まとめ記事(コンテンツ)

2005/05/17

放電 キセノン・ディスチャージ・HIDとにかく明るいヘッドランプのハナシ

ここ数年「キセノン」とか「ディスチャージ」とか「HID」と呼ばれる明るいヘッドライトが主流だ。

これらを装着したクルマに乗ると・・・もう通常の ハロゲン のクルマには戻れない・・・というくらい明るくて、そうですねぇ、景色のコントラストがハッキリ掴めるので、夜間走行時の疲労の軽減にも役立っていると言えるでしょう。

 この「キセノン」(まぁ、一応の日産ファン(笑)なので、日産ブランドのキセノンでコメントする事をご容赦願いたい)のルーツはいつだったか。そんな疑問が湧いてきて、ウチのPCのライブラリーを探すと・・・1984年の雑誌の広告にルーツを見つける事ができた。

 メーカーはオランダの 「フィリップス」

 この広告から当時は「マイクロ・パワー・ライト」って言ってた事が分かる。

 広告には、その仕組みとか明るさが分かりやすく説明されていたのがだ、当時の私には、お恥ずかしい話だが 「放電」 という言葉ばかりが先走って・・・「どうせ、普及なんぞしねぇよ!」とタガを括っていたのだ。

 ところがどっこい、今では軽自動車まで普及して、恐らく数年先には「キセノンに非ずはヘッドランプにあらず」なんてなりそうな勢いである。

 しかしだ、いやぁ・・「キセノン」のルーツは「フィリップス」で決まり・・と思いきや、さらに調べると、実は実用化したのは他のメーカーで、実際に「キセノン」を始めて搭載したのは 1991年のBMW7シリーズ だったと判明。

 それじゃ日本では何が最初?!となるのだが、おぼろげな記憶が正しければ、欧州と同じ1991年 「市光工業」 つまり PIAA とかのブランドのメーカーですな、「市光」がルマン用に開発して日産に提供したのがレーシングカー世界初のキセノンとなり、同時に日本初の「キセノン」搭載車となったのだ。

 さらに市販車では・・となると、おっとり刀の運輸省だ、良いと分かっていても認可するのは、海外から圧力を受けてから・・という訳で、欧州からの「キセノン」搭載車が増えて、なんで日本は認可しない!という毎度の外圧に押されて、やっと1995年に認可されて、現在話題!?の「ふそうのトラック」に採用されたのが最初であった。

 乗用車の搭載は二代目テラノのマイナーチェンジでデヴュー。

 ところで、日産は「キセノン」、トヨタは「ディスチャージ」と呼び方が色々と分かれているが、世界的には「H.I.D」が正式な呼び方となっている。

 ちなみに、「H.I.D」とは「High Intensity Discharge」の略で、日本語に直すと(高輝度放電)となる。

 つまり、トヨタで言う「ディスチャージ」は、まさに「放電:ディスチャージ」から来ており、日産で言う「キセノン」とは、ヴァルブの中に封入されている気体「キセノン・ガス」から由来しているのだ。

 それにしても・・僕の年代は、ちょうど「ハロゲン」が登場した年代なのだが、当時としては「ハロゲン」って夢のように明るいヘッドランプだったのでだが・・・今となっては。

 「キセノン」の登場は、「ハロゲン」の登場よりショッキングな出来事であった。
Posted at 2005/05/17 02:51:29

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