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2015/04/24

フレンチクーペ列伝6 シトロエンのクーペはやっぱり変態?

70年代のシトロエンはイタリアの名門マセラティと提携関係にありました。

そのジョイントの成果としてマセラティ製V6エンジンをDSをベースとした独創的なクーペボディーに搭載して誕生したのが言わずと知れたシトロエンSMでした。



普通クーペと言えば尖がった攻撃的なデザインになりがちですが、そこはシトロエン、何とも言えない不思議で未来的なデザイン。
ハイドロのサスはもちろんキャスターアクションも油圧化、ヘッドライトも可動式と独創のメカ全開です
日本にも正規で導入されていましたが、当時のメカニックはさぞ難儀したでしょうね^^;



「宇宙船のような・・」とはよく言われる表現ですが、リアからの佇まいはそれも納得?

SMは量産高性能クーペというより「FFで200km/hを超える」という当時としては不可能とされていた目標を目指した実験モデルという側面もあったそうで、ロータリーエンジンの搭載も検討されたといいますから未来志向のデザインは当然なのかもしれません(コンセプトカーをそのまま売っちゃったようなもの?)



そういったチャレンジの一環かSMはラリーにも挑戦していました



モロッコで激走するSM、長すぎるボディーやFFということもあって成績は芳しくなかったようでしたが、市販車へのフィードバックという点では成果は十分だったのかも。



こういった挑戦は後年BXのグループB、BX4TCにも通ずるところがありますが・・・



現在でもFBMなどで姿を見ることのできるSM。

明るい夢のいっぱいあった70年代の「未来」的デザインは今でも魅力的ですね^^
Posted at 2015/04/24 06:57:54

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