交換作業の本題です。

最初に書いておきますが、整備手帳に配線に関する詳細は書きません。
理由は車両コンピューターと繋がっている配線もあり、ショートすると車が不動になる恐れがあるからです。

なので、この記事と同じことを自分で行う方は最低でも車両の配線図は自力で入手して理解できる方に限ります。

または、メーカー資料の入手が出来る電装屋さんに依頼するかです。
お気に入りで見ている東京の電装屋さんは”有償で”各メーカーの配線図を閲覧できる環境があるようなので、そのような業者さんに依頼した方が良いです。

今回作成したナビ側のハーネス一式。

ちなみに15Mの付属ETCは通信方式が違うためナビ連動にはなりません、
ETCの電源は元々単独で入っているので通信線が繋がっていなくてもＥＴＣは使用できます。
ナビ連動にはなりませんので、ナビから履歴は見れません。

MC後の18Mで装着されているETCはギャザズ製と同じ通信方式の為、ナビ連動となるようです。

まずは元のナビを取り外し。

MOPナビとギャザズ７～9インチナビは同じ外し方です。
ナビの左下から内張外しを差し込んでパネルを外します。
パネルを外すとナビを固定しているネジが２本あります。
画像は外した後なんで赤丸部分がナビ固定ネジ。画像に写っている真ん中のネジはパネル固定のネジなのでそのままです。

ネジを外したら右の吹き出し口の右端を手前に真っすぐ引っ張ってパネルの端を外します。
同様にナビの左上を手前に真っすぐ引っ張って左上を浮かせます。
両端が浮いたら右パネル、ナビパネルの下から順に内張外しで浮かせていき、そのあと上側を順次外していきます。
取付説明書では右パネル単独で外れることになっていますが、自分の場合は赤丸部分が先に外れないので画像の通りにパネルを浮かせてから分離します。

右パネルの分離が出来たら上写真赤丸のハザードスイッチの端子を外します。
ハザードのコネクタは画像の状態までしか伸びないので、工程４の状態で真っ先に外しましょう。
この端子を外さないと写真の様にナビを浮かせる事が出来ません。
下の写真がナビを外した状態です。

ＭＯＰナビのメイン24Ｐコネクタにはイルミ配線が入っていません。

ハザードスイッチの配線からイルミ線を分岐します。
ＭＯＰナビの場合、オプションを取付ける時はここからイルミ線を分岐していたので、これに倣ってイルミ線を確保。

続きはその３になります。