まとめ記事(コンテンツ)

2016/03/20

惨劇 トンネルの悲惨な事故は無くならないのか。

今回、不幸にして僕の故郷である東広島の山陽自動車道八本松トンネルで大きな事故が起きてしまいました。

山陽自動車道 八本松トンネル 火災事故
2016年(平成28年)3月17日午前7時半頃、トンネル内で渋滞の為停止していた車の列に、居眠り運転のトラックが突っ込み火災が発生。
車両5台が炎上し2人が死亡、71人が負傷した悲惨な火災事故。
運転していたトラックドライヴァーは、事故迄の3か月間、ほぼ休みなく運転を続けて「過労状態」であった。
この事故が契機となって、長距離トラックやバスの運行に関する罰則が厳しくなった。

事故の背景には、また、運送会社の不適切な管理が浮き彫りにされていますが、正直に言って、たまに帰省して山陽道を走行すると、良く事故が起きないようなァとも思えるマナーの悪さなどが目についてしまいます。

さらに道路工学の観点から見て、山陽自動車道の岡山から広島IC区間は、ちょっと危険だなと思う部分も多々あるのですが、残念ながら、そうしたマナーや道路工学の部分はなかなか改善されないのが事実です。
そうなれば、個人一人ひとりで、もしかの時にいかに適切に対応するかが大事になります。

今回の事故で、誰も指摘しませんでしたが、このトンネルの長さは「840m」。実は 500~1500 m クラスのトンネルは非常に危険なトンネルなんですね。

具体的に言えば「排煙装置」が無い場合が多いのです。


ジェットファンのあるなしで、随分と被害が変わる。

今回は幸運にも八本松トンネル下り線は、下り坂にトンネルを掘削したために、西条側が高くて志和側が低かったため、大多数の煙が西条側に排煙されましたが、それでもジェットファンがあれば、さらに煙害で多くの人が脱出に手間取らなかった筈です。

11年前にも、排煙施設の事を指摘したのですが、その後にもトンネルの悲劇は繰り返され、また今回も構造的問題で事故の被害が拡大してしまいました。

この機会にぜひ、もう一度そのブログを見て頂いて、何かあった時は自分で自分の知識で

「自分の身は自分で守る。」
「家族の身を守る」

為に是非、一読して頂けたらと思います。

隧道 繰り返される隧道(トンネル)の悲劇、対策対応は無いのだろうか?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/338623/

Posted at 2016/03/20 12:16:45

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