まとめ記事(コンテンツ)

2023/02/01

洗車 考。Vol.4【シャンプー洗車】

2021年06月~07月の暇な時期にかけてアップした『洗車 考。』シリーズですが、みんカラのPVレポート(トータル)で確認してみると、地味にPV数が伸びていました。
実際、1年半以上経った現在でもちょいちょい見ていただいている記事になっていて、Google検索なんかでも結構引っかかってくれているのかな?などと思います。

そこで、洗車に関してもう少し掘り下げた記事を不定期にアップしてみようと思います。(最近みんカラに遠のき気味ですしw)

という事で、4回目の今日は【シャンプー洗車】に関して。
既に洗車 考。Vol.2【道具】でも取り上げていますが、皆さんはどのカーシャンプ剤を愛用されていますか?

有名どころとしては、シュアラスター カーシャンプーかな。



みんカラでも殿堂入りの人気商品で僕も以前はよく愛用していました。
ノーコンパウンドで泡持ちも良く、液性も中性でボディへのダメージが小さい理想的なシャンプーですね。
希釈率は本液50ml(キャップ約4杯)を4Lの水に入れるのが推奨なので、僕みたいに毎回15Lの洗浄水を作るのであれば本液200ml(キャップ約16杯)必要になり、1Lボトルだと5回程度の洗車で無くなる計算になるので別の製品に替えた経緯があります。

次に人気なのがWILLSON 泡仕立てシャンプーですかね。



この製品の特筆すべきはやはりその泡立ちの良さですが、これも天然のヤシ油成分を主原料としたノーコンパウンド中性タイプです。
濃縮タイプなので希釈率は本液30ml(キャップ約1杯)を10Lの水に入れるのが推奨で15Lの洗浄水なら本液45ml(キャップ約1.5杯)必要となり、800mL容量で約18回程度の洗車で無くなる計算です。
シュアラスター カーシャンプーと1個当たり単価はほぼ同等ですが、コスパは圧倒していますね。
まあ洗浄液を15Lバケツに作るといっても洗浄水と泡の理想的な比率7:3と考えると実際の水道水の量は10.5L程度なので、キャップ1杯でちょうど良い感じですけどw

どちらのシャンプーも泡立ちが良いので、ジェットノズルで泡立てるとついつい泡ばかりになってしまうので要注意。
泡はあくまでもボディと洗車スポンジの間の潤滑材であって、汚れの洗浄自体は泡の下にある洗浄水を使ってあげるのが大事です。
ハンドリングの良い手の平サイズのスポンジに洗浄水をヒタヒタに含ませてボディの上を滑らせてあげれば、摩擦もなく泥汚れもスッキリ落ちてくれますね。

家庭用の食器洗い洗剤がコスパ最強!という話もよく聞きますが、たしかにこの手の洗剤は油汚れの洗浄に特化しているので総合的な洗浄力は高いと感じますが、洗浄後の泡切れに若干難があって洗い流しに余計な水道水がかかってしまったり、その油洗浄効果によって未塗装樹脂パーツなどの油分を剥がして白っぽくしてしまったりします。
特にタイヤなどの場合はせっかくゴムに含まれている油分を奪ってしまい、タイヤの劣化を早めてしまう事にもなるので、僕はコスパに目を瞑り利用していませんw

水垢が落とせるシャンプーなんていうものもありますが、製品の仕様を確認すると液性がアルカリ性のものが多く、ウォータースポットを化学変化を利用して溶かしてから研磨剤で物理的に汚れを擦り落とす仕組みです。
特にガラスコート施工車だと上塗りのレジン層は結構持っていかれちゃうんじゃないかと思います。
そもそも水垢は中性洗剤では落ちないので、やはり水垢専用の酸性ウォータースポットリムーバーで地道に化学変化で落とすしかないですね。(最悪は研磨ですが敷居が高いよね)

あと、高速走った時に付いちゃう虫汚れなども無理に中性洗剤で擦り落とすのではなく専用のアルカリ性リムーバーで溶かし落とす方がいいと思います。
僕はコチラを使っています。

余談ですが、水垢落としについては僕は通常コチラを使っています。
納車後2年の昨年10月に施工した記事も整備手帳にあげたのでご参考まで。
詳細はまた次のブログの機会に取り上げようと思います。

結局シャンプー洗車というのは、ガラスコーティングされた表面の汚れを定期的にやってあげれば、普通の車用中性洗剤で十分という結論になります。
毎日洗車すればそれはキレイを保てるけど現実的ではないし、激しく汚れたりしなければ月1回ペースで十分なんじゃないかと思います。
そもそも無機質なガラスコート自体に強い撥水性があるわけではなく、その表面にオーバーコートされているレジン系の撥水層によって撥水しているわけなので、そこはどうしても経年劣化で剥がれていく宿命にあり、それはそのガラスコートに付属しているメンテナンス材で補完して延命してあげるか、簡易ガラス系コーティング剤の犠牲被膜で1か月程度維持していくのが現状ですね。

しかし洗車沼には要注意です。
>>Vol.1【水】編
>>Vol.2【道具】編
>>Vol.3【保全】編
Posted at 2023/02/01 22:10:02

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