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まとめ記事(コンテンツ)
スケバンは確かに存在した!

以下、9つの掟(おきて)を言うから有り難く聞くように!!
【其の1】ツッパル相手は選びな。
突っ張り棒は、突っ張り棒のキャップと壁との摩擦力が大きいほど強度が増します。摩擦力を高めるために凸凹がない平らな壁に取り付けしてください。土壁や凸凹が多い壁は摩擦力が落ちてしまい、取り付けても規定の強度が出ない恐れがあります。
【其の2】限界までシメろ!
ジャッキ式の突っ張り棒は、先端が錐状に尖った「長さ固定ネジ」をパイプに貫通させて、2本のパイプを固定する仕組みになっています。長さ固定ネジがパイプに貫通していないと、突っ張る力でパイプが内側に滑り込んでしまう恐れがあります。なので、長さ固定ネジは根本が見えなくなるまで締めて、しっかり貫通させてください。
【其の3】どっちが上か教えてやろうか。
突っ張り棒のキャップは四角いキャップの場合、上下があります。出っ張りが短い部分を上にするのが正解です。下の部分が長いことで、使用後にパイプがたわみ壁と突っ張り棒のキャップとの間に隙間が生まれても接地面が残り、落下しづらくなる効果があります。
【其の4】押忍
バネ式の突っ張り棒は、まず取り付けたい長さより数センチ長めにサイズを調節します。そのうえで細いパイプ側のキャップを壁に押し当てて取り付けたい隙間に押し込むように取り付けます。パイプを回しながら取り付けすると、内蔵されたバネの反発力が生かされず取り付けが弱くなる上、バネを破損させてしまう可能性があるのでやってはいけません。
【其の5】ななめんなよ。
突っ張り棒のキャップと壁の間に隙間ができないために、突っ張り棒は床と水平に取り付けてください。隙間ができると壁とキャップの摩擦力が十分に生まれず、落下してしまう恐れがあります。
【其の6】ツッパリはいざという時に頼りになるのさ。
突っ張り式の家具固定具はネジ釘いらずで災害時の被害を軽減してくれる頼れるアイテムです。正しく使って、大切な家族や自分自身の命を守りましょう。
【其の7】間に何か挟むと厄介なことになるんだよ!
突っ張り棒の強度を高めるために、間に何か挟まれる方がいますが、これは逆効果です。突っ張り棒は壁と突っ張り棒のキャップの摩擦力が最大になるように設計されています。間に何か挟むと、かえって摩擦力が落ちて滑り落ちやすくなります。
【其の8】ツッパリが足りねーから落ちたじゃねーかよ。
突っ張り棒はネジ釘いらずで取り付けられる便利さが魅力です。一方で、取り付ける壁の状態や使用する長さによって強度が変わってしまいます。なのでお客様ご自身で日頃から突っ張る力が弱くなっていないか、棒や壁の状態を数ヶ月に1回は確認していただき、場合によってはジャッキの締め直しをしたり取り付ける場所を見直して頂きたいです。こうすることで「突然落ちる」というショックを回避できます。
【其の9】背負っているものの重さが違うんだよ。
突っ張り棒には使用に際して守っていただきたい「耐荷重」が決まっています。規定の耐荷重以上の重さを掛けるとパイプのたわみが大きくなったり、突っ張り棒のキャップと壁の摩擦が重力に耐えられなくなったりして、結果突っ張ることができなくなって落下してしまいます。
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