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まとめ記事(コンテンツ)
より3さん
2021/05/04
神社シリーズその73「出雲大社」~大国主伝説を巡る旅Part2~
続いて出雲大社に行きます。
稲佐の浜で国譲りを了承した大国主命はその代わりに天にも届く高い神殿を要求し、それがこの出雲大社の原型となりました。
メディアでも紹介されたように、実際にその神殿の柱が出土し話題になりましたよね。
現在残っていたら物凄いパワースポットになってますね。
このことについて、前から疑問だったことがあります。
いくら出雲の国との交換条件だとしても支配した国のためにこんなに立派な神殿を作り、しかも現在まで大事にするものでしょうか?
敬意を払っているというよりは負い目や恐れを感じてしまいます。
大国主の後に統治した出雲国造とは天穂日命(アメノホヒノミコト)を祖先とする千家家で出雲大社の代々祭祀を司っており、近年皇族の方との結婚があったりと天皇家と深いつながりがあります。こうまでして出雲大社=大国主命に尽くすわけとは・・・
出雲大社の参道は下り参道。通常は登るか水平です。
大社へ参拝する前にこの祓社にてお清めを行うのが基本です。
この祓社は大神神社にもあります。こういう2重のお清め方法も独特。
(一つは手水舎)
参道の右側に広場がありその先に鳥居があります。
前に来た時に気になっていたので、今回行ってみました。
説明によると摂社ではなく、大国主の住居を作るための道具を埋めて奉納した場所なんだそうです。出雲大社の別名「杵築大社」の語源。
隙間からじゃ本殿は見えませんね。
本殿の前に楼門があり、これまた本殿全体は見えません。
横からでは屋根しか見えません。
写真ではわかりにくいですが、とにかく桁違いに巨大です。
この本殿の中で、大国主命はなぜか正面ではなく横向きに座られているのだそうです。
境内の東西にある十九社。神様の泊る場所です。今は無柱です。
本殿の両脇に3つの社があり、大国主命の正妻の「スセリビメ」と一度目の復活に力を貸した「サキガイヒメノミコト」と「ウムガイヒメノミコト」の2女神、そしてもう一人の妻の「タギリヒメ」(宗像三女神の長女タゴリヒメとも呼ばれる)が祀られハーレム状態。
あっ! つい手がシャッターを! 絵になりますねー。白と赤が鮮やかに映えます。
さて、ここまで出雲大社を見てきましたが、何か気づきませんでした?
1.下り参道
2.祓社での二重のお清め
3.御祭神が横に向かされている
4.周りを女神に囲まれ骨抜き状態
そして最後は参道の直線状にない本殿入口です。
境内の案内図は、
このように直線上にあるかの如く書かれていますが実際は
左にずれています。参道がわずかに曲がっているのがわかりますよね。
昔は参道も横から入ってくる形だったそうです。
なんか「スサノオノミコト」の祀り方と似ていませんか?
殺してしまったスサノオノミコトが祟り神にならないよう封印してるのと同じく、オオクニヌシノミコトも最終的に殺され祟り神にならないよう封印されているのではないでしょうか?
神話では穏便に国譲りがされているように書かれていますが、実際は虐殺や長い戦いがあったに違いありません。国譲りまでに何柱も神が来ていることがその証拠だと思います。そう考えると、この強力な怨霊神を鎮めるために厳重に封印し壮大な社殿を建て高貴な方たちが祈りを捧げているのでは・・・と妄想します。
日本が一つにまとまるために必要な犠牲だったかもしれませんが、大国主の伝説を巡ってきた私には切なく思えました。
などと妄想しながらも、しっかりとお土産を買ってしまう私なのです。
このお饅頭は私の一押しです。「俵まんぢゅう
福岡の「通りもん饅頭」を抜いて一位ではないかと!
下の白いのは「美保神社参拝記念饅頭」です。こちらも美味かったね。
皮は山芋で中はこしあんの蒸し饅頭でした。
俵まんぢゅうはカステラのようなふわふわの生地の中に上品な甘さの白あん。
このあんこが絶品で口の中でとろけます!
ぜひ皆さんもご賞味あれ!
あっ あともう一つ番外編があります。それは次回で
では!
Posted at 2021/05/08 23:55:20
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