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まとめ記事(コンテンツ)
徳小寺 無恒さん
2006/01/21
誤認 タイアの空気圧の間違いに迫る!
最近、高速でバーストするクルマが多いと以前ブログしましたが、
破裂 今年の高速では何故かバーストを良く見た・・・
ここのところ、カーショップやガソリンスタンドなどで、あまりにもずさんなタイアの空気圧の管理がされているのを見るにつけ、思い切って自分のHP (復活!ブルーバード) で取り上げることにした。
まったく、今日は朝から雪が舞い、庭やクルマの上に降り積もり、「雪かき」くらいしろ!というカミさんの声を無視してまで作った力作である(苦笑)。
カーショップやガソリンスタンド・・と書いたのは、明らかにインチアップなどして、タイアのサイズが変わっていると思われるクルマでも、サイズやロードインデックスを確認しないで「空気圧」が高いだの低いだのと言っている姿を見たからである。
以前、あるガソリンスタンドで「ロードインデックス」って知ってる?なんて意地悪い質問をしたら、「タイアの耐荷重のことですね!」と答えたので・・・
「じゃあ、ロードインデックスと空気圧の関係って知ってる?」って聞くと、思わず沈黙したりした事もあって、正直これじゃあイカンと思った次第なのだ。
しかしまぁ正直に言って、ロードインデックスと空気圧の関係があるなんて知らないドライヴァーが多いのが事実だと思うのだが、それでは公道を安心して走れない、そこでコンテンツを作ろう・・となった訳でもあるのだ。

これが通常のタイヤの空気圧とロードインデックスの関係だ。 クリックすると大きく表示
インチアップなどをして、ロードインデックスが変わったか変わらないかを確認せずに、標準のメーカー指定の「空気圧」を入れる。場合によっては、タイアの能力が落ちて大変な事になるっていうのに・・それを知らないドライヴァーが多い事多い事・・・
例えば、標準で「205/60R16 92H」が装着して、指定空気圧が「230kPa」の場合、上の表からロードインデックス「92」を捜すと、同じタイヤサイズは無いが、タイヤサイズ無しで「92」の負荷能力の大きいモノを捜すと「615」を発見。
これをインチアップする場合、大まかな外径の許容差は目安として「±2%」と言われているので、「205/60R16 92H」の外径はだいたい Φ652 なので、Φ665~639 の間でマッチングするタイヤを捜すと、「205/55R17 91V」が外径Φ658でインチアップOK。
ただしロードインデックスが「92」から「91」にダウン。
これを同じように表から空気圧を求めると、やはりロードインデックス「91」でサイズからは求められないが、サイズ指定無しで負荷能力「615」があり、その時の空気圧は「240kPa」。
という事で、「205/60R16 92H」から「205/55R17 91V」にインチアップした場合の空気圧は、最低「240kPa」必要となる訳だ。
という事でワゴン系のクルマは、見栄えばかり気にして、派手なタイアに履き替えたのはいいのだけど、実はロードインデックスの低下をしている場合が多いのだ。

こいつが混乱の元になって居る「XL」とか「エクストラロード」と呼ばれる荷重表だ。 クリックすると大きく表示
もひとつ、厄介なのはインチアップした場合、だいたいが「エクストラロード」とか「レインフォースドタイヤ」に引っかかる場合が多い。
その時は、エクストラロードで空気圧を求めなければ耐荷重が不足するので注意が必要だ。
例えば標準が「195/60R16 89H」の場合、標準的な外径はΦ640。インチアップ可能な外径はΦ653~627。指定空気圧が 240kPa の場合、負荷能力は 580 。
これを「215/45R18 93W」にインチアップすると、一見するとロードインデックスが「89」から「93」に上がったように見えるが実は「215/45R18 93W」はエクストラロードなので、額面通りに空気圧をいれると完全に負荷能力不足になる。
これを エクストラロード の表から見て見よう。
「215/45R18 93W」を、何も考えずに指定空気圧を入れると表より付加荷重は「560」となり「20kg」も負荷能力が落ちてしまうのだ。
で、表より「580」を満足するには、最低「260kPa」入れないといけないことが分かる。
これを理解していないと、負荷能力、耐荷重不足でバーストしたり偏摩耗が起こるという次第なのだ。
もう一度、自分のクルマのタイアの能力を見て、メーカーが指定する「ロードインデックス」に達しているか?!ぜひ、このブログを読まれた方はチェックしてみて欲しいと思うのだ。

そうそう、そんな時に活躍するのがエアーゲージ。
安物でも良いので、クルマ一台にひとつは常備して欲しいモノだ。
走っていても、停めていても空気圧は下がるものなので、チェックは欠かさずにが肝要!!(窒素ガス入りの場合は、チト面倒だが・・)
「タイアは命を載せて走っている」
ずいぶんと古いフレーズだが、これほど端的にタイアの大事さを表現しているフレーズは他には無い・・と言えるくらいの名フレーズだ。
雪の夜長、もう一度タイアの大切さを考えてみては如何だろうか?
「インチアップに幅広タイアでも・・
空気圧の管理していますか??↓
破裂 今年の高速では何故かバーストを良く見た・・・
ここのところ、カーショップやガソリンスタンドなどで、あまりにもずさんなタイアの空気圧の管理がされているのを見るにつけ、思い切って自分のHP (復活!ブルーバード) で取り上げることにした。
まったく、今日は朝から雪が舞い、庭やクルマの上に降り積もり、「雪かき」くらいしろ!というカミさんの声を無視してまで作った力作である(苦笑)。
カーショップやガソリンスタンド・・と書いたのは、明らかにインチアップなどして、タイアのサイズが変わっていると思われるクルマでも、サイズやロードインデックスを確認しないで「空気圧」が高いだの低いだのと言っている姿を見たからである。
以前、あるガソリンスタンドで「ロードインデックス」って知ってる?なんて意地悪い質問をしたら、「タイアの耐荷重のことですね!」と答えたので・・・
「じゃあ、ロードインデックスと空気圧の関係って知ってる?」って聞くと、思わず沈黙したりした事もあって、正直これじゃあイカンと思った次第なのだ。
しかしまぁ正直に言って、ロードインデックスと空気圧の関係があるなんて知らないドライヴァーが多いのが事実だと思うのだが、それでは公道を安心して走れない、そこでコンテンツを作ろう・・となった訳でもあるのだ。

これが通常のタイヤの空気圧とロードインデックスの関係だ。 クリックすると大きく表示
インチアップなどをして、ロードインデックスが変わったか変わらないかを確認せずに、標準のメーカー指定の「空気圧」を入れる。場合によっては、タイアの能力が落ちて大変な事になるっていうのに・・それを知らないドライヴァーが多い事多い事・・・
例えば、標準で「205/60R16 92H」が装着して、指定空気圧が「230kPa」の場合、上の表からロードインデックス「92」を捜すと、同じタイヤサイズは無いが、タイヤサイズ無しで「92」の負荷能力の大きいモノを捜すと「615」を発見。
これをインチアップする場合、大まかな外径の許容差は目安として「±2%」と言われているので、「205/60R16 92H」の外径はだいたい Φ652 なので、Φ665~639 の間でマッチングするタイヤを捜すと、「205/55R17 91V」が外径Φ658でインチアップOK。
ただしロードインデックスが「92」から「91」にダウン。
これを同じように表から空気圧を求めると、やはりロードインデックス「91」でサイズからは求められないが、サイズ指定無しで負荷能力「615」があり、その時の空気圧は「240kPa」。
という事で、「205/60R16 92H」から「205/55R17 91V」にインチアップした場合の空気圧は、最低「240kPa」必要となる訳だ。
という事でワゴン系のクルマは、見栄えばかり気にして、派手なタイアに履き替えたのはいいのだけど、実はロードインデックスの低下をしている場合が多いのだ。

こいつが混乱の元になって居る「XL」とか「エクストラロード」と呼ばれる荷重表だ。 クリックすると大きく表示
もひとつ、厄介なのはインチアップした場合、だいたいが「エクストラロード」とか「レインフォースドタイヤ」に引っかかる場合が多い。
その時は、エクストラロードで空気圧を求めなければ耐荷重が不足するので注意が必要だ。
例えば標準が「195/60R16 89H」の場合、標準的な外径はΦ640。インチアップ可能な外径はΦ653~627。指定空気圧が 240kPa の場合、負荷能力は 580 。
これを「215/45R18 93W」にインチアップすると、一見するとロードインデックスが「89」から「93」に上がったように見えるが実は「215/45R18 93W」はエクストラロードなので、額面通りに空気圧をいれると完全に負荷能力不足になる。
これを エクストラロード の表から見て見よう。
「215/45R18 93W」を、何も考えずに指定空気圧を入れると表より付加荷重は「560」となり「20kg」も負荷能力が落ちてしまうのだ。
で、表より「580」を満足するには、最低「260kPa」入れないといけないことが分かる。
これを理解していないと、負荷能力、耐荷重不足でバーストしたり偏摩耗が起こるという次第なのだ。
もう一度、自分のクルマのタイアの能力を見て、メーカーが指定する「ロードインデックス」に達しているか?!ぜひ、このブログを読まれた方はチェックしてみて欲しいと思うのだ。

そうそう、そんな時に活躍するのがエアーゲージ。
安物でも良いので、クルマ一台にひとつは常備して欲しいモノだ。
走っていても、停めていても空気圧は下がるものなので、チェックは欠かさずにが肝要!!(窒素ガス入りの場合は、チト面倒だが・・)
「タイアは命を載せて走っている」
ずいぶんと古いフレーズだが、これほど端的にタイアの大事さを表現しているフレーズは他には無い・・と言えるくらいの名フレーズだ。
雪の夜長、もう一度タイアの大切さを考えてみては如何だろうか?
「インチアップに幅広タイアでも・・
空気圧の管理していますか??↓
Posted at 2006/01/21 18:51:32
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