よくよく考えたら神社巡りも春に訪れた真清田神社以来やってなかったことに気づきました。

それでは死国の旅で最初に訪れた伊予国一宮大山祇神社です。

場所は愛媛県大三島。

まず四国本島ではないことに驚きですね。


御祭神は大山祇神。

全国的には山の神様として、山に近い地域で祀られてますね。

日本神話だとスサノオの奥さんクシナダヒメのおじいちゃん、天孫ニニギの奥さんコノハナサクヤヒメのお父さんとして有名です。

ニニギの話だとコノハナサクヤヒメに一目惚れしたニニギが求婚し、大山祇もアマテラスの孫であるニニギを歓迎し姉のイワナガヒメも一緒に嫁にと差し出しますが、ニニギがブサイクだからいらないと拒否。

それに怒った大山祇が本来寿命のない天津神であるニニギに呪いをかけ限りある命にしてしまったことが日本神話での一番の見せ場ですね。



立派な門もさることながら敷地面積が広いんですよね。



日本総鎮守　大山祇大明神とあります。

大山祇は山の神だけでなく、海の神、地の神として日本国民の総氏神として見守る神様らしいです。

そしてこの地に鎮められたのは神武天皇東征の際の出来事らしいです。

ということは2300年以上前に鎮座されたことになります。


この通り広いんですよ。

そして自然に囲まれた落ち着いた場所です。


全体的に大きな楠が多いんですが、自分はこのもみの木が目に止まりました。

山の神さまぽいなあと。


神門をくぐり


拝殿へ。

早朝ということもあって掃除の最中でした。




こういう赤い摂社を見ると西日本だなあと感じます。



この金属ぽいもの全て小銭です。

1円玉10円だけでなく100円玉も多々ありました。

これが都市部なら確実泥棒されてますけど、されない部分に信仰の深さを感じますね。


久しぶりに諏訪大社以外で御朱印を授かりました。

早朝だったのもありますが非常に穏やかで落ち着ける神社でした。

やっぱり神社巡りいいな！