにも書いたが、何が何でも車両を ...出典:徳小寺 無恒さん
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岡山のガードレールに串刺しになった悲惨な事故の件だが、まさに以前僕が危惧していた事故が現実になってしまい気が重いものだ。 同居 数々のクルマが走る道路の安全意識とは!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/13267089/ 切目 ガードレールの切れ目が縁の切れ目!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/13306050/ 強弱 これを理解すればぶつかっても大丈夫!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/13317758/ 今回の事故のシュチエーションは、例えば、子供がちょっと騒いで横、若しくは後ろを一瞬振り返った、その時に誤ってスティアリングを操作したか、道路のRに、よそ見をしていた為に追従できなかった可能性が高いだろう。 画像を見るとエラク、クルマが大破しているが、速度は大して早くない、不幸だったのはニュース・ソースによると、 「ガードレールの端に激突(←いや、進入が正し ...出典:徳小寺 無恒さん
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皆さんは2009年の秋口に起きた岡山のガードレール串刺し事故を覚えているだろうか。 不運 岡山のガードレール事故に潜むもの。 ⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/15087830/ 世間の殆どの論調は、ドライヴァーの運転技量や運転そのものへの問題ばかりであったが、何故、ガードレールが刺さったか、貫通したかと言う観点を問題視する論調が少なかったのは、どうしたモノだろうか。 僕は、この事故現場が工事中であった事、そして貫通したガードレールの端部に「袖ビーム」が見当たらないのが非常に気になっていた。 ガードレールの端部には、「袖ビーム」を設けることが決められている。 大概のガードレールの端部には、仮にクルマが衝突しても、それが串刺しにならない様に「袖ビーム」が付けられているが、実は、それが付けられていないガードレールも意外な程存在するし、問題は、工事などで、一時的にガードレールの一部を撤去した場合、ガードレールの端部にクルマが突き刺さない様に何某かの対策をしなければいけないのだが・・・・ ...出典:徳小寺 無恒さん
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