まとめ記事(コンテンツ)

2018/05/30

昭和の北海道道路地図 その13(14図 門別‐静内‐浦河)

カーナビが無い頃、車には必ずロードマップを積んでいたものです。

そこで、昭和41年(1966年)6月発行
「ミリオン道路地図帖 北海道編」
出版元:東京地図出版株式会社 (現 株式会社マイナビ出版) の紹介です。

※地図をしっかり見たい方はブラウザ閲覧推奨

著作権保護期間満了(※文末参照)につき、全ページ掲載していきます。ただし、体調に合わせノンビリ不定期連載です(^^)


第13回は日高地方、門別から浦河へと向かう第14図。まずはリンク先→凡例と索引をチェックして、地図の場所を確かめましょう。

14図西 (拡大は地図をクリックまたはタップ)
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14図東(拡大は地図をクリックまたはタップ)

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【日高山脈に阻まれた海岸地帯】

太平洋に沿って南下する日高国道。14図北西の旧門別町富川地区からは、富良野方面へと内陸に入る道路がありますが、それ以南は北海道の背骨日高山脈に阻まれ、山を越えるルートは存在せず、ひたすらに海岸線を進みます。


今回の14図沿線、門別から新冠(にいかっぷ)、静内、三石(みついし)、浦河と、馬産地が続きます。


有名な日高昆布はこのあたりでも採れますが、産地として有名な浜は浦河や様似、襟裳に多いようです。



【消え行く?日高本線】

日高本線は、14図に掲載されているすべての区間が、2015年以降の土砂災害の影響で、現在でも不通となっています。JR北海道は鵡川(13図)以南の復旧を断念する意向を示していて、地元自治体と協議が進められています。もしかしたら日高本線全体が廃止となってしまう日が来るのかもしれません。


地図では、全線運行していた時期の路線が詳細に記されていますね。



【新冠の意外?な観光名所】

新冠はハイセイコーを生んだ馬産地として有名ですが、隠れた名所として「レ・コード館」という、レコードをコレクションした博物館が道の駅に併設されています。

所蔵枚数、な、な、なんと100万枚!視聴やレコードコンサートもあって、じっくり聞いているとすぐ時間が経ってしまうので、お好きな方は時間に余裕をもって訪れると楽しいですよ。



【浦河と地震の関係?】

日本全国、地震はあちこちで発生していますが、北海道で良くあるのが浦河沖を震源とする地震です。昭和57年(1982年)にはM7.1の地震が発生し、地元浦河で震度6を記録しています。









さーて、次回のサザエさんは?


波平です。

 そろそろ梅雨入りですなあ。北海道は梅雨が無くさわやかな季節だそうで。羨ましいですな。

コラ!カツオ!ちゃんと勉強せんかあ!

 えっブログで北海道の地理を勉強している? まあ、良しとするか。

(サザエ「父さん、甘いわね(笑)」)




次回は


・波平、日高昆布で一杯

・今度こそ、襟裳の春は何も無い春です

・黄金が敷き詰められた道路


の3本?です。

つづく

バックナンバー


その12(13図 千歳‐苫小牧‐門別)

その11(詳細図 小樽・室蘭・洞爺湖)

その10(10図 登別-室蘭-長万部)

その9(11図 千歳-苫小牧-登別)

その8(12図 札幌-千歳)

その7(詳細図 函館、札幌)

その6(7図 小樽-札幌)

その5 (6図 倶知安-小樽)

その4(5図 長万部-倶知安)

その3(8・9図 松前、江差 )

その2 (4図 森ー長万部)

その1 (3図 函館ー森)




ーーーー本文終わり





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Posted at 2018/05/30 12:40:42

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