引き続きC110+で遊んでいます。

ひとつ飛ばしてデータストリームの上から3つ目
「Idle」
ここでシルヴィ・バルタンを思い出すのは70歳以上確定です。
何で一回りも違う私が知っているかというと、レコードでよく聴いていたからです（笑

右写真のようにモニターしている箇所は限定的です。
●Idle-speed integrator
　最初は何だろうと思いましたが、下の項目でピンときました。
　アイドリング時の混合気濃度っぽいです。
●Air adaptation without driving position
　ドライビングポジションがDレンジかな？と一瞬思いましたが、MTの場合はそんなレンジはないはずなので、おそらく3750rpm未満のエンジン回転の際の混合気濃度でしょう。
●Air adaptation with driving position
　こちらが3750rpm以上のエンジン回転の際の混合気濃度だと思われます。
●Air adaptation with A/C conpressor
　これはエアコン動かすと燃費が1.5％悪化するよって事だと思います。

これらはおそらくデフォルト設定値で、ライブ（ストリーム）数値ではないと思います。
リアルな混合気濃度は後で説明する「Oxigen sensor」で出てきます。

上から2つ目
「Oxygen sensor contorol/Mixture」

名前から判る通り、空気とガソリンの混合気濃度をモニターしています。

●oxigen sensor contorol,bank 1
●oxigen sensor contorol,bank 2
　前後2つあるO2センサが働いている事を示しています。

で、このO2センサへの制御命令の規定値が
●oxigen sensor contoroller,bank 1
●oxigen sensor contoroller,bank 2
だと思います。

その下の項目は、次の写真でまとめます。

●Signal,oxigen sensor ,bank 1, befor cat.
●Signal,oxigen sensor ,bank 1, after cat.
●Signal,oxigen sensor ,bank 2, befor cat.
●Signal,oxigen sensor ,bank 2, after cat.
これはO2センサの電圧。CAT.はキャタライザー（触媒）の事でしょうから、触媒前のO2センサと触媒後のO2センサへの電圧だと理解しました。

私はO2センサを交換した事がないのですが、聞くところによればエキマニの下と排気管途中にあるそうですので、合致していると思います。

できれば交換したくないパーツですね、特にエキマニ下のほう（笑

●Adaptation, mixture, additive, bank 1
●Adaptation, mixture, additive, bank 2
　これは各バンクに流入する混合気の流速みたいです。
続いて
●Adaptation, mixture, bank 1,multiplicative
●Adaptation, mixture, bank 2,multiplicative
　コレが現在リアルな混合気濃度。
　前後のバンクで微妙に異なっていますが、「その1」で説明した2つのスロットルの経路から致し方ないか、と思います。
ちなみにひと昔前にさかんに言われていた理論空燃比14.64の場合6.8％です。
今やリーンバーン燃焼が当たり前、より薄く希薄な混合気が主流らしいのでマダーム姉さんに省エネとか節約とか求める事自体が野暮なのでしょう（泣

同じような写真ばかり続いてスイマセン。いや謝る必要はないか、自分のための備忘録ですんで（汗

いよいよ「Smooth running values」です。
これは取り出すという動詞としてのスムースっぽいですね。
並んでいるのは各シリンダーのコイル電圧のようです。
※2/2ページは6番シリンダーの電圧のみなので省いています

ちょっとバラけてますね、特に1番。

ある事をしたら、1番シリンダーの電圧が劇的に安定しました。
矢印のところで押しました。

心なしかエンジンの回り方もスマートになったような・・・・・（汗

答えはコレです。

・・・・エアコン・ON♪

Dラー営業マンはよく「冬場もエアコンONにしたほうが、冷媒配管にもいいしガスも長持ちしますよ」と常套句のように勧めてきますが、ガスはともかくコイル電圧には効果てき面でした。

・・・・かといって、冬場に常時エアコンONするわけではないですが（笑
ほら、さっき1.5％燃費が悪化するって知っちゃいましたし。

次は「States」です。

文字通り車両の現況を示している項目です。（センサ類以外）

右写真の上から
●Engine idle
　アイドル制御してるって事？
●Engine part load
●Engine full load
　これはエンジンの負荷制御と直訳できますが、何のことでしょう（汗
●Brake test switch
●Brake light switch
●Clutch
　どうすればアクティブになるのか不明です。無理にしないけど（笑
●Overrun cutoff
●Overrun
　サッパリ判りませんね。。。
●CAN bus CAN
　コレはググったら答えが！
　CANバスシステムと呼ばれる制御系パーツの連携技術らしいです。
●Transmission intervention
●Selecter lever setting
　トランスミッションは動かせる状態で、今現在P-Nポジションです、でしょう。
●Over temperature status for instrument cluster
　計器類の過熱がどーした？？？
　判りませんね。
●ASC intervention
●Cruise control
ASCは作動中ではない、クルコンは非搭載ですね。
●Switch, air conditioning system
●Request, A/C conpresser
　またエアコンOFFにしたね？スイッチ切ってるし、コンプレッサも動いてないよ。です（笑
●Coding checksum
　ECU（DME)が各パーツへコードを割り当てたりデータを収集したりして比較し、エラーを監視するシステムの事らしく・・・・
不正なエラーはゼロカウント！
という事みたいです。

あぁ、良かった。

TEMPOMATの項目ですが、サパ～リ判りません。

ググってもクルーズコントロールの事が多めに出てくるので、Not active で正解なのかも。
ちなみに一番上の
●Hard off (by brake,fault or similar)
はブレーキとかハードの部分では故障してないよ、という事でしょうか。

要らない情報としてアメリカでは
「Hard off」 はインポテンツ（ふにゃ〇ン）を意味するようです（爆

おっとまたページが！

気が向いたらその3をマトメマス。