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まとめ記事(コンテンツ)
hiko206さん
2010/09/05
クーペの花道⑧ミツビシのクーペ
ネタ無しのための企画だったこの「クーペの花道」シリーズ、私と同世代の方の郷愁を誘うのか、思いのほか反響があるようです。
と、いうことでもう少し悪乗りさせていただいての第8回目の今回は三菱のクーペです。
旧財閥系企業である三菱自動車はパジェロやアウトランダーといったRV系のイメージの強いメーカーですが、その一方で昔からギャランGTO、セレステ、ラムダ・・・といったクーペも作り続けていました。
最近はそれほどでもないとは聞きますが、三菱系企業の社員は三菱のクルマしか買えなかったり、工場の駐車場には三菱のクルマしか停められなかったりという制約があったために、そんな人たちのためのクーペであったのかもしれません(勿論、イメージリーダーとしての意義もおおきかったのでしょうが・・)
私が免許を取得した時の三菱のクーペといえば

三菱スタリオン
この企画ではお馴染みの(笑)リトラクタブルヘッドライトの直線的デザイン
三菱らしい太いトルクのエンジンによる走りはかなり硬派だったようで、インターTECでのボルボとの激闘は印象的でした。
そして迎えたバブル期、他社が280馬力級マシンを競って登場させる中、負けじと三菱が登場させたのが

三菱GTO
当時、大ヒットしていた3ナンバーFFセダン「ディアマンテ」をベースにミッドシップ風デザインのクーペボディを纏った4WDスペシャリティークーペ。
かつてはランサーEXをターボ化してランタボを、ランサーセディアからランエボを作り上げた三菱のクルマらしく、このGTOも4WD+ターボなど最新装備をてんこ盛りした「重戦車」
エンジンも最高出力こそ当時の制限いっぱいの280馬力でしたが、トルクはずば抜けていました。
そんなGTOもFFサルーンがベースであることが災いしたのか、はたまたその重量級のボディのせいか、GTRやZ、スープラといった他社の280馬力級クーペに比べ今ひとつの存在になってしまい、弟分である

三菱FTOも含め主役にはなりきれませんでした。
そして、三菱のクーペたちは同じ三菱のパジェロなどのRVにその購買層のはずだった若者の顧客を奪われ、走りを愛する人たちはWRCでの実績もありランエボなどのハイパワーセダンに流れていってしまい、三菱においてもクーペの系譜は途絶えてしまうのでした
早くて、実用性も兼ね備えたランエボ、家族揃ってのレジャーをイメージするRV・・
これらが主流になっている昨今、クーペが復活するには、その魅力を訴えるあらたな価値観が必要とされるのではないか・・・
そんな気がする三菱のクーペ達でした。
と、いうことでもう少し悪乗りさせていただいての第8回目の今回は三菱のクーペです。
旧財閥系企業である三菱自動車はパジェロやアウトランダーといったRV系のイメージの強いメーカーですが、その一方で昔からギャランGTO、セレステ、ラムダ・・・といったクーペも作り続けていました。
最近はそれほどでもないとは聞きますが、三菱系企業の社員は三菱のクルマしか買えなかったり、工場の駐車場には三菱のクルマしか停められなかったりという制約があったために、そんな人たちのためのクーペであったのかもしれません(勿論、イメージリーダーとしての意義もおおきかったのでしょうが・・)
私が免許を取得した時の三菱のクーペといえば

三菱スタリオン
この企画ではお馴染みの(笑)リトラクタブルヘッドライトの直線的デザイン
三菱らしい太いトルクのエンジンによる走りはかなり硬派だったようで、インターTECでのボルボとの激闘は印象的でした。
そして迎えたバブル期、他社が280馬力級マシンを競って登場させる中、負けじと三菱が登場させたのが

三菱GTO
当時、大ヒットしていた3ナンバーFFセダン「ディアマンテ」をベースにミッドシップ風デザインのクーペボディを纏った4WDスペシャリティークーペ。
かつてはランサーEXをターボ化してランタボを、ランサーセディアからランエボを作り上げた三菱のクルマらしく、このGTOも4WD+ターボなど最新装備をてんこ盛りした「重戦車」
エンジンも最高出力こそ当時の制限いっぱいの280馬力でしたが、トルクはずば抜けていました。
そんなGTOもFFサルーンがベースであることが災いしたのか、はたまたその重量級のボディのせいか、GTRやZ、スープラといった他社の280馬力級クーペに比べ今ひとつの存在になってしまい、弟分である

三菱FTOも含め主役にはなりきれませんでした。
そして、三菱のクーペたちは同じ三菱のパジェロなどのRVにその購買層のはずだった若者の顧客を奪われ、走りを愛する人たちはWRCでの実績もありランエボなどのハイパワーセダンに流れていってしまい、三菱においてもクーペの系譜は途絶えてしまうのでした
早くて、実用性も兼ね備えたランエボ、家族揃ってのレジャーをイメージするRV・・
これらが主流になっている昨今、クーペが復活するには、その魅力を訴えるあらたな価値観が必要とされるのではないか・・・
そんな気がする三菱のクーペ達でした。
Posted at 2010/09/05 21:30:19
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